コラム

【2019】ジューサー・スロージューサーのおすすめ！違いから選び方まで家電のプロが紹介

更新日：2020.01.27

ジューサーのかしこい選び方からおすすめ商品まで！家電製品を多く扱う（株）MOAにご協力いただき、買うなら知っておきたい情報を一挙にご紹介します！

主婦「白井」さん: 愛娘を持つ主婦。いつも家電選びにお悩み中

（株）MOA「鈴木」さん: いつも笑顔でわかりやすく教えてくれる家電のプロ

フルーツジュースを家でも作りた～い！おすすめのジューサーってありますか？

おまかせください！

ジューサーとは？ミキサー（ブレンダー）の違い
ジューサーのタイプ・種類について
ジューサーを選ぶポイント・選び方
人気メーカー別に紹介！おすすめのスロージューサー
ジューサーの正しい使い方と手入れ方法
ジューサーを使ったおいしいフルーツジュースレシピ
ジューサーを使った野菜ジュースレシピ
ジュース以外にも使える!ジューサーを使ったレシピ
まとめ

ジューサーとは？ミキサー（ブレンダー）との違い

そういえば、ジューサーとミキサーって一緒じゃないんですか……？？

結構間違われることが多いんですが、実は違うんですよ。

ジューサーとは

ジューサーは、ジュースを作るため野菜やフルーツをおろし金のようなカッターですり、水分を取り出します。食材の繊維や皮などは、おろし金の周りのザルに残るので、サラサラした液体になります。付属のフィルターによって、スムージーのようなジュースも楽しめます。

ミキサー（ブレンダー）とは

ミキサー（ブレンダー）は素材をとても小さく粉々にして、混ぜ合わせます。ジュースだけでなく食材の下ごしらえにも使えます。

ジューサーのタイプ・種類について

ジューサーの中でも、２種類あります。

高速ジューサー

高速ジューサーは、素材を高速回転するカッターで擦りおろし、遠心力で飛ばして搾りカスと液体に分けていきます。ジュース作りに時間をかけたくないという人におすすめです。

・メリット
仕上がりのスピードが早いです。

・デメリット
大きな音がします。時間がたつと、上に砕いた素材のカス、下に液体と分離してしまいます。高速回転で素材を吹き飛ばす時に空気に触れやすいため、酸化しやすく、摩擦熱がおきて熱に弱い酵素が破壊される可能性があります。

スロージューサー

じっくりとすりつぶすようにして搾り、液体を取り出します。多少時間がかかっても、酵素などの栄養価の高いジュースを飲みたい人や、食材そのままの味を味わいたい人におすすめです。

・メリット
音が静かです。低速で圧縮しながらすりつぶすため、水分の少ない素材からもジュースが取り出せ、酸化しにくく、素材に含まれるビタミンCやポリフェノールなどの栄養素が高速ジューサーと比べて多く残ります。

・デメリット
搾りかすを取り除いてジュースにするため、食物繊維がのぞかれがちです。また、一杯のジュースを作るのに多くの材料が必要になり、時間もかかり、搾りカスが残ります。

・おすすめはスロージューサー！商品紹介

ジューサーを選ぶポイント・選び方

ポイントは７つです！

（１）ジュースの量（搾汁量）

一度にたくさん作りたい人は、ボトル容量の大きいものを選び、ジュース作りをお手軽に続けていきたいという方は、コップ一杯分の量が作れる小さめのボトル容量のジューサーを選ぶと良いでしょう。

（２）ジュースの質（酵素が生きている？栄養価が高い？）

・高速ジューサーの場合

高速回転により多量の空気がジュースに入り酸化しやすいので、ジュースの色が変わりやすくなります。

・スロージューサーの場合

素材を低速で擦るので、混じる空気は少なく、熱に弱い栄養素や酵素を壊すことなくより効率よく栄養を取ることができます。

（３）価格（安い？）

価格は2,830円～65,000円など価格の幅は様々です。15,000円～20,000円ぐらいが最も多いです。

（４）サイズ（コンパクト？場所をとる？）

サイズは幅150x高さ425x奥行177 mmぐらいのものが多く、このサイズだと少し大きめと感じるかもしれません。スロージューサーに多いサイズです。
コップ一杯分ほどのジュースが作れる、幅125x高さ280x奥行125 mmぐらいのコンパクトなサイズもあり、このようなサイズのジューサーは高速ジューサーによくあります。

（５）騒音（隣近所に迷惑？）

ジューサーによって音の大きさは変わるのですが、高速ジューサーの音はかなり大きめです。スロージューサーはそれに比べて音は出ず、静かな乗用車・普通の会話程度の音の大きさのものがあります。

（６）スピード・機能性

・ジューサーの運転時間

約20～30分程度です。

・ジューサーの機能面

素材を搾るパワー、ボトル容量の違い、コードの収納のしやすさ、音の大きさ、安全装置の有無などジューサーによって違いがあります。パワーがあるほど搾る能力が高いので素材を無駄なく使うことができます。ボトル容量が大きいものはサイズは大きくなりますが、一度にたくさんジュースが作れます。音を気にするなら、静音にこだわったジューサーもあります。小さいお子さんがいるご家庭などは、安全装置があるか、素材投入口の形などを確認すると良いでしょう。

（７）洗いやすさ・扱いやすさ・組み立てやすさ・メンテナンスのしやすさ

ジューサーによってパーツの多さは異なります。
コンパクトな高速ジューサーは洗いやすく、食洗機で洗えるものもあります。
また、スロージューサーは、基本組み立てるパーツが多くあります。細かいパーツが多いものほど、組み立てる手間がかかりますが、細かく分解ができる方が洗う時、手の届かない部分が少なくなり、水だけでサッと洗いやすいく清潔に保てます。