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Vol.【35】【からあげビールさん】
夫と小学生の長男との3人暮らし。フルタイムで働きながら、限られた時間でも美味しく手作りできる家庭料理を、暮らしニスタやブログ、レシピサイトに投稿している。ご飯がすすむ&ビールに合うメニューが好評で、レシピ本への掲載も多数。暮らしニスタでは、暮らしニスタ大賞やレシピコンテストでたびたび受賞している。
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今の生活を大切にしながら、自分のペースで続けていきたい
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! からあげビールです♪
皆様こんにちは♡ 「暮らしニスタ」に料理の投稿を始めて約2年半。今は週に2回ほど記事をアップしています。「キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!」は私の記事でよく使っている言葉。料理を紹介するときに使ってみたところ、「おいしそうに感じる」という感想をいただいたことがあり、それから定番になりました。
「からあげビール」という名前を付けたのは、唐揚げとビールが大好きだから(笑)。想像通りでしたか?(笑)。夫婦揃ってビールが好きで、ほぼ毎日晩酌しています。なので、紹介するメニューも、ご飯に合いつつ、ビールにも合うものが自然と多くなっています。(記事を読んでいるとビールを飲みたくなると伝えると……)それ、めっちゃ嬉しい!! 一番の誉め言葉です(笑)。
子どもの頃の趣味は料理レシピのファイリング
子どもの頃は、料理上手なお母さんになるのが夢でした。母親は働いていたのですが、ちゃんと毎日、おいしい手づくり料理を作ってくれていたんです。私もときどきお弁当を作ったり、休日のランチを用意したり、日常的に料理のお手伝いをしていました。
料理のレシピを見るのも好きで、母が持っている料理の本をよく見ていました。中学生の頃からは、自分のお小遣いで料理の本を買うように。週刊誌でもレシピページがあると切り取ったり、スーパーに置いてあるレシピもらってきたりして、ファイリングしていました。でも、それを見て料理を作るために集めていたわけじゃないんですよ。見るだけ!(笑)。「どんな食材を使っているのかな?」って考えながら、ただレシピと料理写真を眺めることがすっごく楽しかったんです(笑)。本格的に献立を考えて料理をするようになったのは、結婚してからですね。
日々の家庭料理を評価してもらえる喜びがモチベーションに
最近作った中でお気に入りという、鶏もやし炒め。
今から5年くらい前かな…。友達と集まった女子会の席で、料理好きの友達からある料理アプリを勧められました。おもしろいからやってみれば?と。それまでは、料理は好きでしたし、WEBやスマホのアプリでレシピを見ることはありましたが、自分で自分が作った料理レシピを投稿しようとは考えもしなかったんですね。すぐに飽きて辞めるんじゃないかと思いつつ始めてみました。そしたら、すごくハマってしまって。(笑)
最初はただ、作った料理写真を撮影して投稿するだけでした。でも、他のユーザーさん達とコミュニケーションを取ることでどんどん楽しくなって! レシピも掲載し始めて、ブログもスタートして、「暮らしニスタ」にも投稿するようになり、投稿活動が広がりました。私のレシピを実際に試してくださった方が感想を書いてくださったり、ランキングが上がったり。家庭料理を作っていて、そういう評価をいただける機会は日常ではないですよね? 会ったこともない方たちですけど、ほんとに嬉しくて、嬉しくて。その喜びがモチベーションになって、今も続けています!
とはいえ、私にとっては、子育てや仕事など今の自分の生活もとても大切です。平日はフルタイムで働いていて、朝は5時45分起き。忙しい中で、飼っているニャンコと過ごす時間が癒しの毎日です。
料理は、記事にして投稿するために作っているわけではなく、家族と自分のために作って、時間があるときに写真を撮って投稿しているだけ。買い物をして帰宅するのが18時。そこからコンロはフル回転!レンジも稼働!!さらに他の家事も同時進行!!!というバタバタな状況なので(笑)、作りながら工程の写真を撮ることができません。毎日撮影できないし、全メニュー紹介できないのですが、自分のペースで、無理せずに楽しんでやっているから、大変さを感じずに続けられているんだと思います。
作っているプロセス写真は基本的に撮影しない、からあげビールさんですが、今回は特別にコンロフル回転の様子を撮影してもらいました。この日はチキンときのこのトマト煮込み、付け合わせにパスタ、新玉とベーコンのコンソメスープを同時進行で作っています。付け合わせのもう一品は、レンジでチンしたブロッコリーのペッパーソルト和え。ほか、野菜サラダと作りおきの浅漬けも食卓に並びました。所要時間30分で晩ごはんづくりの完成!パスタとチキンの量が多いのは、翌日のお弁当(2人分)の取り置きも入っているからなのだそう。トップ画面の写真がそのお弁当です。
短時間でもおいしいレシピを考えるのが楽しい
献立は、前もって考えることはあまりないです。食いしん坊なので(笑)、その日食べたいものを作ることが多いですね。でも「この食材を組み合わせたらどうかな?」とか「こういう調理法がいいかも」とか、新しいレシピのアイデアを思いついたときには、スマホのメモアプリに書きためるようにしています。食いしん坊だから考える時間も楽しい(笑)。あとは、ほぼ毎日仕事帰りにスーパーによるので、その日店頭に並んでいるものを見ながら考えます。「今夜はこれをつまみにしてビールを飲みたいな」とか(笑)。週末は家族で買い物に行くので、みんなの食べたいものを聞いて作ります。焼き肉やたこ焼き、鍋など、みんなで楽しみながら食べられるメニューが多いかな。
↓メモアプリにメモしているレシピアイデアの例。こちらは豚肉レシピ編。素材ごとにまとめているそうです。
時間をかけなくても手作りでおいしいものを、ということは意識しています。例えば、材料を調味料に漬け込む時間。他のレシピと比べたら短いかもしれませんが、それでもおいしく仕上がる方法を工夫するようにしています。「〇〇の素」など便利だと思うものもどんどん使う(笑)! でも自分なりにアレンジはします。だから、私と同じように働いている方や料理の時間が取りにくい方が、実際に作ってみて「おいしかった」「家にあるものですぐ作れた」などと言っていただけると、ほんっとうに嬉しいんですよっ!
私自身は、他の方のレシピを見ながら料理を作ることはほぼしません。ふだん使っている調味料はほとんど決まっているし、難しいことはやっていません。甘みを足したかったらみりんを入れる、というような基本的な調理をしているだけ。そう思うと、子どもの頃に料理のレシピを集めてじっくり眺めていたことが自分の中に残っていて、今につながっているような気がします。この食材とこの食材の組み合わせは間違いなくおいしくなるはず!という感覚も、記事を書くときに料理をおいしそうに表現する言葉の選び方も、眺めていたレシピから自然と学んだことがたくさんある。あの頃の自分があって、今があるのだと改めて思います。
息子さんが大好きで、毎日食べたいと言ってくれるというポテサラ。
ちなみに、わが家のヘビロテレシピは、ポテサラとからあげ。どちらも息子の大好物です。特にポテサラは、とにかく褒めてくれて「毎日でも食べたい‼」と言ってくれます! でも、私に似たのか(笑)つまみ系のおかずも好きで、食の好みが渋い。スイーツ売り場よりも漬物屋さんでテンションが上がる風変わりな子どもです(笑)。そういえばあるとき仕事から帰ると、たたきキュウリ、塩昆布、一味唐辛子、塩をポリ袋に入れてモミモミした浅漬けを作り、おやつとして食べていてびっくりしたことも(笑)。私が作っているところを見て覚えたらしいです。いつも私を笑わせてくれる優しい息子なんです。
私自身はお肉が大好き♡ 「暮らしニスタ」では、豚肉のレシピコンテストで2度、賞をいただきました。好きなもので受賞できたのはすごく嬉しかったですね!! 家族は、私のレシピ投稿について、普段あまり反応はありませんが(笑)、受賞して賞品をいただいたりモニターなどに当選したりすると、よかったね!と一緒に喜んでくれています。これからもマイペースに投稿しつつ、チャレンジできる企画があれば参加していきたいと思っています!
では、今日も皆様お疲れさま♡ おいしいビールで乾杯♪
こちらも息子さんの大好物で、ヘビロテで作っているからあげ。
取材・文/大島佳子
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