料理愛好家の平野レミさんを義母に持ち、自身も料理家として大活躍中の和田明日香さん。
テレビ番組「家事ヤロウ」(テレビ朝日)にも出演中で、テーマ食材に沿って料理するコーナーには熱心なファンも多くついているのだとか。無茶振りを受けながらもササッとごはんを完成させる姿、主婦として憧れますよね♡
実は結婚するまで「キャベツとレタスの違いを知らなかった」(!)ほどの料理音痴だった和田さん。家族ができてから「食」に目覚め、10年研鑽を重ねて料理の腕を上げていったのだそうです。
そんな和田さんの努力の結晶、家族のために作り続けてたどり着いたレシピをまとめた『10年かかって地味ごはん。』が、発売前から予約殺到で話題沸騰中!
“見た目は地味”でも“しみじみおいしい”をテーマに、和田家で愛されている「名もなきおかず」の数々がわかりやすく紹介されています。まさに主婦のバイブル!
そんな「地味ごはん。」レシピの中から、今回は「麻婆豆腐 偽豆腐」をご紹介♪「偽」とは一体…?早速レシピを見てみましょう♪
材料(4人分)
木綿豆腐: 1/2丁(150 g)
豚ひき肉:200 g
長ねぎ:15㎝(30 g)
にんにく:1片
しょうが:1片
かぶ:中2個(140 g)
~(A)~
酒:大さじ1
味噌:大さじ1
みりん:大さじ1
醬油:小さじ2
片栗粉:小さじ1と1/2
豆板醬:小さじ1
(辛いものが苦手な方やお子様が召し上がるときは抜いてください。代わりに塩をひとつまみプラス)
水:100㎖
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ごま油:小さじ1
粉山椒:適量
作り方
下ごしらえとして、長ねぎ・にんにく・しょうがはみじん切り。かぶは皮付きのまま1 . 5㎝のサイコロ状に切る。
(A)も事前に混ぜておく。
1.豆腐はキッチンペーパーに包んで電子レンジ(500 W)で2分加熱し、水をきる。粗熱が取れたら2㎝角に切る。食感のバランスがよくなるように、かぶよりちょっぴり大きめで。
2.フライパンに豚ひき肉を入れて火にかける。豚の脂がたっぷり出てくるので、油は不要。
3.豚から脂が出たら野菜をすべて加え、香りがたったら(A)を加える。とろみがついたら豆腐を加えて3〜4分煮込む。
火を止めてごま油を回しかけ、器に盛り付けて完成。じゃんじゃか山椒をふって食べるのが和田さん流!
「偽豆腐」の正体は…かぶでした!
麻婆豆腐にかぶを入れるとは、まさに目ウロコレシピ。なぜかぶを入れるに至ったのか、和田さんはこう語っています。
「麻婆豆腐って、飲み物だと思う。ごはんにかける時はいいんだけど、ビールのつまみにそれだけで食べるとなると、もう少し食感がほしいところ。かといってあの世界観を壊したくはない」
そこで思いついたのが、かぶ豆腐化作戦だったそう。
「味にクセがなく、コリコリ食感がよく、豆腐と同じで白い(これ大事)。かぶ、グッジョブだよ!」
これだけで食べごたえも◎の麻婆豆腐になるなんて…たしかにグッジョブです、かぶ!
和田さんの著書『10年かかって地味ごはん。』は、こちらの麻婆豆腐のように、献立に悩んだときにサッと助けてくれるおかずレシピがたくさん掲載されています♪
色合いは地味だけれど、家族みんなでほっこりできる…そんな食卓を作りたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
「10年かかって地味ごはん。―料理ができなかったからこそ伝えられるコツがある―」(主婦の友社)
文/暮らしニスタ編集部
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