オープンキッチンとダイニングやリビングを機能的に仕切ってくれるキッチンカウンター。作業台や収納スペース、ちょっとした食事の場所としても便利ですよね。
キッチンカウンターを設置したいけれど、中々思い通りのものが見つからない…というかたは、思い切って手作りに挑戦してみるのはいかがでしょうか。
今回は、DIYでキッチンカウンターを作った実例をたっぷりご紹介♪カラーボックスやすのこを利用するなどDIY初心者さんでも挑戦しやすい方法もあるので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
DIYでキッチンカウンターを作るなら知っておきたいメリット・デメリット
DIYでキッチンカウンターを作るメリットとしては、自分の好みのサイズやデザインに仕上げられることがあります。
カウンター自体の形はもちろん、キャスターを付けたり、カウンターの上や下に収納場所を作ったり。味気ない集成材でも人気のコンクリート風やモルタル風に塗り上げて変身させたりすることも思いのまま。
また材料の選び方次第では、費用を抑えることも可能です。
一方、DIYのカウンターだと市販のカウンターに比べ、強度や防水性、耐熱性が劣る可能性がある点がデメリット。
冷蔵庫や炊飯器、電子レンジなどのキッチン家電を複数置くには強度不足になりがちなので、作業スペースや小物収納用などとして使うのをメインに考えるのがいいかもしれません。
では、ここからは暮らしニスタさんたちの投稿から、キッチンカウンターをDIYする実例アイデアを見ていきましょう。
カラーボックスを使って作るキッチンカウンターのさまざまな実例
キッチンカウンターのDIYでポピュラーなのが、カラーボックスを使う方法。カラーボックスの並べ方によってもキッチンカウンターの形が変わります。ご家庭のキッチンスペースに合わせて、使うボックスの数や並べ方をアレンジしてみて。
・引き出し付きで収納力抜群
賃貸住宅で収納の少なさを解消するべく、手作りしたキッチンカウンター。黒い3段カラーボックス2つを間をあけて向かい合わせに置き、天板を渡して固定させています。
カラーボックスの各段にはカゴを引き出し風に配置し、小物をたっぷり収納。キッチンの作業台も増えて、家事効率アップ!
・ワンルームや1Kの小さなキッチンを改善!
賃貸マンションや一人暮らし用のお部屋でよく見かける、小さなキッチン。こんなふうにキッチンカウンターを横に添えると、作業スペースが作れて便利です。
カラーボックス3つを並べて木材をはるだけという、お手軽カウンターです。シンプルな白いクロス貼りの空間で、木材を貼ったキッチンカウンターが腰壁風のアクセントにもなって◎。
・かわいい間仕切り板を上に立てて
2段のカラーボックス2個を横向きに重ね、ベニヤ板の背板を付けて固定。裏側や天板などは、シールタイプの壁紙やリメイクシートを使えば、手軽に見栄えアップできます。
天板上の間仕切りにも、アイアン使い、すりガラス風シートを貼った窓のあしらいなど、DIYのアイデアがいっぱい。
・カラーボックス6個でL字型カウンターを手作り
DIYで生み出した、男前なキッチンカウンター。3段カラーボックスを6つ、L字型に並べた本格的な仕上がりです。
各ボックスの向きは収納したい物に合わせて、キッチン側かリビング側の好きな向きに。天板はパイン集成材をベースに、オイルステイン、ワックスで拭き上げた渋い輝きが魅力的。
・2×4柱を添えて強度と見栄えアップ
土台は3段のカラーボックス2つ。「カラボ利用である程度形ができている所に足していくだけなので見ためよりは簡単」なのだとか。
背面、側面は木材を貼って固定。リビング側は、2×4の柱2本をカラーボックス両端に合わせ、間に本を収納できる棚を設置。キッチン側は目隠し扉を付けて完成です!
・バーカウンターも低予算で個性的に!
リビングテーブルを撤去し、代わりに手作りバーカウンターを設けたアイデア。元からあったシンプルなキッチンカウンターの背面にカラーボックスを6個並べ、天板を渡しています。
デニム生地の目隠しカーテン、100均の木材アイテムなどのあしらいが、個性的な雰囲気を生む秘訣。
すのこを使って作るキッチンカウンター
すのこといえば、アレンジが効くことでDIYではおなじみのアイテムですよね。キッチンカウンターを手作りするにも、すのこを上手に活用している暮らしニスタさんのアイデアを発見しました!
・側面が板壁風のかわいいカウンターに!
すのこ2枚を側面にした、手作りキッチンカウンター。すのこの脚にあたる部分に棚板を渡し、釘で打って固定するだけなので、失敗しにくいのもポイントです。
仕上げにファブリックを垂らし、黒板などを飾って、かわいい雰囲気に。家事の合間のカフェスペースや配膳台として活躍しているそうですよ。
食器棚でキッチンカウンターをDIY
キッチンの作業台近くにあると便利な食器棚。そんな食器棚をキッチンカウンターに造り変えて、作業スペースの拡大に成功した例をご紹介します。キッチンを見直すタイミングで、使いそうにない食器棚があれば、キッチンカウンターにしてみるのもいいですね!
・原状回復もできる、食器棚からのDIY
メインの作業スペース後ろに、食器棚をリメイクしたカウンターを設置。コンセントは外し、天板はお手入れしやすいように透明テーブルクロスをかけ、下部は強度を高めるために木材を付けるなど工夫がいっぱいです。
原状回復したい家具に壁紙やタイルなどを貼る時の下地アイデアも要チェック!
市販のウッドシェルフを使ったキッチンカウンター
設計図なしでキッチンカウンターをDIYするなら、ウッドシェルフやウッドラックを利用するのもおすすめ。背面や天板部分に板を取り付けるだけで、本体がほぼ完成します。ウッドシェルフはサイズ展開が比較的豊富なので、好みのサイズが見つかりやすいのもポイント。
・シンプルながら、素材感が魅力!
壁付けキッチンに、対面式カウンターを作り出したのがこちらのアイデア。ウッドラックを2つ並べ、背面や天板部分に木材を取り付けるだけです。
オイルステインで全体を茶色に塗り、天板部分だけホワイトの塗料を重ね、北欧風の仕上がりに。木材の温かみのある素材感も◎。
部分的なDIYで快適度アップ!キッチンカウンター下に収納を増やしたDIY
手つかずになりがちな、キッチンカウンター下。DIYでラックを手作りすれば、収納や飾り棚として使える“なんちゃって”キッチンニッチが誕生します。目隠し扉などを付ければ、たっぷり収納しても見た目はスッキリ。
・カウンター下をストック収納にDIY
キッチンカウンター下のスペースを生かし、リビング側の壁面に、食品ストックを置く棚を手作りしたアイデア。ホームセンターで1×4材と2×4材を購入し、お店でカウンターのサイズに合わせてカットしてもらったので、スムーズに作れたのだとか。
DIYなら、棚板の高さをアレンジして、収納したいものに合わせられるのがいいですね。薄い板で引っ掛けるタイプの扉をつけて目隠しすればスッキリ!
チャレンジしやすい!キッチンカウンターにプラスアルファのDIY
リフォームや本格的なDIYは難しいけど、ちょっとしたDIYならできるかも?!そんな人にぴったりのアイデアを集めました。好みのテイストで作ってキッチンカウンターにプラスすると、おうちがもっと大好きになれそう。
・折りたためるカウンターテーブルを手作り
「作業台はほしいけど、キッチンのスペースが狭い!」という時には、折りたたみ式のカウンターテーブルを作るのはいかが?基本的な材料は、折りたたみ棚受け2個と木材だけ。
木材で天板を作り裏に棚受けを固定して、壁に取り付ければ出来上がりです。板は塗装や磨きなどをかけることで、北欧風にしたりアンティーク風にしたり、好みのデザインにできます。
・100均木材のつぎはぎでカウンターをカバー
すでにあるキッチンカウンターに木材のカバーを付けて、カフェ風にするのもおすすめ。100均などで手に入る小さな木材を組み合わせて作れば、費用もリーズナブルに抑えられます。
木材はニスや塗料などで、自分好みの雰囲気に仕上げてから、ドッキングさせていきましょう。
まとめ
こんなに素敵なキッチンカウンターの数々が、ホームセンターや100均で手に入る材料や道具から手作りできるとは驚き。DIYなら、限られた予算内でも、憧れをカタチにできるかもしれませんね!
「キッチンを見直そうかな~」というタイミングが来たら、ぜひ一度、カウンターのDIYも検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ/北浦芙三子
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