緊急宣言は解除されましたが、しばらくは外食も慎重に…という方も多いのでは。そこで「おうちごはん」の手間をなるべく減らす裏ワザとしておすすめなのが、冷凍保存を活用した定番おかずの作り方!
ステップはたった4つだけ。手順に沿えば、ほぼ10分で1品完成します。食事作りストレスから解放されれば、気持ちも少し軽くなるはず。すぐにマネできる基本の4ステップとレシピを紹介します。
お肉や野菜+調味料で冷凍保存!あとは加熱すれば出来上がり♪
基本の4ステップは、
①材料を切って調味料を準備
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②保存袋に材料と調味料を入れてもみ込む
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③空気を抜いて冷凍庫に入れる
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④食べたいときに加熱
たったこれだけ!
では、具体的な作業を見てみましょう。
STEP1:材料を切って調味料を準備
肉や魚、野菜などの材料を切って、計量した調味料を準備。
\もっと時短ワザ♪/
ふだんの食事作りのついでに材料を用意すれば面倒くささも半減し、食材ロスの防止にもつながります。
STEP2:食材に下味をつける
保存袋に調味料を入れ、肉や魚を入れてもみ込んだ後、野菜を入れます。
\味つけドンピシャ!/
肉や魚にしみ込んだ味が加熱時に野菜にもほどよく行き渡り、味が薄くなりません。
STEP3:食材を冷凍する
食材に調味料をもみ込んだら、保存袋の空気を抜いて、できるだけ平らな状態にして冷凍庫へ入れます。
\これで解凍もラクチン!/
平らにすることで冷凍庫の場所をとらず、解凍のスピードも均一になります。
STEP4:調理する
冷蔵庫へ移す、電子レンジを使うなどして解凍し、食材を加熱するだけで完成!
これなら夕方に力尽きても「加熱するだけなら……」と、なんとか立ち上がれそうですね。最小限の努力でおいしいおかずは作れるんです。
材料も少なくてめちゃラク!『豚のみそ漬け』
材料(2人分)
豚ロース肉(トンカツ用)…2枚
(A)
みそ…大さじ2
酒、砂糖…各大さじ1と1/2
水菜…適量
【仕込み】
1. 豚肉は赤身と脂身の境目に4~5ヶ所切り目を入れて、筋切りする。
2. 保存袋にAをまぜ合わせ、1を入れてもみ込む。空気を抜き、袋の口をとじて、平らにし、冷凍する。
【調理】
解凍後たれを軽くぬぐい、あたためたグリルに入れて6~7分焼く。器に盛り、食べやすく切った水菜を添える。
外食気分が味わえる!『たらとブロッコリーのアヒージョ』
材料(2人分)
たら…2切れ
ブロッコリー…120g
しいたけ…2個
にんにく…1かけ
(A)
オリーブ油…1カップ
塩…小さじ2/3
こしょう…少々
【仕込み】
1.たらは一口大に切る。ブロッコリーは小房に分け、しいたけは四つ割りにする。にんにくはみじん切りにする。
2.保存袋にAをまぜ合わせ、たらを入れてからめる。にんにくとブロッコリー、しいたけを加えて空気を抜き、袋の口を閉じて平らにし、冷凍する。
【調理】
半解凍で小なべに入れ、ふたをして中火にかける。煮立ったら弱火にし、ときどきまぜながら火が通るまで15分ほど煮る。味をみて、塩、こしょうでととのえる。
全部で100レシピあれば、怖いものなし!
雨で買い出しが面倒な日も、「もう1品何か食べたい!」と急なリクエストがあったときにもお役立ち。冷凍庫にストックおかずがあるだけで、気持ちに余裕が生まれますよね。
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新谷 友里江:著(主婦の友社)
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<著者プロフィール>
新谷 友里江(にいやゆりえ) 料理家・管理栄養士。
祐成陽子クッキングアートセミナー卒業後、祐成双葉氏のアシスタントを経て独立。“手軽に作れて誰もがおいしく食べられる”をコンセプトに、家庭料理やおやつを中心としたレシピ開発や料理提案を行う。現在は、2人の子育てをしながら、料理雑誌や女性ファッション誌の料理企画で活躍。
まとめ/主婦の友社 広報・宣伝課
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