和食に加えると味が決まる!と愛用する人の多い「白だし」。
そもそも、どんな調味料かご存知ですか?
白だしは、白しょうゆや薄口しょうゆに鰹・昆布・椎茸などのだし、みりんなどを加えた調味料のこと。
まさに“万能調味料”の白だしですが、種類が多く、どれを選べば良いか迷う人も多いかもしれません。
そこで、「暮らしニスタ」編集部が主婦ユーザーにおすすめの白だし、そして活用アイデアを聞きました!
加えて、白だしを使うなら知っておきたいアレコレもご紹介。
白だしデビューしたい人も、もっとフル活用したい人も必読です!
白だしを活用して、さらに料理上手に!
1978年、愛知県の七福醸造が、白しょうゆにだし汁を加え「白だし」という名称で販売を始めたのが白だしのルーツ。
徐々に様々なメーカーで同種の商品が発売され、ここ数年で一気にメジャーな調味料になりましたね。
とはいえ、今回のアンケートでは、23.1%の方が「白だしは使わない」と答えています。
まだまだ、どこの家庭にも「あって当たり前」の存在ではないのかもしれません。
でも、白だしの使い道は実にバラエティ豊か。
活用できれば、もっともっと料理の幅が広がること、間違いなしです。
白だしの種類いろいろ!選び方のポイントは?
特徴あるたくさんの白だしの中から、どんな基準で選べばいいの?という方へ、選び方のポイントをいくつかの切り口でご紹介します。
“我が家の白だし”を見つけるヒントにしてください。
■使い勝手で選ぶ
せっかく白だしを買うなら、普段の料理で使いやすいものを選びたいもの。
他のだしと同様、大きく分けると液体タイプと粉末タイプに分けられます。
【液体タイプ】
白だしの主流は液体タイプ。瓶やペットボトル、パックなどに入っています。
希釈して調理に使ったり、食卓でしょうゆのように直接料理にかけて使うことができます。
注意点としては、粉末タイプに比べると保存期間が短いこと。
開封後は冷蔵庫で保管するのがベストです。
【粉末タイプ】
1回分が個包装になっているので、使いやすいのがメリット。
また、液体タイプと比べて保存期間が長いのは、助かると感じる人も多いのでは。
ベタつかないので、おにぎりの下味などにも便利です。
美味しい白だしランキング!
「白だし」とつく商品はたくさんあります。
原材料やこだわりポイントなどが異なり、それぞれ個性があります。
商品ラベルを見比べるのもアリですが、すでに使っている人の声を頼りにするのもおすすめ。
主婦の皆さんが選ぶ「美味しい白だしランキング」も、ぜひ参考にしてください!
10位
「茅乃舎だし」のうまみを基本に、本枯れ鰹節、宗田鰹節、焼きあごの風味を足した贅沢な白だしです。下味には薄口しょうゆ 、自社製あご魚醤を使用しました。便利な濃縮タイプ。お湯で薄めるだけで、鰹の香りが豊かに広がるお吸い物が出来上がります。
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〈みんなの口コミ〉
「上品な出汁で素材を引き立ててくれます」(なおさん)
「優しい味がします。料理に色をつけたくない時使います」(はるかママさん)
「浅漬けが簡単に、美味しくできる」(Licaさん)
9位
しょうゆとだし、甘みを絶妙なバランスで組み合わせた「本格料理だし」。ミツカン独自の「香味三段製法」で、鰹だしの香りと旨味をしっかり引き出しました。これ1本あれば、八方いろいろな料理の味のベースとして大活躍します。
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〈みんなの口コミ〉
「色をつけたくなくて、味をしっかりつけたいときに」(かよママさん)
「だしの風味がよく、色々な料理に使える」(もふふわさん)
「肉じゃがに使うと色が鮮やかに出来上がるので、おすすめです。おしょうゆは足しません」(さくらさん)
8位
昆布と鰹の合わせだしに、地鶏からとった鶏ガラのコクを加えた白だしです。プロの料理人が使用する業務用商品と同じ味に仕上げています。500mLという大きすぎないサイズ感と、ペットボトルという扱いやすさも、ファンが多いポイントのひとつです。
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〈みんなの口コミ〉
「お吸い物にした時、一番美味しく感じるのがコレ」(じゅんちゃんさん)
「お値段もお手頃だし、ちょっとプラスするだけで美味しくなる」(ぷりんは栄養たっぷりんさん)
「マヨネーズと混ぜてドレッシングとしてサラダに使うのがおすすめ」(からあげビールさん)
7位
こちらは、吟味した鰹節と煮干しからとった一番だしに、本醸造白しょうゆを加えて仕上げた白だし。色も薄く、素材本来の色や味、香りを引き立ててくれます。やや甘さ控えめなので調味しやすいと、プラスの評価が多い1本です。
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〈みんなの口コミ〉
「コクがあって、なんにでも合う。1種類で味が決まる」(エラコさん)
「スーパーで手軽に入手できて、味も良い」(cesarioさん)
「本格的な味。チューブは使いやすい」(びんごさん)
「唐揚げの下味につけるとおいしい」(baronさん)
6位
兵庫県の老舗調味料メーカー・ヒガシマルの白だしが6位。鰹と昆布の合わせだしに、うさめ節(うるめ節、さば節、めじか節(宗田鰹節))をブレンド。さらに、まぐろ節も加え、上品でまろやかな白だしを追求しました。淡口しょうゆの原料は国産100%です。
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〈みんなの口コミ〉
「友人に勧められて、おいしかったから。それ以来使ってます」(グリケットさん)
「味や色が濃すぎず、上品な風味がおいしいです」(ちゃみさん)
「しょうゆの代わりによく料理に入れます」(かな華さん)
「塩の代わりに使います」(シェフさん)
5位
1861年創業の調味料メーカー・フンドーキンの白だし。鰹枯節、さば枯節、鰹節から抽出しただしをブレンド。「万能調味料」として活躍します。白しょうゆには国産原料を使用。簡単にプロの味に仕上がる!と頼りにする声がたくさんです。
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〈みんなの口コミ〉
「九州出身なので。甘めのしょうゆが好みの方にはいいかなと思います」(Satominさん)
「お吸い物、鍋料理、茶碗蒸し、炊き込みご飯、うどんなど、和食を作る際によく使います」(中晩柑さん)
「フンドーキンのある臼杵市で生まれ育ったので馴染みのある味」(きららMさん)
「業務用サイズがあるのが便利」(おいでさん)
「唐揚げをつくるときにまず、白だしにつけてから揚げます」(団子3兄弟さん)
4位
国内産の鰹節、さば節、そうだ鰹節のブレンドだしに、北海道産の昆布だしを合わせた風味豊かな白だしです。甘さ控えめで、素材の色も変わりにくく、普段の料理に使いやすいと人気です。大きさも3タイプあり、使う頻度によって選べる点も魅力です。
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〈みんなの口コミ〉
「お吸い物を作る時に使います。旨味とコクがあって美味しくできますよ」(azuazuさん)
「お手頃価格のものの中で原材料が1番シンプルだから」(emicombさん)
「味が調っていて使いやすい」(のりこさん)
「和風の煮物など全般に使用します」(green_appleさん)
3位
明治26年創業のしょうゆ 蔵が原点の総合食品メーカー・久原本家の白だしは、焼きあごだし(とびうお)二段仕込み製法で仕上げています。うるめいわし節やさば節、昆布エキスをもプラス。自社製のあご魚醤が、さらに奥深さをアップさせています。
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〈みんなの口コミ〉
「味がまろやかで好きです」(nananamamさん)
「あごの優しいだしの味が大好きなので。炊飯器に好きな具材と白だし、しょうゆ 、生姜を入れ炊き込みご飯にしています」(ミントさん)
「とても深みのあるお出汁で、雑味がないように思います。お味噌汁の隠し味に」(chiekoさん)
「自然の素材の旨みがある。塩気が強くない」(yukoさん)
「煮物にも使うがスープのベースにしている、和風はもちろんのこと、洋風にもエスニックにもとても良い」(篠山さん)
2位
昆布だしを中心に、鰹節、さば節などをバランスよく配合しました。クセがなくまろやかで澄んだ味わいと、素材の色を生かせる上品なうす色が特徴の濃縮つゆです。昆布の旨味成分・グルタミン酸が他の食材の味を引き出す「味の相乗効果」で、どんな料理も美味しく決まります。
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〈みんなの口コミ〉
「関西風の薄い色の煮物に使うのがメインだが、納豆のたれや、冷奴にしょうゆ がわりに使うことも。白身魚の刺し身には、しょうゆ よりもこちらの方が合う場合も多い」(stray-sheepさん)
「風味があってコスパもよい」(びんごさん)
「お肉の下味、煮込み料理、ドレッシングに使用してます」(吉村ルネさん)
1位
今回のアンケート調査で、人気の白だし、堂々1位に輝いたのは、ヤマキの「割烹白だし」でした!鰹節を削ったその場でだしを取り、鰹節本来の味を閉じ込めることにこだわった一品です。まろやかな風味と程よい塩加減が、どんな料理も美味しくしてくれると人気。アンケートでは、35%以上の人が「我が家はこの味!」と選んだ、まさに白だしの定番です。
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〈みんなの口コミ〉
「リーズナブルだけど美味しい」(クプクプさん)
「どのお店でも買えてだし感、塩味、甘味の味のバランスがいい」(たいやきさん)
「シンプルなムニエル(我が家では鮭や鱈が多いです)に白だしを少しプラスするとバターとの相性が良く美味しく仕上がります」(kaanaさん)
「美味しいし、ホームページに活用法がたくさんあってわかりやすい」(あんこさん)
「これ一つで味が決まるので、かなり重宝しています。万人受けする味になっているので、とても便利です」(へちまエンジンさん)
「だしの香りが強いものの、他の素材の味を邪魔しないまろやかさがある。白だしにごま油と炒りごま、黒こしょうを混ぜれば、パパッと簡単にドレッシングができ、味が決まる」(MIKIさん)
白だしに関するQ&A
活躍の場が広く、1本あると重宝すること間違いなしの白だしですが、使い始める前に知っておきたいポイントも。
適切な保存方法や、間違いやすい調味料との違いなど、白だしにまつわる疑問にお答えします!
Q.白だしの保存する場所や方法を教えて!
A.白だしは開封前でも、急激な温度変化がない場所で保存します。
開封後は、常温では雑菌が繁殖して変質しやすくなるため、冷蔵庫で保存するのが鉄則です。
Q.白だしとめんつゆってどう違う?
A.和食の味付けに使う人も多い「めんつゆ」。
白だしと同じように使えそうですが、2つの間にはいくつか違いがあります。
ひとつは、白だしには基本的に砂糖は使われていませんが、めんつゆには砂糖が入っています。
また、色や塩分量の違いも大きいでしょう。
白だしは、めんつゆと比べると色が薄くしょうゆ程度の塩分量があるため、大量に使わなくても、素材の色や素材を生かした料理が出来上がります。
白だしはしょうゆに近く、めんつゆはみりんに近い、とざっくり理解するとわかりやすいでしょう。
Q.離乳食に白だしが使えるのはいつ頃から?
A.素材の味を引き出すため、離乳食にだしを使うママも多いでしょう。
白だしを使う場合、様々な調味料も入っているため、完了期以降が望ましいとされています。
また、化学調味料などの添加物や塩が入っていないことなどを確認した上で、必ず大人が味見をしてからあげてくださいね。
Q.白だしと白しょうゆって同じもの?
A.よく似ている名称のため、混同してしまいそうな「白だし」と「白しょうゆ」ですが、もちろん別物です。
「白だし」は白しょうゆや薄口しょうゆに、鰹・昆布・椎茸などのだし、みりんなどを加えた調味料ですが、「白しょうゆ」は小麦粉が主原料のしょうゆのこと。
違いを知って、2つの調味料を使い分けたり代用したり、上手に活用しましょう。
Q.白だしの意外な使い方が知りたい!
A.調味の際に加えたり、料理に直接かけたりして使える白だし。
だし巻き卵やおすまし、茶わん蒸しなど、基本的には素材の持ち味や色を大切にした料理にぴったりですが、意外な使い方もいろいろあります。
例えば、オリーブオイルや酢と混ぜてドレッシングにしたり、あっさり系の和風パスタやチャーハン、焼きそば、ポテトサラダの隠し味に使ったり。
今回のアンケートでは、「カルボナーラの最後に少し入れると、格段に美味しくなる」という声もありました。
「和食」の概念にとらわすぎないことが、意外な組み合わせが広がるポイントです。
簡単♪なのに美味しい!白だしを使ったおすすめレシピ
ジャンルを問わず、いろいろな料理に役立つ白だし。
和の煮物などに使うのはイメージしやすいですが、他にも活躍できる料理は数え切れないほど。
白だしユーザーの主婦の皆さんは、どんな料理で白だしを使っているのでしょう。
おすすめレシピを厳選してご紹介。
意外なマッチングにも注目です!
■彩りよし!暑い日に欲しくなるさっぱり煮浸し
「なすとトマトの甘酢揚げびたし」
なすやトマトなどの夏野菜を素揚げして(フライパンでOK!)、白だし×酢がベースの合わせだしに漬けるだけ。
酸味の中にだしの風味が広がって、パクパクいけちゃう一品です。
丸ごと使うトマトの赤が、食卓を鮮やかに彩ってくれます。
■簡単すぎるのに、おかわりが止まらない!
「サバ缶で簡単炊き込みご飯」
にんじんや油揚げなど、冷蔵庫にある材料を細かく刻んだら、お米とサバ缶と一緒に炊飯器にin!
味付けは、白だしをメインに、酒やしょうゆをお好みでプラスしましょう。
サバの旨味が染み込んだ美味しさは、家族みんなをトリコにするはず。
2021.06.04サバ缶の汁ごと炊くから、出汁が効いてて本当に美味しいです!炊き込みご飯の具材は、冷蔵庫にあるものやその日の気分で替えてOK!家族全員が大好きな、我が家の定番メニューです♡続きを見る
■暑い日のランチにリピートしたくなる!
「ツナと薬味の冷やし茶漬け」
水洗いしたごはんに、ツナ、ミョウガや青じそなどの薬味、ごまや刻み海苔などをお好みでたっぷりのせて。
最後に白だしと冷たい緑茶をかければ、本格的なつめた〜いお茶漬けの完成!
食欲がない日も、薬味とだしの香りでさらさらといただけます。
2021.06.07こんにちは♪お茶漬けが好きでよく作るのですが今回はツナと、大葉、みょうが、白いりごま、刻み海苔、昆布の佃煮を乗せた冷やし茶漬けです。これからの暑い季節にサラッと食べられます◎続きを見る
■簡単&映えのアペロも、白だしが味の決め手
「べビーホタテとアスパラの和アヒージョ」
オリーブオイル+にんにく+アンチョビ、そして白だしを少し加えた和風のアヒージョです。
ホタテの旨みにアンチョビ(カタクチイワシ)、白だしに含まれるカツオやアゴの風味で、見た目以上にシーフード感たっぷり!
おもてなしにも出したくなる一品です。
2021.04.21さぁそろそろアペロの時間だよー🥂何飲む?何つまむ?どんなお酒にもオールマイティに寄りそい子どもも大好きアヒージョ続きを見る
■粉物にも白だしを足して生地の美味しさアップ!
「キャベツもりもり海鮮お好み焼き」
シーフードをたっぷり入れたお好み焼き。
生地ををつくる際にひとさじの白だしを入れると、だしの風味がプラスされて、お店で食べるお好み焼きのような美味しさに。
試さない手はない!ですよね。
2021.04.09\ズボラで楽ウマ簡単おしゃレシピ/✔︎お好み焼き✔︎お好み焼き粉要らず✔︎キャベツ✔︎シーフードミックス✔︎お昼ごはん✔︎ずぼらレシピ✔︎簡単時短レシピ ✔︎自炊たっぷりキャベツに旨味たっぷりシ...続きを見る
■まるで本格中華!?白だし香る簡単あんかけ
「ふわとろなブロッコリーのかにたま和風あんかけ」
主な食材は、ブロッコリーと卵とカニカマの3つだけ。ゆでたブロッコリーに、カニカマ&卵入りのあんをかけたら完成♪
あんの味付けは白だしオンリー。
色もきれいに仕上がって、見た目にも美味しい一皿です。
2021.01.24メイン食材は、ブロッコリー、卵、カニカマたったこの3つだけ♪寒い季節は、とろみ系が多い我が家です。このキレイな色を活かしたくて白だしで和風なあんかけにしました。あと一品にもおすすめ!食卓が華やぐ一品です。器:有田焼 柘榴万...続きを見る
■レンジで3分。おつまみにもお弁当にも使える!
「うずらの卵の白だし煮」
水煮のうずら卵を、白だしを使った煮汁に漬け込むだけ。
おうち居酒屋のおつまみにも、お弁当のおかずにも重宝します。
ストック料理としても活躍します。
2019.04.10皆様おはようございます♡爽やかな朝から安心安定のおつまみ投稿キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!前回の女子会で行ったお店のうずら卵の煮物が美味しかったので自分流にアレンジして作ってみましたよ♪味付けはほぼ白だし任せで簡単♪水...続きを見る
■未知の組み合わせのトリコになること必至!
「ほうれん草とベーコンの卵とじパスタ」
「ペペロンチーノの卵とじ風パスタ」に「ほうれん草とベーコンのバターしょうゆ パスタ」を掛け合わせたような複雑な組み合わせ!
味付けは、しょうゆとバター、そして白だし。
珍しい食材は使っていないのに、食べたことのない魅惑の味わいが広がります。
2018.11.18巷で噂のぺぺたまをアレンジさせたその名も「ホーベーたま」。*ちなみにぺぺたまはペペロンチーノを卵でとじたもの。和風パスタの定番「ほうれん草とベーコンのバター醤油パスタ」を白だしで味付けした卵でとじるという禁じ手を使ってみま...続きを見る
■だしの素材で選ぶ
人気ランキングでも、原材料の違いで好みが分かれることがわかりました。
代表的なだしの素材と味の特徴をチェックしておきましょう。
【定番の鰹節、昆布、しいたけ】
もっともポピュラーなタイプ。
どんな料理にも合う汎用性の高さが魅力。
初めて白だしを使うなら、まずはこのタイプを試してみてから、好みの味を探すのがおすすめです。
【トビウオ】
西日本では伝統的なだし「あご」。
乾燥させたトビウオからとっただしです。
トビウオは脂肪分が少なめだから、だしの味もすっきり。
上品で旨味の効いた料理に仕上がります。
3位の「あごだし入り白だし」(久原醤油)がまさにこのタイプ。
【鶏】
チキンエキスを使った白だしは、チキンブイヨンのようなコクのある味わいです。
和洋中、どんな料理にも合う万能選手。
鍋料理や煮物も、いつもと違った味わいにまとまります。
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ランキング8位の「プロが使う味 白だし」(ミツカン)にも地鶏が使われていますが、鶏100%こちらの「鶏白だし」(フンドーキン)。国産丸鶏から抽出した濃厚なチキンエキスで上品な旨みがあり、オススメです。
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■しょうゆの種類で選ぶ
だしの種類と同じように、使われているしょうゆの種類によっても白だしの味わい、使い勝手は異なります。
【薄口しょうゆ】
関西でよく使われている薄口しょうゆは、上品な味わいが特徴です。
「薄口」と聞くと塩分控えめと思いがちですが、白しょうゆや濃口しょうゆと比べると実はやや塩分高め。
そのため、少量でもしっかり味付けすることができます。
【白しょうゆ】
愛知県が発祥の白しょうゆ。
通常のしょうゆは大豆と小麦粉の割合が同等ですが、小麦粉の比率が多いのが白しょうゆです。
またその名の通り、色が薄いため、素材の色味を引き立てる料理に適しています。
■健康・安心を基準に選ぶ
毎日のように使う調味料は、原材料にも気をつけたいと考える方も多いのではないでしょうか。
白だしにも、健康に配慮したタイプがあります。
【化学調味料無添加タイプ】
旨みをプラスするため、アミノ酸などの調味料が添加されている白だしもありますが、気になる方は、化学調味料無添加のものを選ぶのがおすすめです。
また、有機大豆や有機小麦が原材料のしょうゆだけを使った白だしもあり、いずれも、だし本来の味を安心して楽しめると人気です。
例えばこちら。
【減塩タイプ】
しょうゆや麺つゆに比べると色が薄いため、ついたくさん使ってしまいがちな白だし。
塩分量を気にする方には、「減塩」「塩分控えめ」と謳っているタイプがおすすめ。
塩分を20%〜40%カットしているものが多く、塩分摂取量を抑えることができるでしょう。
文/宮後佳世
※アンケート調査について
調査対象:「暮らしニスタ」会員ユーザー計217名
調査機関: 2021年5月14~5月31日
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