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見た目の可愛さに騙されないで〜!持って帰ったら絶対ダメ

見た目の可愛さに騙されないで〜!持って帰ったら絶対ダメ
投稿日: 2025年6月25日 更新日: 2025年6月25日
閲覧数: 18,231
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ちとせと申します(*^▽^*) 元ホテル従業員・ハンドメイド作家、料飲の知...
2年程前にたまたま発見したこちらの植物、名前は『オオキンケイギク』と言います。みなさんはご存知ですか?

もしかしたら今年も咲いているのかな?と見に行くと数は減っているようでしたが、まだありました。

図鑑で調べてみました

図鑑で調べてみました

【オオキンケイギク】
キク科
多年草
開花時期は5〜7月
草丈50cm程

『日本には1880年代に観賞用として入ってきましたが、その後、丈夫さを買われて高速道路わきの斜面などに大量に植えられました。それが今では侵略的外来種とされ、駆除の対象にもなっています。

花の中心付近は花びらのない筒状花、周辺に黄色い花びらの舌状花が囲むように並んでいますが、舌状花の多い八重咲きに近いものもあります。』

参考文献
「気になる花がすぐわかる 散歩でよく見る花図鑑」
亀田龍吉(著) 家の光協会

オオキンケイギクは『特定外来生物』

オオキンケイギクは『特定外来生物』

こちらの本にも載っているように、オオキンケイギクは特定外来生物なんです。
持ち運ぶのもダメ、もちろん植えることもしてはいけないんです。
お子さんが誤って抜いて持ち帰らないように注意することも必要になるかと思います。
大きさも図鑑では50cmほどと書かれていましたが、1m近いものもあるのではないかと思います。

駆除の仕方も徹底していて、根から抜いて天日で枯らしてからビニール袋に入れて可燃ごみとして処分するんです(自治体によって異なる場合がございます)。
繁殖力が大変強いため、見つけたら駆除。
生えている場所によっては、管轄に連絡することが必要です。

2年前に連絡したことでこの辺りでは咲いている箇所が少なくなってきたようです。

オオキンケイギクってどんな花?

オオキンケイギクってどんな花?

同じキク科のお馴染みタンポポと比較してみます。
タンポポは黄色く、オオキンケイギクは山吹色です。

オオキンケイギクは一見コスモスのような花でコスモスは秋、オオキンケイギクは夏に咲く花とされていましたが、寒暖差が激しい昨今コスモスも現在咲いていました、びっくりしますよね。

コスモスと比べると花の形はどことなくにていますが、葉の形が違います。

知らなかったではすまされない

知らなかったではすまされない

もし持ち帰ってしまった場合には最高3年以下の懲役、または300万円以下の罰金が科せられてしまうこともあるようです。
見つけたら駆除、咲いている箇所によっては連絡することが必要になります。
駐車場に咲いていた時は、区長さん経由でその持ち主の方に知らせて頂きました。
今では一本も咲いていませんよ(^-^)

コツ・ポイント

一人一人の心掛けで繁殖力の強い植物でも減らすことが出来るのだなと改めて感じました。

外来種が増えてきているので知識をつけ、微力でも自分で出来ることは継続していこうと思います。


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