カラスノエンドウはマメ科ソラマメ属、越年性一年草の野草です。春になると、河原や公園、畑、空地、お庭など、身近な場所で見かけるようになります。
直径1cm程度の小さな花を咲かせ、巻きひげを伸ばして周囲の植物に絡みつきながら生長します。カラスノエンドウの正式名称はヤハズエンドウですが、一般的にはカラスノエンドウと呼ばれます。
カラスノエンドウの花の色はピンクと濃いピンクの2色です。マメ科に多い、蝶形花という変った形状をしています。スイートピーをとっても小さくしたような、チャーミングな花ですよね!
カラスノエンドウの花言葉は、「小さな恋人たち」「未来の幸せ」「喜びの季節」です。素敵な花言葉を持つ雑草なのですよ。
野草、雑草と言われ、あまり注目されないカラスノエンドウ。よく見ると花も可愛らしいし、緑肥にもなる優れた植物だそうです。
カラスノエンドウの実です。花後、長さ2~3cmの実を実らせ、熟すと真黒になります。
カラスノエンドウの完熟したさやは、弾けて中から種が飛び出します。この種が周囲に飛び散り、秋に発芽する仕組みがあります。
カラスノエンドウの実には毒性がある成分であるレクチンが含まれていますが、適切な加熱処理によって無害化することができます。
天ぷらやパスタ、お浸しなどの料理に加熱して食べることで、毒性を消すことができます。加熱が不十分な場合は中毒のリスクがあるため、注意が必要です。
カラスノエンドウではありませんよ!
「えんどう豆」は、品種も色々あるのですが、大まかにいえば、全てのえんどう豆の総称で、えんどう豆、グリーンピース、さやえんどう、これらはすべて同じ豆の種、豆苗から収穫される野菜です。
それぞれの種類は収穫時期や食べ方によって異なる呼び名がありますが、根本的には同じ植物から育つ野菜のようです!
豆苗はエンドウ豆ができる前の若い芽の部分で、さやえんどうは未熟な豆をさやごと食べます。さやえんどうの中でも、特にサイズが小さいものを絹さやと呼びます。
スナップえんどうは実とさやの両方がほどよく成長しており、グリンピースは実を十分に成長させたものを青いうちに収穫します。実えんどうとも呼ばれています。
うすい豆は、うすいえんどうとも呼ばれ、えんどう豆の一品種です。
似ていますが、そら豆、大豆、インゲン豆などは、えんどう豆とは違う種別です。
スーパーに並ぶお野菜を使わず、頂き物もののお野菜を下処理したり、調理すると、植物の不思議さや面白さを感じます。
カラスノエンドウのようなどこにでも自生している雑草も、よく観察すると、面白みがありますね。
それぞれの種類には異なる味わいがありますよね!
豆苗はシャキシャキとした食感とほのかな豆の香りがあったり、さやえんどうはシャキッとした食感とやさしい甘味、スナップえんどうは肉厚で甘かったり。
そして、今回、頂いたさやえんどうのようなスナップえんどうのような、グリンピースのような状態が混在したものは、高野豆腐と一緒に煮て、卵とじのようにして頂きました。
毎日の生活で、何気に出会う不思議な事をピックアップして取り上げてみました。
こちらの情報が誰かの助け喜びになりますように・・・
災害時などにも、もしかしたら、役立つ情報かも知れませんね。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
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