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今月の注目姫ニスタさんインタビュー!

­青山金魚さん­

Vol.22 青山金魚さん

家族は夫、小学5年生の息子の3人とツンデレな猫一匹。レシピ本や雑誌、企業のホームページへのレシピ提供や料理講師としてイベント出演などで活躍中。料理レシピの開発からスタイリング、写真まで手掛けたレシピ本の制作もしている。

「レシピ開発をするうちに食卓が豊かになりました」



色鮮やかで見た目に美しいサラダやインパクトのあるラーメンアレンジなど、個性的で斬新な料理レシピが暮らしニスタでも人気の青山金魚さん。午前中はご実家の会社の事務をしながら、レシピ開発のお仕事に邁進するアグレッシブな女性です。

「3年半前にブログでお料理の写真やレシピを掲載するようになったことから、お料理好きのブロガーの友達ができたんです。それがきっかけでお料理が日々の中で自分自身のモチベーションを上げてくれるかけがえのないものになりました。料理ブロガーとして、毎日ブログで料理レシピを発信しているうちに気づけば、1年くらい前からいろんな方面からレシピ開発やお料理のデモンストレーションのお仕事をいただけるようになったんです」

家族のために毎日愛情を込めて作るお料理そのものがレシピ開発になっているそうで、家族の協力なしではレシピは完成しないのだとか。

「レシピ開発=家族の胃袋のおかげと言っていいくらい(笑)。主人と小学5年生の息子が美味しく新鮮に食べてもらえるように、いろんな食材を積極的に使っています。まずは家族にいろんな感想をもらって、改善していくうちに新しいレシピが完成するんです。メニューがマンネリ化せず、食卓が豊かになるところにやりがいを感じますね」

暮らしニスタの「おいしさいっぱい♪ サラダレシピコンテスト」では、ホームパーティーにぴったりなオシャレな「紫キャベツと生ハムで、お嬢様のデリ風サラダ」で金賞を受賞。ほかにもいろんなコンテストに応募して、料理の腕を磨く努力家です。

「レシピコンテストやモニターにはできるだけたくさん応募するようにしています。締め切りがあるので、納期までにアイデアをねじりだす感覚が養われますから。『日清ラ王』のアレンジレシピコンテストに参加したときは、家族みんな『日清ラ王』にハマりまくり。『ピエトロドレッシング』のレシピコンテストに参加したときは、お料理にはなんでも『ピエトロドレッシング』をプラスしてましたし。玉ねぎがたっぷり入った醤油ベースの和風ドレッシングなので、肉野菜炒めや和風スープの隠し味に使っても美味しいんです。マヨネーズ嫌いな息子もピエトロドレッシングならOKなので、我が家では万能調味料として大活躍しています」

ユニークなのが、料理を作るときは、まずレシピタイトルを決めるということ。

「レタスを使った料理にしようと思ったときには、“レタス半分まるっと焼き”にしようとか、レシピよりもタイトルがまず先に浮かびます。もうインスピレーションの世界ですよね(笑)。なにげない家族のひとことや素敵な器と出会ったときに『これに合う料理は何だろう­』と、そこから何を作るか思い浮かぶんです。映画やアニメ、絵本などからヒントをもらうこともあって。映画『崖の上のポニョ』が流行っていたときなら、ポニョのイメージから、なぜかウニレシピを編み出したり。タイトルをつけると、スタイリングや器など全体のイメージ像が自然と湧いてきますね」

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「スタイリングや写真にこだわるのも楽しみのひとつ」



ブログなどにレシピを掲載するときに大切にしているのは、スタイリング。レシピに合う器や雑貨小物などをチョイスするのがこだわりです。

「骨董市で買ってきた器やお皿など、いろんな食器を持っています。うちでは家族3人みんなバラバラのお皿を使うこともしょっちゅう。お料理に合わせて、どのお皿がいいか選ぶのも楽しみなんです。もちろんレシピに合うスタイリングを心掛けていますが、レシピ掲載ではいちばん重要なのが写真。3年前の私の誕生日に主人からプレゼントしてもらった一眼レフカメラでいつもお料理を撮影しています。基本は自然光の中でライトなどを使わずにナチュラルな感じでパシャッと。同時に携帯のカメラでも撮って、そのときのシチュエーションで素敵に撮れたほうをアップしています。不思議なもので、その日の天候や光の加減によっては、携帯のほうが雰囲気のある写真に見えることもありますからね」

お料理に関しては、家族は食べるほう専門で、作るのは青山さん。それでも息子さんは、実験のような料理をすると興味津々でお手伝いしてくれるのだとか。

「息子は、パパンのトーストシュガーフレーバーを10種類買って、ポップコーンに1個ずつつけてどの味が美味しいか…とか実験っぽい料理をすると俄然、やる気になります。普段は料理に興味がないのですが、遊び心を刺激されるような料理が好きなところは、やっぱり男の子ですよね(笑)」

お休みの日は、家族みんなで映画を見に行ったり、近所の路地裏を探索したり。なにかを作るイベント体験に行くこともあるなど、アクティブに外で過ごすことも多いそう。

「実家の猫をときどき借り、猫と一緒に泊まれる宿を探して、旅行に行くのも楽しみです。海の近くの宿をとったときは、猫も連れてみんなで海岸に行ったことも。うちの猫は、海水を怖がらずに砂浜をゴロゴロ転がって、水浴びするので面白い(笑)まるで犬みたいな猫なんですよね」

今ではお料理が生きがいの青山さんですが、子供の頃はお菓子作りやパン作りは苦手だったというから意外です。

「小学高学年くらいの女のコって、クッキーを作るのがたいてい好きじゃないですか。私の家は自営業だったので、共働きで忙しい母にキッチンを小麦粉の粉だらけにしたら、怒られちゃって…(苦笑)。それがトラウマになっちゃったのかな。お菓子やパン作りはイマイチ下手でしたね。子供の頃は、音楽や図工が好きで、クラリネットは6年間やっていましたし、絵を描くとか何か作る作業に没頭することが好きでした」

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「Webデザイナーとバーテンダーの経験も!」


過去にはWebデザインの仕事をしたり、バーテンダーとしてバーテンダー協会に所属していたというバラエティーに富んだ職種経歴も。

「20代の頃、仲間たちと『たまり場みたいなお店を作りたい!』とインターネット&ダーツバーを経営しました。そのときお店のWebページ作りを経験し、Webデザインの仕事をやっていました。同時に日本バーテンダー協会に所属して、カクテルとバー経営を学びました。バーでは、その日あったことやいろんなものを背負ったお客様とふれあったこともいい経験になりましたね。穏やかな気持ちで帰ってもらえることを心掛けていたので、どのお客様にも『お疲れさま』『お帰りなさい』と、精一杯の笑顔で声をかけて、その人にあったカクテルやおつまみを出せるように…。そのインターネット&ダーツバーは3年間だけでしたが、その後は昼間にホームページ作成の講座の講師の仕事、夜はバーテンダーとしてカクテルの腕を磨き、コンテストに出場していました」

レシピ制作の仕事と実家の事務仕事を抱えながら、主婦業もこなす多忙な青山さんがこれからさらに追求してみたいことは?

「今は料理やカクテルの講師としてレクチャーをしたり、新作のデモンストレーションの仕事をしたり。レシピブックやリーフレットの制作など、次々とお話をいただけて感謝しています。リーフレットなどの紙媒体では、写真も自分で撮るなど、全部自分のこだわりを入れられるのでやりがいを感じますね。チャンスがあれば和気あいあいと少人数でお料理とスタイリングのデモンストレーションのお仕事をやってみたいです。額縁に入れたくなるような、ビジュアルフードのお仕事もとことんしてみたいですし。あとは、やっぱり家族が笑顔になるご飯を作り続けられたらいいなと思います」

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取材・文/福田恵子

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