オフ会~「貝印 包丁研ぎ体験セミナー」に行ってきました!

オフ会~「貝印 包丁研ぎ体験セミナー」に行ってきました!
投稿日: 2019年9月30日 更新日: 2019年9月30日
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20年間のイタリア生活で料理を学びディプロマを取得。 日本に帰国して...
9月25日、千代田区の岩本町駅すぐそばにある 貝印本社1階のショールームスペース
「KaiHouse」にて行われた暮らしニスタ9月のオフ会「包丁研ぎ体験セミナー」に
参加してきました。

包丁マイスターの林泰彦氏に、包丁の種類や素材 選び方や 切れ味などについて
教えていただいたあと 研ぎ方の実演を見せていただきました。
そして、いよいよ家から持ってきた自分の包丁を研ぐ「研ぎ体験」です。
包丁を研ぐには、大切なポイントが5つあるそうで頭に叩き込んだつもりが 
実際自分でやってみるとなかなか難しい~
それでも丁寧にご指導いただき 何とか研ぐことができました。
自分で研いだ包丁でその切れ味を試すためトマトを切ってみて、その切れ味にびっくり!!
今まで使っていた包丁は、包丁でなかった(笑

和気あいあいとした雰囲気の中で、とても貴重な勉強になる楽しい時間を過ごしました。

暮らしニスタさんのオフ会 「貝印 包丁研ぎ体験セミナー」に参加!

家庭用包丁のトップシェアの老舗 貝印株式会社さんは、なんと今年 
創立111年を迎えられたそうです。

今回のオフ会の会場、千代田区の岩本町駅からすぐの貝印本社1階のショールームスペース「KaiHouse」には 取扱製品がずら~りと展示されています。

爪切りなどの身だしなみ道具や

お料理道具や お菓子作りの道具。

カカオの形がかわいい 貝印さんとトップパティシエの辻口博啓氏の
共同商品化された ショコラ専用カッティングツール
ワイルドカカオショコラセパレータ―もありました~

一通り見終わった後 着席して 包丁の基礎知識講座です。
包丁マイスターの林泰彦氏に、包丁の種類や素材 選び方や 切れ味などについて
教えていただきました。

包丁は 大きく2つにわけることができるそうです。

まずは家庭でよく使われている 何にも使える両刃タイプの「洋包丁」
ぺティナイフも 「洋包丁」です。
また 出刃や柳刃といった片刃の包丁は 「和包丁」になります。

どれを選ぶかは 使う目的や用途に合わせればいいそう・・・
そう「良い包丁」とは 使う人が使いやすいことが大切だそうです。
またどんなに 素材がよく 精度が高い良い刃の包丁でも 正しいメンテナンスを
行わないと 劣化するそうです。確かに・・・

包丁は切れが悪くなったなと感じたら 研ぐという習慣をつけて
よく切れる状態にしておくことが大切!
よく切れる包丁を使うと 食材の素材を生かすことができ繊維を壊さずに
潰さずに切ることができるので ピーマンなどは苦みが出ず 
玉ねぎなどは涙が出ることなく切ることができるそうです。

包丁の基礎知識を教えていただいた後は、家庭でよく使われている両刃タイプの
包丁の研ぎ方を実演していただきました。

テーブルには 貝印さんの グレーの砥石と黒い受け皿のコンビ砥石セットと
右側のデコボコっとした黒い面直し用砥石と 水が準備されていて
各自で家から持ってきた包丁で 研ぎ体験です。

実際やってみると結構難しい~

包丁研ぎのポイントは5つあります。
まず研ぐ前に グレーの砥石を10分~15分程度 気泡が出なくなるまで水に浸しておきます。

ポイント1 
砥石に対して包丁の角度をグラグラしないように一定に安定させて 砥石全体を使って研ぎます。

ポイント2
刃先全体に まくれができるまで研ぎます。
このまくれというのは刃返りと呼ばれ、刃先を手で触ると感じる 細い引っかかりです。
人差し指 中指 薬指でなでるようにさわって確認します。
このまくれは みんな一人一人さわって確認しました~

次ポイント3
同様に反対側の刃も研ぎます。

両面研げたら  
ポイント4 
新聞紙などでまくれを取ります。
一日分の新聞紙や 古いジーンズ生地などを使って こすりつけるようにして 
両面のまくれを取っていきます。

ここまでの作業で 切れる包丁ができあがります

さて最後にポイント5
包丁を研いだ砥石の表面を平らにします。
砥石は 常に平らにしておかないとうまく包丁を研ぐことができません。
包丁一丁研いだら すぐ研ぎ面を直し乾燥させて保管することが大切だそうです。

さて自分で研いだ包丁の切れ味を トマトでお試ししました~
すごい切れ味になっていて、片手で この薄さに切れました。

正直 砥石で研ぐなんてちょっと面倒・・・なんて思っていましたが
この切れ味を実感してしまうと メンテナンスが楽しくなります。
今まで使っていた包丁は 包丁でなかった~
切れる包丁を使うと 切ることが楽しくなり 時短にもつながります
スライサーいらずになりそうです。

お土産で コンビ砥石セットと 面直し用砥石をいただきました。
これがあれば おうちでも簡単に包丁を研ぐことができます。
いつでも キレッキレの包丁で おいしい料理を作っていきたいです!

コツ・ポイント

砥石で包丁を研ぐという 貴重な体験を 見てふれて実感することができました。
丁寧に教えてくださいました包丁マイスター林様、
素敵な場所と企画をご提供いただきました貝印様、
ご一緒していただきました暮らしニスタの皆様、
素敵なオフ会を企画 準備していただきました暮らしニスタのスタッフの皆様、
楽しい時間をありがとうございました。
大変勉強になりました!!

また皆様にお会いできる日を楽しみにしております。


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