長芋の漬物レシピ9選。ネバシャキで美味しい！

更新日：2022.08.16

長芋にはビタミンB1、食物繊維やカリウムを多く含まれており、美容やダイエットへの効果が期待できる食材です。長芋は山芋に比べてぬめりが少なく水分が多いので漬物にぴったり。長芋を使った漬物の基本レシピ・作り方を紹介します。

生でも食べられる長芋は漬物にぴったり

山芋や長芋は、そのまま生で食べられる世界でも珍しい芋。ジアスターゼという消化酵素が含まれていて、でんぷんの一部が分解されるため、生で食べても胃にもたれないのです。漬け物として作り置きしておけば、一品足りないときにも大活躍。時短で食事の準備ができてしまいます。

長芋の漬物。一緒に漬けるとおいしい野菜

ここで紹介するレシピの他に、一緒につけるとおいしいおすすめの野菜をご紹介します。

白菜…あっさりした漬物の定番。キムチも長芋とよく合います。
キャベツ…ざく切りにして長芋と合わせると食べごたえのある漬物に。
オクラ…塩をまぶして板ずりし、表面のうぶ毛を取り除いてから水洗いして漬物に。長芋とダブルのネバネバが楽しめます。
枝豆…ゆでた枝豆を長芋と一緒に漬けてみて。小鉢に盛りつければお洒落な居酒屋のお通し風に。
えのき…食べやすい長さに切って電子レンジで加熱してから長芋と漬けると、こちらもネバネバ同士、やみつきの味になります。

長芋の漬物。プラスワンで本格的な漬物に

漬物をアレンジしたくなったり、味をちょっと変更したいと思ったときは下記をプラスで入れてみて。

唐辛子…漬けてすぐに食べたい場合は唐辛子の輪切りをプラスしてみて。味にメリハリが出ます。赤がアクセントになって京都風の本格的な漬物に。
昆布…昆布を一緒に漬けることでうま味がアップ。塩分も控えられます。
柚子胡椒…薄味に仕上がってしまったときは柚子胡椒をのせて。ゆずの風味とピリッとした辛さ、塩分で味がしまります。
ふりかけ…同じく甘めに仕上がったとき、ふりかけで塩分をプラスするのも手。見た目も華やかになります。

ひとつの調味料だけで“簡単漬け”もおすすめ

時間がないときや簡単に作りたいときは、下記で紹介する“簡単漬け”にするのも手。下記以外にも、洋風の漬物といわれるピクルス漬けにするといつもと違った一品に変更できます。

白だし…さっぱりした白だしはそれだけで本格的な漬物に。
昆布茶…好きな切り方で切った長芋に、昆布茶をもみ込んで冷蔵庫で30分。昆布茶にはうま味がたっぷりなので、立派な即席漬けに。
ぬか漬け…長芋はぬか漬けにしても美味。買ってすぐに漬けられるぬか床なら、簡単にぬか漬けが楽しめます。
味噌…ポリ袋に長芋と味噌を入れて漬け込み、食べるときは味噌をぬぐって。お好みで味噌に砂糖や白だしを少量加えても。
めんつゆ＆みりん…めんつゆとみりんを２：１の割合で混ぜたものに漬け込む。食べるときにお好みでわさびを。

シャキシャキした食感がたまらない！長芋の漬物レシピ

長芋の漬物風アレンジレシピもご紹介！

長芋の皮についている土やおがくず。どうしたらいい？

スーパーで長芋の皮に土やおがくずがついたまま売られていることもあります。長芋は乾燥に弱く、程よい湿度を保つことがたいせつ。土やおがくずは適度に湿度を保ってくれるので、すぐに食べない場合はそのまま保存することで日持ちがします。調理するときにはしっかりと洗い落としましょう。

長芋って冷凍できる？

意外と知られていませんが、長芋は冷凍保存ができます。面倒な皮むきやカットをまとめて済ませて、１食ずつ食べられるように保存しておくと便利です。

保存方法は、皮をむいてすりおろしや乱切り、輪切りにして、酢水に10分ほどつけて、ペーパータオルで水けをふき取った後にジップロックに入れて冷凍庫へ。※とろろの場合は酢を数滴まぜるだけでOK。いずれも冷凍庫で１カ月程度保存できます。

とろろの場合は袋ごと流水で解凍、乱切りや輪切りのものは凍ったまま炒めたり焼きにしたり揚げたり調理が可能です。

長芋がピンクに変色！食べても大丈夫？

長芋はすりおろしたり、保存している時間が長いとピンクに変色することがあります。これは、長芋に含まれている抗酸化成分「ポリフェノール」が酸素に反応して酸化するため。りんごが変色するのと同じ現象です。食べられないわけではありませんが、なるべく早く食べるようにしましょう。※異臭や異常を感じたら食べずに処分しましょう。