ふわふわでトロトロのフレンチトースト。カフェのメニューにもある本格的な味わいを、おうちでも簡単に作れたら嬉しいですよね。
フレンチトーストは、食パンや卵、牛乳など、おうちにある食材で作れるのが魅力。余った食パンや冷凍パンを使っても、あっという間に美味しく仕上げることができます。
今回は、フレンチトーストの王道レシピから、アレンジレシピ、しょっぱい系まで、暮らしニスタに届いたレシピをたっぷりご紹介します。
食パンで気軽に作る王道のフレンチトースト
おうちでフレンチトーストを作るとき、作りやすいのはなんといっても「食パン」です。冷蔵庫にある材料でシンプルな手順で作れる王道レシピを紹介します。
食パンにじゅわ〜っと卵液がしみたフレンチトースト
卵と牛乳、砂糖を加えて卵液を作り、6枚切りの食パンを投入します。浸す時間は10分ほど。フライパンにバターを熱し、こんがり焼いたら出来上がり。メープルシロップをかけていただきます。これなら忙しい朝にも作れそうですね。
一晩漬け込むことで固くなった食パンがふわふわに♡
食べきれなくてちょっと固くなった食パンも、卵液にじっくり浸せば美味しいフレンチトーストに変身!前日の夜に卵液を作り、食パンを漬け込んで保存しておけば、翌朝は焼くだけでOK。パンに卵液が染み込んで、しっとりジューシーに仕上がります。こちらのレシピでは、バターなしでオリーブオイルを使用。お好みでハチミツやメープルシロップをかけてどうぞ!
「パン耳」だけで大満足!フレンチトースト
食パンの耳を切り落として卵液に浸して作るフレンチトースト。卵液に浸し、バターを塗った耐熱容器に入れてトースターで焼くだけの手軽なレシピ。パンの耳には卵液が染み込み、硬さも気になりません。子どもから高齢の人まで食べやすく、手軽で美味しいおやつとして楽しめます。スティック状で片手でも食べられるのも魅力です。
本家はフランスパン?ふわふわ美味しい本格レシピをお届け
フランスパンはもともと硬いうえ、すぐに食べないとすぐにカチカチになってしまいます。そんなフランスパンを、ふわふわ&とろとろで食べられるのがフレンチトースト。ホテルやカフェで食べる本格的な味をおうちでも再現できるレシピを紹介します。
卵液に12時間寝かせればとろとろの仕上がりに!
5cmほどの厚みのフランスパンが、とろとろふわふわに仕上がるフレンチトーストレシピ。厚みがある分、卵液にじっくり浸けるのがポイントです。ラップをして冷蔵庫で3時間ほどおき、ひっくり返して両面をじっくり漬け込みます。12時間ほど寝かせると、卵液はフランスパンに染み込んでなくなります。こちらのレシピでは、スキレットなどに入れてオーブントースターで焼いて作るスタイル。生クリームやアイス、粉砂糖などをトッピングして、お好みの甘さでどうぞ!
砂糖を使わず、フランスパンの美味しさを活かしたレシピ
美味しいバケットを余らせてしまったとき、ぜひお試しいただきたいのがこちらのレシピです。卵液は卵と牛乳だけを使い、砂糖を使わないのがポイント。甘くしすぎず、フランスパンの美味しさをしっかり味わえるように作ります。卵液にフランスパンを表面・裏面合わせて長めに漬け込むことで、ジューシーな仕上がりに。焼きあがったパンに、バターとメープルシロップをかけてリッチな気分でいただきましょう。
甘くて美味しいフレンチトースレシピ、まだまだあります
フレンチトーストの作り方はとてもシンプル。トッピングやちょっとしたひと手間で、さらに美味しく仕上がります。いろいろなアレンジを見てみましょう。
食パンに板チョコを挟んで作る時短フレンチトースト
なんとこちらは、食パンに板チョコを挟んだフレンチトースト。卵液が染み込んだ風味豊かなフレンチトーストに、チョコレートの甘みが加わった濃厚な味わいが魅力です。食パンは厚めの4枚切りを使います。切り込みを入れて板チョコを挟み、ポリ袋に入れた卵液に浸します。そのまま袋ごと電子レンジで加熱をし、フライパンで焼きます。電子レンジを使うことで、漬け込み時間や焼き時間を短くでき、時短になるんです。アイスを添えればさらに甘〜いフレンチトーストに。熱いコーヒーによく合う一皿です。
卵と牛乳の代わりに「豆乳」で作るアレンジフレンチトースト
通常のフレンチトーストは、卵と牛乳、砂糖を入れた卵液で作るもの。でも、こちらのレシピは、卵と牛乳の代わりに「豆乳」を使います。豆乳に砂糖とバニラエッセンスを混ぜ、食パンを浸して有塩バターで風味豊かに焼き上げたら出来上がり。簡単に作れるいちごソースを添えれば、華やかな一皿に。卵も牛乳も使わない、豆乳で作る変わり種のフレンチトースト、ぜひ一度作ってみては?
チーズケーキみたいなフレンチトースト
卵と牛乳、無糖ヨーグルト、砂糖、レモン果汁、粉チーズを入れた卵液。食パンを浸して冷蔵庫で3時間寝かせることで、卵液が中までしっとり染み込み、チーズケーキみたいな味わいのフレンチトーストに仕上がります。最後に粉糖をかけ、ホイップを添えたら出来上がり。ヨーグルトやレモン、粉チーズを入れるちょっとしたアレンジで、いつものフレンチトーストが違った味わいになりますよ。
甘くない“おかずフレンチトースト”も人気!
フレンチトーストと聞くと、甘い味を思い浮かべますが、ハムやチーズなどを使った「甘くない」フレンチトーストもあるんです。しょっぱい系のおかずフレンチトーストの作り方もチェックしておきましょう。
フレンチトーストとクロックムッシュをかけ合わせたサンドイッチ!
甘いフレンチトーストでサンドしたチーズとハム。甘さとしょっぱさが絶妙です。フレンチトーストとクロックムッシュの中間のような食べ物で、カナダ生まれの「モンティクリスト」というサンドイッチ。外はカリカリ、中はふわふわ、パンの間からは濃厚なチーズが溶け出します。簡単だけどリッチな味わいで、カフェやホテルで食べるモーニングのように優雅な朝食を演出します。
魚肉ソーセージも一緒に漬け込むおつまみ系フレンチトースト
こちらのレシピは、魚肉ソーセージとフランスパンを卵液に一緒に浸す、しょっぱい系のフレンチトースト。砂糖やはちみつ、メープルシロップは使わず、卵と牛乳、バター、胡椒だけで作ります。バターの風味がほんのり広がる味わいと食べやすいサイズ感で、忙しい朝食や間食、おつまみにも最適です。お弁当のおかずにも◎。
とろけるチーズを乗せて蒸し焼きにしていただきます!
甘くない、お酒にもよく合うおつまみのフレンチトースト。卵液には、牛乳のほか、醤油、マヨネーズ、塩を加えているのがポイントです。まずは卵液を作り、4等分にした食パンをじっくり浸します。フライパンを使って中火弱で焼き、裏返して焦げないように焼いていきます。最後にとろけるチーズを乗せて蒸し焼きにしたら出来上がり。醤油が入っているため焦げやすく、火加減を弱火から中火で調節しながら焼きましょう。
食パンやフランスパン以外でも作れるフレンチトースト
フレンチトーストといえば、食パンやフランスパンが主流ですが、他のパンでももちろん作れます。いろんなパンを使ったフレンチトーストをご覧ください。
イングリッシュマフィンでパンケーキ風に
卵液にイングリッシュマフィンを両面染み込ませてフライパンで焼きます。アルミホイルかフライパンの蓋をかぶせ、弱火でゆっくりと両面を焼くのがポイント。焦げ目が付きすぎず、中がふっくら仕上がります。
ベーグルを使っても美味しいフレンチトーストになる
硬い印象のあるベーグルパンも、卵液に浸すことでやわらかくて食べやすいフレンチトーストに。ベーグルは、プレーンだけではなく、味付きのものを使っても◎。このレシピでは、オートミールとレーズンが入ったベーグルを使って作りました。バター、またはマーガリンでこんがり両面を焼き、生クリームとメープルシロップをトッピングしたら出来上がりです。
マフィンで作るお食事系の和風フレンチトースト
卵液は、卵と牛乳に白だしを加えて作ります。マフィンを浸して両面を焼き、最後にしらす干し、ネギ、チーズをのせて蒸し焼きにしたら出来上がり。マフィンに広がる白だしの味わいと、トッッピングのしらすやネギで和風なフレンチトーストに仕上がります。
パン粉で作るふわふわのフレンチトースト
食パンでもフランスパンでも、マフィンでもないフレンチトーストを発見。なんと「パン粉」を使って作ります。ボウルに、パン粉と牛乳、卵、蜂蜜を入れてよく混ぜ合わせ、マーガリンを溶かした卵焼き器に流し入れて両面をよく焼きます。パン粉で作ると、卵液に浸ける時間がいらないので、手軽で時短。ふわふわなフレンチトーストの出来上がりです。
自分だけのオリジナルのフレンチトーストを作ってみよう
食パンやフランスパンで作る王道のフレンチトーストは、手順は簡単で誰でも作ることができます。トッピングにはちみつやメープルシロップ、シナモンをかけたり、アイスクリームやフルーツを添えたり、お好みで自由にアレンジして美味しく食べることができます。甘い系はもちろん、しょっぱい系のフレンチトーストもおすすめ。朝食におやつに、おつまみとしても、さまざまな場面で楽しむことができます。
食パンやフランスパンのほか、マフィンやベーグルなど、色々なパンを使ってみるのも◎。オートミールやお餅活用してフレンチトースト風に楽しむ食べ方もあるようです。
また、卵液に卵白やミルク、生クリーム、ヨーグルトを入れてみるなど、自分だけの配合で美味しさを追求してみるのもいいでしょう。奥深いフレンチトーストをおうちで楽しんでみてください。
まとめ・文/暮らしニスタ編集部
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