ウッドデッキを造る際、一番はどのように使うかですね!
使い方によってはサイズ・形・高さ・フェンスの有無・材料の種類・強度等々色々絞られてきます。
デザインも一緒に考えてみましょう!
構想が決まったら簡単でも良いので図面を書き
採寸をして寸法を決めていきます。
図面があると材料の切り出しや、柱のピッチ、基礎石の置き場所も確認しながらできるので、失敗しなくて済みます。
材料の注文時にも”足りない”や”余った”が無く、追加注文や無駄が無くて済みますね!
選んだ材料はブラジル産のイタウバネオ材!
クラピア、グリーンハートとも呼ばれるハードウッドです。
図面より割り出した寸法に合う様注文しました(^_^)v
材料は樹脂木材とハードウッドで最初悩みました。
比較すると・・・
価格:材料にもよりますがほぼ互角。
外観:ハードウッド
強度:ほぼ互角。(種類によってはハードウッド)
加工性:樹脂木材
性能的にはほぼ互角なのですが、肌触りや匂い、色、質感ではやはり天然木が断然いいです。
耐久性に関してもこのハードウッドはノーメンテでも15~20年近く持つので全く問題ないですね!
と、いう事で
ハードウッドに決定!!
ハードウッドは高い(価格)、硬い、重い、加工性難などのデメリット!?はありますが、どれも最初だけで完成してしまえばメリットしか残りません!
永く安心して使えるのでお勧めです('ω')ノ
DIY経験者であればお分かりになるかと思いますが、必要な道具(工具)を揃えましょう~。
道具があれば作業が非常に楽になりますね!
HCでのレンタルも有りなので、是非高価な道具を購入しなくても良いので、有効活用してみましょう。
画像の様なソーホースブラケットを使った”馬”も有ると便利です。
木材の耐久性を上げる為、全面にステインで塗装します。
ハードウッドでも木材ですので紫外線や雨風に年中さらされると劣化します。
シャビー感を楽しむのであれば未塗装でも良いですが
いつまでも綺麗な感じを保つなら塗装しましょう!
基礎はしっかり作りましょう。
私の住む長野県では冬場は地面が凍結するので、基礎石はコンクリートで固めました。
基礎は家側の1列を最初に造り、外枠をぐるりと1周最初に造っていきます。
1.床板天端の寸法より図面を見て基礎天端の寸法を割り出し、仕上がりがその高さになるように逆算して穴を30cm程掘ります。
2.良く突き固め砕石を20cm入れて突き固めます。
3.5cm程コンクリートを入れ、ある程度固まり始めたら基礎石を置き水平を出します。
(この時基礎石天端が仕上がり高さになるようコンクリートの量で調整します)
4.今回は土の中に基礎石が5cm埋まる設計にしたので、残りの5cmを基礎石を包むようにコンクリートを入れます。
基礎は家側を基準に外枠を造っていきます。
1.家側の根太を仕上り高さより床板の厚みを引いた高さになるよう適当に杭を打って、その杭にクランプで固定し水平を出します。
2.根太の天端より1cm程低くなる様、束柱(ポスト)を造り基礎石の羽子板と根太にコースレッド(木ネジ)で固定します。
※束柱(ポスト)の垂直も出す事。
コースレッドはステンレスがお勧めです。
家側の根太には家側からネジが打てないので手前ポスト側面から斜めに打ちます。
3.家側が出来たらここを基準に高さを揃え手前側の外枠の根太を同じ方法で杭を打ち、水平を出してクランプで固定します。
1.家側と同じ方法で側面側の基礎石を束柱(ポスト)の真下に来る位置にコンクリートで固めます。
※図面で寸法を確認しながら。
2.側面側が出来たら正面側に進みます。
以降外周一回り同作業をしていきます。
☆根太の天端高さが最優先なので、束柱(ポスト)・基礎石の各長さ・高さは多少違っても問題ありません。
(外周は完成後も見える場所なので出来るだけ統一した方が綺麗な仕上がりになりますが・・・)
今回のウッドデッキは階段一体型にするので、天板の形が四角を2個並べた様な感じになります。
外枠も四角を2つ並べた感じで造っていきました。
外枠が出来ましたら、内側を同じ方法で造っていきます。
最後に、根太を受ける補強材である大引を2本取り付けます。
デッキの1角を階段にしますので基礎石をコンクリートで固めて基礎を造ります。
二段の幅広階段にしますので1段目の根太を張ります。
下段は低めに作るので基礎石は使わず、地面に直接コンクリートで基礎を造り、スノコ状に造ったデッキを
置くような形にしました。
ウッドデッキDIYで一番楽しく出来る工程ですね(^_-)-☆
天候が悪く急いで張ってしまったので途中画像が無くてすみません<(_ _)>
床板の目地幅は4㎜で張りました。
目地幅は好みもありますが3~5㎜が良いと思います。
狭すぎるとゴミが挟まりやすくなり、広すぎると物を落としたり小さなお子様がいらっしゃるご家庭では足の指を挟んで大ケガになりかねません。
この辺りは使用状況によりプランの段階で決めておいた方が良い項目です。
幅広の階段(ステップ)は腰掛にも出来、小さなお子様やご年配者でも楽に上り下りできるように低く、広くしました。
オープンデッキなスタイルにしたのは、圧迫感がなく開放的なのとお庭からのアクセスの取りやすさ、飽きの来ないシンプルさを思いこのようなデザインにしました。
床板はリビングのフローリングに合わせて、横張にしましたのでお家の中側から見ると一体感があります。
第2のリビングですね~(*^▽^*)V
ハードウッドに限らず各工程でコースレッド(木ネジ)を打つ際は、ドリルでの下穴(同時に皿もみの刃が付いたドリル刃使用)をしないとネジが折れます。
ハードウッドはとにかく堅いです。
横幅5mのデッキですが5mの1本材を使うと横反りが多く使い物にならない場合があるので、このデッキは
3120㎜+1880㎜の2分割で張れるよう材料を注文しました。
何れも材料の小口は3~5㎝は傷んだり干し割れたりしていますので、実際に使うサイズより長めのサイズを調達した方が良いと思います。
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