もちろん比較するためには、同じ製造方法で作られた3パック1セットで販売されている豆腐を使いましたよ^^
まず最初は、最も一般的な「重しを乗せて水切りする方法」です。
こんな感じで、キッチンペーパーを巻いた豆腐の上に、水が入ったお皿を重しとして乗せて、約3時間ほどそのままにしておきました。
この場合は、時間や重さを調整することで、自分好みの水切り加減にすることができます。しっかり水切りをしたい場合は、重しを重くするといいですよ。
2つめは、「レンチンで水切りする方法」です。
こちらは実際にされている方も多いかもしれませんが、2枚のキッチンペーパーを豆腐に巻き、これを耐熱皿の上に置いてラップなどはせずそのまま電子レンジに入れて、500Wで3分ほど加熱します。
ちなみに、取り出してそのまま冷ますとさらに水切りされますよ。レンチンであっという間に水切りできるので、忙しいママにとっては一番早くて助かる方法ですね♪
3つ目は、「ゆでて水切りする方法」です。
沸騰したお湯の中に豆腐を入れ、再び沸騰してきたら中火くらいにして、少し沸騰している状態のまま5分間ゆでます。
5分経ったらざるに上げ、粗熱が取れたらキッチンペーパーを敷いた容器に入れておくと水切りできます。
水切りなのにお湯でゆでるというのは一見矛盾しているように思えますが、実はこの方法でもしっかり水切りできるんですね!しかも10分もかからずに水切りできるのも嬉しい☆
3つの方法で水切りした結果はどうだったんでしょうか?
まず、見た目の結果はご覧の通り、重しだけのものとゆでたものはほぼ同じような見た目・厚さになっていますが、レンチンしたものが一回り小さくなっているように見えますね。
これは重さにも表れていて、重し:-31g、レンチン:-34g、ゆでる:-30gというように、レンチンが見た目も数字的にも一番しっかり水切り出来た方法ということになりました。
レンチンであれば時間は5分もかからず、しかもしっかり水切りできるのでとってもありがたいですよね☆
一方で、切って断面を見てみると、上から重し、レンチン、ゆでるの順なのですが、レンチンしたものが中に穴がぼこぼこあいていて、あまりキレイな見た目ではなくなっていました。
これは、しっかり水切りできたからこその結果かもしれませんが、でもやはり食感にも表れていて、重しとゆでたものについては、比較的つるんとした食感でしたが、レンチンしたものは若干パサっとした食感になっていました。
これらからの結果からすると、ある程度、形や食感を大事にしたい麻婆豆腐や豆腐ステーキ、煮物などは「重し」や「ゆでる」水切り方法が向いていて、豆腐をそぼろ状にして炒めたり、潰して混ぜ込むハンバーグなどの水切りについては「レンチン」での水切りが向いていそうということが分かりました。
せっかく水切り方法を試したので、その水切り豆腐を使った「豆腐ステーキ」をご紹介します。
【材料】(1人分)
水切りした木綿豆腐:1パック分(100gほど)
塩こしょう:少々
薄力粉:大さじ2
かつおぶし:1/2パック
ごま油:大さじ1/2
しょうゆ:小さじ1/2
①水切りした豆腐に塩こしょうをします。かつおぶしと薄力粉を混ぜておき、これを豆腐の表面にまぶします。
②①の豆腐をごま油を熱したフライパンに入れて両面がきつね色になるまで焼き、焼けたら火を止めてしょうゆを回しかけます。
③最後にお皿に盛り、お好みで万能ねぎなどをのせれば完成です!
食べてみると、しっかり水切りされているので弾力があり、しょうゆとかつおぶしの香ばしさが効いた美味しい豆腐ステーキでした。食べ応えがあるけれどとってもヘルシーなのでダイエット中にはぴったりのおかずですね♪
冒頭に、豆腐はいろいろな料理に使えて便利だと紹介しましたが、水切りをすることでさらに使い勝手が広がり、ますます便利になりますよね。
しかも水切りの方法で、食感なども変わってくるので、ぜひこれを参考に料理に合わせた水切り方法を試してみてはいかがでしょうか?きっとさらに豆腐料理が美味しくなるはずですよ!!
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水切りした豆腐は基本的には冷蔵庫で3日間ほど保存が可能です。忙しい時に水切りしておいた豆腐があるとすぐに使えてとっても便利ですよ♪
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