包丁マイスターの林泰彦氏に、包丁の種類や特徴などの基礎知識から教えていただきました。
「良い包丁」とは、切れ味はもちろん、その人に合った使いやすい包丁を選ぶことが大事。
でも、どんな包丁も研がないとやはり切れ味は落ちてくる物。
なので、しっかりメンテナンスするのは大切なんです。
包丁のメンテナンス・・・やはり切りにくくなったら研ぐ習慣をつけること。
ここからは実際に研ぎながらポイントを説明。
まずは砥石を15分くらい、気泡が出なくなるまで水につけます。
次は研ぐときの包丁の持ち方。
安定するようにしっかりおさえて持ちます。
そして研ぐときの角度。
角度が変わってしまうとうまく研げないので、常に一定の角度で。
といっても、なかなか難しい・・・
小指を使って確認しながら研ぐのがいいんですって。
押さえ方や力加減などもポイント。
手は添える程度で力を入れなくていいんですって。
まくれの確認。
髪の毛1本くらいのひっかかりを確認するんです。
片側の刃を研ぎ終わったら反対の刃も同じように研ぎます。
新聞紙でまくれを取ったら研ぎ終わり。
研ぎ終わったら砥石の表面を平にして終了。
包丁研ぎの流れを一通り聞いたら、次は持って行った包丁を自分で研ぎます。
ポイントを確認しつつ研ぐのですが、なかなか難しい・・・。
うまく研げているのかが分からなくて、確認してもらいながら研ぎました。
自分で研いだ包丁の切れ味をトマトで確認。
トマトを手で押さえなくても、すーっと切れるようになりました。
トマトがこんなに薄く切れるなんて~。
こんなに切れる包丁になったなんてビックリです。
包丁のトントンと言う音は、刃をつぶしている音なんですって。
なので、使えば使うほど切れなくなってくるのは仕方がない・・・。
ですが、今回しっかり研ぎ方を教えていただけたので
切れ味が落ちたときはすぐに研ぎたいと思います。
切れる包丁だと、玉葱を切っても涙が出なかったり
ピーマンの苦みが出なかったり
舌触りや味まで変わるんですって。
切れる包丁を使うと、お料理の腕が上がったように感じるかしら。
今回、お土産にコンビ砥石と面直し用砥石のセットをいただきました。
家でも研ぐことが出来るので、忘れないうちに復習して
切れ味バッチリの包丁でお料理を楽しみたいと思います。
今回参加させていただき、とても勉強になりました。
このような機会を作って下さり、楽しい時間が過ごせました。
包丁マイスター 林様、貝印様、暮らしニスタ スタッフの皆様
ご一緒しました暮らしニスタの皆様
ありがとうございました。
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