時間がないときにも手軽に調理ができて食べやすいのが「うどん」です。乾麺にチルド、冷凍のうどんなど、いろんなタイプがあります。
食べ方もバラエティ豊か。温かいお汁で食べる定番から、冷たいうどん、ぶっかけうどん、釜揚げに焼きうどん、アレンジ麺まで、うどん料理はレパートリーが広いのが特徴です。
今回は、暮らしニスタのレシピから、うどんのアレンジレシピを25品厳選してご紹介します。基本のレシピや本格的な味、「こんな食べ方あるの!?」という変わり種など、必見です。どれも手軽に作れるので、ぜひお試しください。
定番の温かいうどんレシピ
うどんといえば、温かい汁でいただくうどんがまず浮かびます。基本ともいえる「温かいうどん」のレシピをピックアップしました。
豚バラたっぷり!白だしと柚子胡椒が決め手の肉うどん
白だしと柚子胡椒を合わせた麺つゆがじんわり美味しい肉うどん。脂が多めの豚バラも柚子胡椒でさっぱり食べられます。材料は、うどんと豚バラ、ねぎ、白だし、柚子胡椒だけ。作り方も簡単で、いつでもササっと調理ができます。
冷凍うどんで作る「納豆とろろ高菜漬けうどん」
冷凍うどんを茹でて器に盛り、とろろ、納豆、ねぎ、高菜漬けをのせます。最後に白だしで作っただし汁をかけたら出来上がり。白髪ねぎやカイワレ大根をお好みでトッピングして食べてみてください。温泉卵をのせても絶対美味しい!手軽なので、バタバタしがちな昼食にもぴったりです。
スープの素で味を整えた油揚げとわかめのうどん
インスタントのうどんスープの素で作る温かいうどん。具材は油揚げ、ワカメ、なると、ねぎ、というシンプルなもの。油揚げを使っているので、「きつねうどん?」と思う人もいますが、ちょっと違います。このレシピでは、油揚げに柚子胡椒を塗るのがポイント。油揚げはこんがり焼いて香ばしく、柚子胡椒によって味が引き締まります。インスタントで作ったとは思えない美味しいうどんに仕上がります。
短時間で出来上がる子どもにも人気の「ニラたまあんかけ」
うどんはすぐに手軽に作れて重宝しますが、どうしてもワンパターンになりがち。そんなときにおすすめは、「ニラたまあんかけ」です。卵とニラ、かに風味のかまぼこという、冷蔵庫にある食材で作れるレシピ。ふわふわの卵やあんかけは食べやすく、子どもも食が進みます。お好みでブラックペッパーを振って食べてみてください。
5分でできるスピードメニュー!アツアツで美味しい「あんかけ卵とじうどん」
冷凍うどんとインスタントのスープの素を使った、簡単なあんかけうどん。電子レンジで加熱したうどんに、熱々の卵あんかけをかけ、柴漬けとネギを添えます。しば漬けの塩けと食感がいいアクセントになり、ペロリと食べられそうです。
釜玉うどんも要チェック!甘辛そぼろをのせた釜玉うどん
釜玉うどんも忘れてはいけません。作り方はとても楽ちん。卵と醤油、ごま油を混ぜ合わせ、電子レンジで加熱したうどんをよく和えます。器に盛り、甘辛く仕上げた挽肉をのせて水菜を添えたら出来上がりです。そぼろを作り置きしておけば、いつでもすぐに作って食べられます。
冷えた体も温まる、すき焼きみたいなあったかうどん
ツルッと食べやすいシンプルな肉うどんを紹介します。鍋に玉ねぎを入れて醤油や砂糖で煮込み、さらに牛肉を加えて煮ます。うどんに温かい汁をかけ、牛肉と玉ねぎをかけたらできあがり。お肉の味わいはすき焼きのよう。夏は冷房で冷えた体に、冬の寒い日に、温かい肉うどんが染み入ります。
暑い季節に食べたくなる「冷たいうどん」
暑い時期はどうしても食欲が落ちやすく、コンロの前に立って手の込んだ料理は作りたくないものです。そんななかで、夏におすすめなのが冷たいうどんです。野菜やたんぱく質を一緒に摂れる栄養たっぷりの一皿を集めました。
簡単で絶品!野菜たっぷりのサラダうどん
レタスにトマト、きゅうり、みょうがを切って、うどんにのせます。そこにしゃぶしゃぶした豚肉をのせ、ポン酢とタレをかけていただきます。野菜たっぷりで、まさにサラダうどん。冷蔵庫にある野菜でアレンジして作ってみてください。
冷たくて美味しい「鮭の冷やし茶漬けうどん」
お茶漬け風のスープは、緑茶のほどよい渋みと、だしの味がベストマッチ!さらに柚子胡椒を添えることで、味にパンチが加わりました。暑くて食欲がない日でも、これならサラッと食べられます。
トマトとツナマヨの冷たいうどん
トマトときゅうりの夏野菜に、ツナ、マヨネーズというおうちにある材料で作れる一皿。電子レンジで加熱し、流水で流して冷やして水気を切っておきます。トマトときゅうり、ツナをのせ、麺つゆをかけて最後にマヨネーズをトッピングしたら出来上がりです。
手に入りやすいレモンを活用!「レモンぶっかけうどん」
「すだち麺」が人気のように、うどんには酸味もよく合います。こちらで紹介するのは、手に入りやすい「レモン」を使ったぶっかけうどん。冷たいうどんに、レモン、すりおろした生姜、鰹節、薬味、ごまをのせ、汁をかけていただきます。レモンの爽やかな味が夏にぴったり。
ボリューム満点!豚しゃぶとオクラ、温玉をのせたぶっかけうどん
疲れて料理をする気力がない日や、夏バテのときにおすすめなのが、お肉たっぷりで卵ものったぶっかけうどんです。冷凍うどんをゆでて冷やし、薄切りの豚肉をしゃぶしゃぶして冷やします。うどんに豚肉をのせ、オクラ、温玉、ゴマ、麺つゆをかけたら出来上がり。食欲が落ちている日も、さっぱり食べられるのでおすすめです。
冷たいうどんをつけ汁で食べる「つけ麺風うどん」
冷たいうどんをつけ汁で食べるのもおすすめ。豚コマ肉と長ねぎ、舞茸で作ったつけ汁で、つけ麺のようにうどんが食べられます。暑い日は、つけ汁を冷ましてから食べるのもアリ!
「焼きうどん」のレシピもバリエーション豊富
もちもちとした麺が美味しく、野菜や肉などの具材をたっぷり食べられる焼きうどん。醤油やオイスターソース、ケチャップなど、調味料の使い方次第で和風にも中華風にも洋風にも変わります。うどんや具材をフライパンで炒めるだけというシンプルな調理手順ですが、多彩で奥が深い焼きうどんをぜひお試しください。
具だくさんでシンプルな焼きうどん
ピーマン、玉ねぎ、にんじんに、豚ロースで作る焼きうどん。フライパンで具を炒め、うどんを入れたら味醂(みりん)を注いでほぐしながら再度炒めるのがポイント。最後に醤油で味を整えたらできあがり。きのこやキャベツなど、おうちにある野菜を入れて作れる定番レシピです。
甜麺醤が味の決め手!「肉味噌焼きうどん」
甜麺醤の甘い味噌の味わいが、豚肉とニラ、うどんに絡んだ中華風焼きうどん。香りから食欲を刺激します。材料は、うどんと豚ひき肉、ニラ、生姜、にんにく。オリーブオイルで炒め、甜麺醤などの調味料で味を整えます。最後にごま油で香り付けをしたらできあがり。目玉焼きをのせれば、目にも鮮やかでさらに美味しくいただけます。
オイスターソースで味付けをしたもっちもっちの焼きうどん
牛タンが主役の焼きうどんは、オイスターソースとレモン果汁で味付けをして作ります。実は野菜もたっぷり摂れる一皿。白菜とにんじんを一緒に炒め、最後にブロッコリーを飾ります。鮮やかな色合いで見た目からも食欲を誘います。
うどんでナポリタンも美味しい
パスタで作るナポリタンは、うどんでも作ることができます。ベーコン、玉ねぎ、ピーマンを炒めてケチャップを加え、さらにうどんを加えてよく絡めます。お皿に盛ったら、最後にチーズをふりかけ、バジルを飾って完成。もっちりとしたうどんの麺は、ケチャップとの相性も抜群です。
夏野菜をたっぷり使ったにんにく醤油の焼きうどん
豚バラを、ズッキーニととうもろこしの夏野菜と一緒に炒めて作る夏の焼きうどん。にんにく、醤油、みりんを使って味をつけ、仕上げにフライドガーリックやフライドオニオン、胡椒をかけていただきます。食欲をそそる香りとたっぷりの具材で大満足な一皿。暑い夏は、しっかり食べてスタミナをつけて乗り切りましょう。
洋風にもエスニックにもアレンジが楽しい簡単うどんレシピ
うどんは、和風にも洋風にも合うので、いろんな味で楽しめるのが魅力です。手順が簡単で、楽にアレンジできるレシピを集めました。
混ぜるだけの簡単!紫蘇と明太子のうどん
うどんを鍋でゆでてザルにあけ、再び鍋にうどんを戻し、明太子、オリーブオイル、醤油、バターを混ぜて和えます。器に盛って炒りごまを散らし、紫蘇をのせたら出来上がりです。バター醤油と明太子の相性は抜群で、爽やかな香りと味わいの紫蘇もマッチ。やみつきになる味です。
包丁いらず&レンチンで出来上がる「さばキムチうどん」
耐熱容器に、冷凍うどんともやし、ニラ、キムチ、さば缶を汁ごと入れ、めんつゆをかけます。ラップをして電子レンジで加熱するだけの簡単レシピです。ごま油をかけたら出来上がり。ひとりご飯にぴったりで、お腹にもしっかりたまります。
レトルトソースで作っちゃおう!「カルボナーラ力うどん」
市販のパスタソースを使った、カルボナーラうどん。お餅を加えて力うどんでいただきます。うどんと切り餅をゆで、温めたカルボナーラソースと和えるだけ。卵黄をのせれば、気分もあがります。
エスニック風に仕上げた豆乳を使った坦々うどん
白だしと豆乳に練りごまを混ぜ込んだスープでいただく坦々うどん。フライパンで、鶏肉(鶏むねひき肉)とパクチーを、にんにく、しょうが、白ごま、ごま油で炒めます。うどんにスープをかけて炒めた具をのせます。ラー油をかけ、パクチーを添えたら出来上がり。エスクニック風味が効いた一皿は、食欲がない日にもぴったり。
混ぜて煮るだけ♪「ミルクカレーうどん」
うどん、ほうれん草、カニカマ、牛乳、麺つゆ、カレー粉、水をひとつの鍋に入れて煮るだけ。とても簡単なレシピです。カレー粉と牛乳によって、スパイシーでミルキーなサラサラ系のカレーうどんに仕上がります。
うどんのレシピは奥深い!
うどんのアレンジレシピは、まだまだ出てきます。例えば、うどんを使った「油そば」。タレに辣油や酢などの調味料を加え、うどんに絡めていただきます。海苔やメンマをトッピングしてもきっと美味しいでしょう。最後のご紹介するのは、うどんのおやつ。ぜひいろんなうどんレシピを試してみてください。
カリカリ甘いうどんのかりんとう
うどんを食べやすい長さに切って粉をふり、190度の油で揚げて作ります。熱いうちに砂糖をまぶしたら、うどんの「かりんとう」の出来上がり。キャラメルソースやチョコをかけても美味しい!おやつにどうぞ!
うどんでドーナツも作れちゃう!
うどんとドーナッツを掛け合わせたハイブリッドなスイーツが人気。うどんとホットケーキミックスを使って作るネジネジなドーナツレシピを紹介します。シナモンやきなこなど、好きな味わいで楽しめます。うどんを丸めて揚げて、お団子のようにして食べるのもおすすめ。
温かいうどんや冷たいうどん、アレンジうどんからおやつまで!毎日でも食べ飽きない程、レパートリーを増やせるうどん。ぜひ作ってみてください!
まとめ・文/暮らしニスタ編集部
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