小学2年生の時に包丁を研ぎ始められたという貝印さんの「包丁マイスター」林泰彦先生に包丁の種類や要素、研ぎ方などについて教わりました。
参加されていた暮らしニスタさん達が写真を撮ったりメモをとったりされていたので、きっと素敵なレポがたくさんあると思うので、私からは簡単にポイントを書かせていただきます。
包丁には、刃が1つで目的も1つの和包丁と、両側に刃がついていて万能に使えることが多い洋包丁があるそうです。
刃物の要素は
①材質の良し悪し
②焼き入れ
③刃付け
だそうです。
鉄はやわらかく、鋼(はがね)は鉄に炭素を加えて硬さをつけ、ステンレスは鋼にクロムを加えて錆に強く、刃持ちがよくなっているそうです。
なので、現在ステンレスの包丁が多く普及しているようです。
刃付けをシャープにすると、切れ味は良いけど強度が弱くなるので、一般的な包丁は小刃付で刃先に角度のついているタイプが多いそうです。
包丁を研ぐ時も研ぎすぎてしまうと弱くなってしまうので、注意が必要だなと思いました。
ここからは包丁研ぎを実演しながらご説明いただきました。
大切なことは、『ぶれないように丁寧に正確に研ぐこと』だそうです。
実演を見ながら、スマホにメモを取りました。
一番難しいけど大切な研ぎ石と包丁の角度は、研ぎ石に対して15度だそうです。
10円玉2枚分や割り箸を入れるとその角度になるそうですが、反対側の小指を挟むとちょうど15度なので、手軽でおすすめとのことでした。
包丁を研ぐと研ぎ石が擦り減ってしまうので、都度修正研ぎ石を用いて、研ぎ石を平らにしておくことが大切だそうです。
実際包丁を研いだ後の研ぎ石に曲線を描いて、修正研ぎ石で削ったら線が残る部分がありました。
研ぐ場所に偏りがあることが分かり、そのままにしておくと溝もどんどん深まってしまうので、改めてまんべんなく研ぐことと研いだ後に整えることの大切さを感じました。
調理台の上には大きなミラーがついていて、調理をしている手先もよく見えます。
参加されてる暮らしニスタさん達が一生懸命聞いてる様子も見えました。
貝印さんの素敵な商品がきれいに並んでいました。
おしゃれでいろんな調理器具を買い替えたくなっちゃいました。
包丁が切れるとメリットがいろいろあります。
それを3つにまとめてみました。
いつも我が家で使っていた包丁を教わった通りに研いだ後にトマトの薄切りにしたら、びっくりするほど簡単に薄く切れて感動しました!
お刺身が薄く切れると、量が多く見えます。
そこでかさましもできます^ ^
オーロラサーモンは高くて大きな切り身は買えませんでしたが、たくさんありそうに見えるかも!
包丁が切れにくいと食材をカットする下準備だけで時間がかかってしまいます。
でも包丁がよく切れると、時間がかからないだけでなく、簡単に細く薄く切ることができるので、火が通りやすくなり、時短料理ができます。
包丁研ぎ体験セミナーに参加させていただいた日は、子どもの習い事の送迎などもあり、帰宅してからの調理時間は30分弱でしたが、1汁4菜を作ることができました。
上記の重複にもなりますが、包丁が切れるとお料理が楽しくなり、時短料理をすることができるので、いつもと同じ調理時間でも品数多くお料理を作ることができるようになります。
もともと旬のお野菜を使った小鉢料理が好きなので、味覚の秋にいろんなお料理ができるのが楽しみです^_^
包丁の切れ具合でこんなにもお料理に対するモチベーションが変わってくるのだなと、今回包丁研ぎを学んで感じました。
研ぎ石と修正研ぎ石の豪華なお土産までいただきました!
せっかくプロの方から研ぎ方を教わったので、もし希望があれば両方の親や友人の包丁も研いであげたいなと思いました。
暮らしニスタの可愛いシールもいただきました^_^
PCに貼ろうかな♪
切れる包丁の状態を保つためには、まな板も大切とのことでした。
実は我が家は今まで汚れたらすぐに使い捨てにできることを重視してセリアの日本製の薄いまな板を使用していたので、包丁のためのまな板は目にうろこでした。
おすすめのまな板の素材は柔らかい樹脂製とのことなので、早速購入しようと思います。
毎日欠かさず使っている包丁ですが、こんなに奥が深いことを知ることができ、また切れる包丁を使うと日々のお料理のテンションもバリエーションも上げられることが、今回の包丁研ぎ体験セミナーに参加させていただいて、感じました。
たくさんのポイントを教えて下さった包丁マイスターの林先生、貝印様、毎回素敵なオフ会を企画して下さる暮らしニスタ編集部の方々、そしてご一緒させていただいた暮らしニスタさん、ありがとうございました。
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