毎日の料理に欠かせない、キッチンの相棒とも言える“包丁”。できれば、しっかりとお手入れをして、切れ味のよさをキープしたいですよね。
そこで、正しい包丁のお手入れ法を学ぶべく、貝印と暮らし二スタのコラボで『包丁研ぎ体験セミナー』を開催しました!
よい包丁ってどんなもの?「包丁の基本講座」から!
教えてくださったのは、貝印の「包丁マイスター」林泰彦さん。包丁の種類やそれぞれの特徴、選び方など知っておきたい基礎知識を学びました。
基本的によい包丁とは…、
・材料がよい
・焼き入れがよい
・刃付けがよい
といった条件があり、比較的、包丁の値段に比例するそう(ですよねー)。
とはいえ、ふだん料理をする中で大切なのは”自分にとってよい包丁”かどうか。
ポイントは、
・使う人にとって道具として使いやすいか
・目的に合っているか
・刃持ちがよいか
この3つをチェックして、自分の包丁が自分にとって”いい包丁”か、見直してみてくださいね!
包丁を研ぐ際の5つのコツとは?
よい包丁を持っていても、切れ味が悪くなっては元も子もありません。
ふだん、まな板で食材を切るときの「トントン」という音は、実は包丁の刃先を潰している音なんですって(驚)!
使い続けていれば、どんな包丁でも切れ味が落ちていくということ。
というわけで、”切れる包丁”をキープするためには、お手入れが必須。
まずは包丁マイスターの林さんに包丁研ぎの実演をしていただきました。
使うのは、両刃の「洋包丁」。よく家庭でも使われる三徳包丁なども洋包丁の1種です。
暮らしニスタさんも、かぶりつきでスタンバイ!
研ぎ方の5つの手順とコツをまとめてみましたよ!
【下準備】砥石を水につけておきます。シュワシュワと全体から立ち上る泡が出なくなったらOK!
① 砥石に対する包丁の角度を一定に安定させて研ぐ
角度を一定に保つことが大事で、砥石と包丁の間に小指の先を挟んだくらいの角度(15°)が◎。ときどき小指を挟んで確認しながら研ぐこと。
さらに、力を入れてゴシゴシ研ぐと、角度が不安定になるので、腕の重みくらいの力加減で研ぎましょう。
② 刃先全体にまくれが出るまで研ぐ
研ぐ回数は包丁の状態によっても異なるため、回数よりも、「まくれ」という髪の毛1本くらいのひっかかりが確認できるまで研ぐのが大切。みなさん、自分の手で確かめます。
③ ①②と同様に反対側の刃も研ぐ
洋包丁は両面に刃がついているため、両面を研ぐのを忘れないこと!片方だけ研いでいると、どんどん刃の角度が偏り、食材を切りにくくなってしまったり、包丁の構造によっては全く切れなくなってしまうこともあります。
④ 新聞紙でまくれをとる
まくれをそのままにしておくと切れ味が出ません。1日分程度の新聞紙を重ねて、刃をこすりつけるようにしてまくれをとります。
⑤ 砥石の表面を平らにする
どんなに研ぐ角度に気をつけていても、砥石自体が平らでなければ意味がありません。一度研ぐと中央部分が少し凹んでしまうため、面直し用の砥石で毎回しっかりと平面に直すこと。
研ぎ終わった包丁で、トマトをカットしたら、驚きの薄さに!
暮らしニスタさんからは「おぉ~~!!」という感嘆の声が上がりました♡
いざ実践!包丁研ぎにチャレンジ
林さんのお手本の研ぎ方を見た後、いよいよ包丁研ぎにチャレンジします。
みなさん、かなり真剣な表情。林さんにチェックしてもらいながら、シャーッ、シャーッといい音で研いでいきます。
小指で角度を確認しながら研ぎます!
林さんに「まくれ」をチェックしてもらいながら、自分の手で感覚をつかんでいきます。
いち早くトマトの試し切りに進んだテーブルでは、力を入れずに、こんなに薄くトマトが切れて、いい笑顔!
きちんと研いだ包丁は、本当に片手だけでトマトがこんなに薄く切れるんです!
まな板に並べられた薄切りトマト…もはや素敵な前菜に見えますね!う、美しい!
トマトで包丁の切れ味を試したみなさんからは、「すご~い!」「同じ包丁とは思えない!」といった声が続出♡
無事に全員、包丁を研ぎ終えて、オフ会は終了。
最後に記念写真を撮りました!
参加された暮らしニスタさんからは、
・「今まで学びたいと思いつつきちんと学んだことがなかったので学べてよかったです。自分で研いだ包丁でトマトが紙のようにスライスできて感動しました!」
・「今後は自分で研いだ切れ味のよい包丁で、魚を捌くのも楽しくなりそうです」
・「これからも定期的に研ぎたい」といった感想が。
みなさん、これからもよく切れる包丁をキープしてお料理を楽しんでくださいね!
暮らしニスタさんのオフ会レポはこちら!
★*yuko*(曽布川優子)さん
2019.09.309月25日、千代田区の岩本町駅すぐそばにある 貝印本社1階のショールームスペース「KaiHouse」にて行われた暮らしニスタ9月のオフ会「包丁研ぎ体験セミナー」に参加してきました。包丁マイスターの林泰彦氏に、包丁の種類や素...続きを見る
★midoriさん
2019.09.309月25日に行われたオフ会『貝印 包丁研ぎ体験セミナー開催!一生モノの研ぎワザをマスターして料理上手に♡』に参加させて頂きました!普段料理のお仕事をしているにも拘わらず、きちんと包丁を研いだことがなく、恥ずかしながら専用シ...続きを見る
★わんたるさん
2019.09.30先日、岩本町駅からすぐの貝印本社1階のショールームスペース「KaiHouse」で開催された「包丁研ぎ体験セミナー」に参加させていただきました。続きを見る
★AMTAs mamさん
2019.10.01毎日6人分の調理をしていると、切る食材も多くて、包丁の切れ味は大切だと感じています。そこで今回、貝印さん主催の包丁研ぎ体験セミナーのオフ会の案内をいただき、飛びついて応募させていただきました。続きを見る
★奥野敦子さん
2019.10.01令和元年9月25日、貝印さんのショールームで開催された「包丁研ぎ体験セミナー」に参加させていただきました。実は、こう見えて…どう見えて?包丁を研ぐのは生まれて初めての体験!ワクワクドキドキはりきって行ってきましたよ笑続きを見る
★sadu(サドゥー)さん
2019.10.02久しぶりに暮らしニスタのオフ会に参加させていただきました!今回のオフ会は「包丁研ぎ体験セミナー」。いつもは、シャープナーで一時しのぎをしていた私にとって、包丁研ぎは初体験。ユニークで優しい先生のアドバイスで研いだ包丁の仕上...続きを見る
★momoさん
2019.10.03暮らしニスタさんの主催のオフ会『貝印 包丁研ぎ体験セミナー開催!一生モノの研ぎワザをマスターして料理上手に♡』に参加させて頂きました!普段、簡単に使えるシャープナーでお手入れしているものの、思ったような切れ味には蘇らず切れ...続きを見る
★azuazuさん
2019.10.039月25日、貝印ショールームで行われた貝印×暮らしニスタオフ会に参加させていただきました。包丁マイスターの林先生に教わる、正しい包丁の研ぎ方とコツ。とてもわかりやすく、楽しい会となりました。これを見れば、あなたも今日から包...続きを見る
★Y'sさん
2019.10.07暮らしニスタさん主催『貝印 包丁研ぎ体験セミナー』に参加させて頂きました☆場所は貝印本社1Fのショールームスペース「KaiHouse」。続きを見る
★yunyun(猪俣友紀)さん
2019.10.07暮らしニスタさんのオフ会企画で『貝印』本社にて包丁研ぎに参加させていただきました。包丁研ぎなんていつも自己流だし、よく茶碗のでやるのよ~なんて母に教わってやってたくらいで正直道具ってそんなに必要なんだろうかって思っていまし...続きを見る
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2019.10.07今年創業111周年を迎えた老舗の家庭用包丁国内トップシェアの『貝印』さんで行われたオフ会に参加させていただきました。続きを見る
★なが みちさん
2019.10.08※イラストの②はイメージです。「包丁がよく切れる」これだけで料理のぷちストレスがなくなります。ムニムニ切れないお肉の皮…切ったはずが切れていないネギ…潰れていくトマト-…( ノД`)シクシク…そんな切れない包丁を、新調する...続きを見る
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