こんにちは!暑い日が続き、気付くと「およげたいやきくん」のフレーズを口ずさんでしまう、家事コツ研究員の主婦Aです。
「♪毎日毎日僕らは鉄板の上で焼かれて嫌になっちゃうよ♪」
さて、今回はこの歌に因んだ家事アイデアの紹介ですが、自由研究にも良さげな内容ですので、少々お付き合いください(^_-)☆
ある日、炎天下でベランダ掃除をしていた私は、まさに鉄板の上のたいやき君状態。遠ざかる意識の中、考えました…「この暑さと日光を何かに活かせないだろうか?」と。
その時ふと、ソーラークッキングの達人のTV番組を思い出し、私もこの暑さを逆に利用してやろう!と思い至ったわけです。
とはいえ、専用の道具はないから、本格的なことはできません。とりあえずお湯を温めてみよう…と、ゆる~く検証スタート!
初心者あるある?の失敗
まず、黒は光を吸収しやすいという単純な発想から、黒いフライパンに29度の常温の水を500㏄入れて、11時半にベランダに放置。
3時間後に水温を計ると、12度ほど上昇して40.9度。
50度くらいになるのでは?と期待していたので、正直、ギャフン⤵でも、ちょっと鍋底がフツフツしてますよね?
で、水量も計ってみたところ、何と400㏄に激減!
水の蒸発までは全く頭になくて、フタをすべきだったのが反省点。
節電効果は?(我が家のIHヒーター調べ)
29度の常温からお湯を沸かすと、沸騰までに約55秒かかります。一方、41度からだと約26秒で沸騰。
結果、30秒ほど電気の使用時間を短縮できました!
保冷バッグがいい仕事してくれます♡
続いて試したのは本命のやかん。29.4度の常温水を500㏄用意して、11:30~14:30までベランダに。
ソーラークッキングの達人さんは、アルミやステンレス状の囲いをいろいろ使っていたので、我が家でも天ぷらガード、食器棚シート、車のサンシェードなどを探したところ、思わぬ盲点の保冷バッグを発見!
これならやかんの側面全部と底面がカバーできる!(太陽が当たるように、上面は覆わないこと)。
結果やいかに??
イヤッフーーー!何と、19.3度プラスの48.7度まで上昇!15時過ぎまでやれば50度も夢じゃなかったかも?
そして、水量もほぼ500㏄をキープ。銀色の囲いとフタの存在がどれだけ大事か、よーく分かりました!
肝心の節電効果は?
常温の29.4度からお湯を沸かすと、沸騰までに48秒。一方、48.7度から沸かすと約23秒。
48秒マイナス23秒で、25秒ほどの節電になりますね!
あと、50度近くまで温まるなら、お風呂やアウトドアに利用するのも一つの手。海に行った時、大きい入れ物に水を入れて浜辺に置いておけば、海水浴後には温水になっていて、簡易シャワーの出来上がり!
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チリツモで節電意識を高める
以上2回の実験を通して、「ソーラーやかん」(勝手に命名)は常温から沸かすより、大体30秒ほど節電できることが分かりました(水500㏄の場合)。
節電と呼ぶにはかなりビミョーですが、これを100軒のお宅でやったら3000秒!つまり50分の節電です!
また、コンロ前から30秒早く解放されるなら御の字ということで!
さて、少々強引にメリットを挙げてみましたが、こんな手間暇かけてまでお湯を沸かす人が少数派なのは承知の上!
ですが、今回の記事を、ぜひソーラークッキングに興味を持つきっかけにしていただければ幸いです☆
写真・文/主婦A
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