こんにちは。「家事コツ研究室」研究員のFumiです。
コロナ禍で、おうちコーヒーを飲む機会がますます増えてきましたよね。わが家でも毎日コーヒーを飲むのですが、気になるのがコーヒー抽出後の「コーヒーかす」。
今回は、そんなコーヒーかすの再利用方法について、“面倒くさがり”目線で現実的にできそうなものをピックアップしてみました。
試しにやってみて、「毎日気軽にできる」、「週に1回ならできる」と思ったものに分けてご紹介します!
【面倒くさがりにおすすめ!毎日気軽にできる編】
<その1:湿ったまま消臭剤にする方法>
コーヒーかすの再利用方法としてよく知られているのが、脱臭剤にすること。コーヒー関連のメーカーさんやショップなどの公式サイトでも多数紹介されています。
私がリサーチしたなかで一番簡単だった方法は、コーヒーかすを湿ったまま消臭剤にするものでした。抽出したらフィルターごと小皿へ移し、ラップせずに冷蔵庫へ。これだけで冷蔵庫の消臭になるんです。
また、大手コーヒーメーカーUCC上島珈琲さんの研究によると、コーヒーかすは活性炭以上にアンモニアの脱臭効果がある、という結果が。
活性炭と比べるとアンモニア消臭効果は、乾燥したコーヒーかすで2倍以上、湿ったコーヒーかすは、なんと約5倍(!)もの消臭効果があるのだそうです。
アンモニアと言えば、トイレの臭い。そこで、コーヒーかすを湿ったまま、100均一で買ったグリーンのバケツに入れて、トイレに置いておいてみました。
トイレの臭いは、たしかに、前より早く消えるような気がします。カビ防止と消臭効果を考慮して、交換は1~2日ごとが目安だそうですよ。
<その2:乾燥させて消臭剤にする方法>
湿ったコーヒーかすをお皿に薄く伸ばし、日向に出しておくと1日でサラサラになります。
ただし、風の強い日は飛び散りに注意。電子レンジで数分温める方法もありますが、湿気が残りやすいようなので、天日干しがおすすめです。
サラサラに乾燥させると、うっかり取り換えを忘れていてもカビが生えにくいのがいいところ。
適当な空き容器に入れて、下駄箱や臭いの気になるところに置いてみました。
わが家では子どものくさ~いサッカーシューズ(笑)横が定位置に。
<その3:油汚れを取る>
コーヒーは酸性の飲み物。この特徴を生かして、油汚れを取る方法がこちらです。
油でギトギトになった鍋やフライパンンにコーヒーかすを入れ、油となじませてから水洗いするとスッキリ。
私も試しに、ハンバーグだねを作ったボウル洗いをしてみましたが、かなり効果的!
ぬめりがスルッと取れて感激でした。コーヒーかすに少し熱が残っている状態だったので、さらにカンタンに油が取れたのかも。
これは日々使えるアイデアだと思いました!
【面倒くさがりでも週1回ならできる編】
<その1:拭き掃除に使う>
コーヒーかすの湿り気を生かして、玄関の掃き掃除をするという利用法。たたきにコーヒーかすを撒いてからホウキで掃くと、埃がたちにくく、ゴミが絡まりやすいのだとか。これなら週1回はできそうですよね。
ただし、うちの玄関のたたきは白色。実際にやってみると写真のような感じになりました。
なんだか汚い?! コーヒーの色が移りそうな気がして、最後はかなり必死に拭き上げたので、コーヒーかすはなくてもよかったような気も…(笑)。
<その2:靴磨きに使う>
こちらは、コーヒーに含まれる油分を生かした靴磨き。ガーゼなど目が細かい布に、水気を十分に絞ったコーヒーかすを包んで、靴や金属などを拭きます。
すると、汚れが取れるだけでなく、表面がツヤツヤになるのだとか。
試しに、私の合皮ブーツを磨いてみました。これも「コーヒーの色が染みないか?!」とドキドキ。
でも、やってみると、汚れが取れ、ほのかにツヤが出ましたよ♪ 靴が汚れたら、きっとまたやります!
<まとめ>
コーヒーを楽しんで、さらに、コーヒーかすを家事に生かせるのはうれしいですよね。
今日もトイレにコーヒーかすをセットして、ちょっとイイ気分になりました。
毎日のコーヒーがますます大好きになりそうです♪
写真・文/北浦芙三子
参考/UCC公式サイト「抽出かすの活用方法」
ブルックスオフィシャルブログ「コーヒーかすに隠された3つの特性とは?」
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