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絶対に失敗しないコーヒーミルの選び方 + プロがすすめる7定番

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寺井久貴
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絶対に失敗しないコーヒーミルの選び方 + プロがすすめる7定番

['19/5/23追記]
コーヒー豆を【だいなしにする/おいしく挽く】コーヒーミルの見分け方をご存じですか?
自腹で購入した電動と手動の各機種を比較テストし、科学的に正しい選び方を解明。ロングセラーや新定番の中から、条件を満たす【心底おすすめの7品】をご紹介します。

−−

コーヒーミル(コーヒーグラインダー)の種類は多く、どれがいいのか迷いますよね。

商品レビューをみても、どれもそこそこよい評価。
迷った挙げ句、価格やデザインだけで決めようとしていませんか?

でも、ちょっと待って。

レビューを書いている人の多くは、初購入の初心者か、同じような価格帯からの買い換えです。
異なる粉砕方式のミルを、複数挽き比べたというわけではありません。

味わいについても、単にご本人の主観で「この値段にしては悪くない」と高評価をつけるケースがほとんどです。

後述しますが、おいしいコーヒーのためには原理上、コストがかかる機構が必要です。
安価なミルでおいしく挽くのは至難のわざ。

この記事では、電動や手動のミルを粉砕方法別に商品テストを行い、その過程でわかった[おいしく挽ける科学的な根拠]をお伝えします。
お読みいただくことで、間違いのないコーヒーミルを選べるようになります。

とくに
「自分でコーヒー豆を挽いてみたいけど、せっかく買ってもハズレだったら…」
と不安なあなたにこそ、お役に立つことまちがいありません。

《読了目安:15分》

はじめに:29年、まちがい続けたコーヒーミル選び

はじめに:29年、まちがい続けたコーヒーミル選び

わたしはコーヒーを手で淹れることに目覚めて以来、ずっと数千円台のミルを使っていました。
「コーヒー豆を挽けさえすれば、なんでもいいんでしょ」と思っていたものです。
でも、どんなに高級な豆を使い、抽出方法を工夫しても、目標とするプロの味には遠く及ばず。

「自分の腕が未熟だからだろう」と思考停止したまま、時間だけが経ちました。
なにか別のところに原因があると気づいたのが、なんと29年も経ってから。
30年近く無駄にして、ひとつずつ問題点を潰すことにようやく思い至ったのです。

最初に試したのが、コーヒーミルの粉砕方法別の比較でした。
種類別にひととおり自腹で取りそろえ、挽きくらべてみたのです。
それがこの記事のベースとなっています。

何台もミルを買って試すのは財布的に少々痛かったものの、結果は予想を超えるものでした。
商品テストによって、「確実に美味しく挽けるコーヒーミルの法則」も見えてきました。

コーヒーミル次第で、コーヒーの味は激変します

コーヒーミル次第で、コーヒーの味は激変します

今回のテストで得た選び方のポイントだけ、先に書いてしまいますね。

コーヒーの味は「挽き粉の挽きムラ」、つまり、大きなカケラからパウダー状の微粉まで、サイズのばらつきに大きく影響されます。

挽き粉の粒度(「メッシュ」などとも呼びます)が揃っていないと…

●粗い欠片(かけら)
 湯が内部に浸透するまで時間がかかる
 =コクや香りが抽出しきれない

●微粉
 瞬時に湯が浸透する
 =抽出過剰で、本来なら浸出に長時間かかる雑味成分までが出てしまう

構造上問題のあるミルは、パウダー状の微粉から大きなかけらまで、挽きムラがあります。
そんなミルを使うかぎり、たとえどれほど高級な豆を使っても

・香りや旨味がじゅうぶん抽出できない
・渋くてえぐみのある《雑味》はたくさん溶け出す

という薄くてまずいコーヒーとなり、コーヒー豆を台無しにしてしまうのです。

最近、1980年代に買ってあったコーヒー研究の専門書を再読したのですが…
この粒度の件は、当時の書物にすら記されていました。
自分で発見したつもりが、コーヒー界では至ってポピュラーな事実だったのですね。

ともあれ。
ミルの構造次第で、コーヒーはおいしいどころか、薄く、まずくなる。

コーヒーミル選びがいかに重要か、おわかりいただけたでしょうか。 

「理想のコーヒーミル」の最重要ポイント

つまり、

【粒度のばらつきが少なく 均等にコーヒー豆が挽けること】。

これこそが、コーヒーミルの最重要ポイントです。
粉のサイズが均等であれば、理論上は
「コーヒーがもつ味わいと薫りのポテンシャルを余すところなく引き出しつつ、雑味は出さない」
コーヒー抽出が可能となります。

もちろん、豆の品種、生育状況、鮮度、焙煎や抽出技術など、おいしいコーヒーの条件は無数にあります。

しかしそれらの条件は、専門家でもなかなかクリアできません。
ところが適切なコーヒーミルを使うことだけは、われわれ一般人でも可能です。
プロ同様の均質なコーヒー粉を、ミル次第で私たちも得られるのです。
つまり、ミル選びは「かぐわしい極上のコーヒー」への、もっとも手堅い手段といえるわけですね。

方式別・4種類のコーヒーミル

さて、ここからしばらくは、商品テストを通じた種類別ミルの解説です。
--
コーヒーミルは、豆の粉砕方法によって、大きく3種に分類できます。

a. 【コニカルグラインダー】
b. 【ブレードカッター】
c. 【フラットカッター】

──横文字だと、ややこしいですよね。

単純にいうと、こうなります。

①手動の臼式
②ミキサー式、プロペラ式
③電動の臼式
④カッティング式

1番目が手動。
それ以外はすべて電動です。

また、1と3は臼歯で、本質的には手動か電動かの違いしかありません。
方式の違いはこれだけ。
シンプルですよね。

では、どれを選べばよいのでしょう?

これらの比較記事など見たことがなかったため、思い切って4種類とも自腹で揃えてしまいました。

また、方式別の味の差だけを際立たせるため、今回はカリタ社製品で統一しています。
(カリタに肩入れしているわけではないことは、読むとおわかりいただけます)

それでは、各方式の特徴をみていきましょう。

1. 手動の臼式ミルとは

1. 手動の臼式ミルとは

手挽きタイプの多くは、ハンドルを手で回し、溝が彫られた臼でゴリゴリとすりつぶす方式。
挽き臼のかたちが円錐(=conical)なので、「コニカルグラインダー」などとも言われます。

安いものでは、千円台からあります。
なかには昔日のドイツ・ザッセンハウス社のような工芸品を思わせる製品、最近ではコマンダンテなどの精緻なつくりの手挽きミルもあります。

[画像はかなり安い部類の カリタ 手動コーヒーミル KH-3]



2. プロペラで粉砕する電動ミキサー式

2. プロペラで粉砕する電動ミキサー式

次はミキサー式です。
底部についたブレードが、飛行機のプロペラのように高速回転します。
フードプロセッサーやジューサーミキサーと同じように、コーヒー豆を粉砕します。
この商品の場合、粉の挽き具合は赤いボタンを押し、回転する時間で調整します。
[画像はカリタ イージーカットミル EG-45]



3. 電動の臼式

3. 電動の臼式

次に電動臼式は、手動のミルと基本原理は同じです。
違うのは、高速回転するモーターで豆を挽けるところ。
鉄製にくらべ精度の高いファインセラミックス製の挽き臼が使われることが多く、その臼で豆をすり潰します。
写真のもので価格は8,000円前後です。
[カリタ セラミックコーヒーミル C-90]



4. カッティングミル(写真右側)

4. カッティングミル(写真右側)

最後はフラットカッター(カット式、写真右側)です。
鋭利な溝が刻まれた円盤が向き合って回転し、隙間を流れ落ちてくる豆を刻むのがフラットカッター式。

プロの多くはこのタイプを使っています。

安いものでも最低1万円台からと、全方式中でいちばん高価。
サイズもほかより大柄で、画像の商品だと高さ34cmです。

※追記:画像の銀色のミルは現在廃番となり、2017年以降「ナイスカットG」に代替わりしました。
詳細は記事後半でお伝えします。

[カリタ ナイスカットG]
https://amzn.to/2xTpjOn


タイプ別の「挽き豆比較」スタート!

お待たせしました。
それではタイプ別に、実際に豆を挽いてくらべてみましょう。

同じ焙煎度の豆を10gずつ用意し、挽き上がりの時間も比較しています。
豆の挽き具合は、一般的な抽出方法で使われるペーパーフィルター向きの「中細挽き」で統一しています。

手回し式の挽き豆

手回し式の挽き豆

手回し式のハンドミルで挽いたコーヒー粉です。
ご覧の通り大きなかけらが残っており、4タイプ中、もっともばらつきが生じました。
なかなか狙い通りの粒度にならず、何度もやり直し、微調整を繰り返しています。

挽き上がりまでの時間は、およそ1分ほど。
ずっと回していると、腕が疲れます…

ミキサー式の特徴と使い方

ミキサー式の特徴と使い方

次は電動のミキサー型。
テストした商品はスイッチを押している間だけ通電し、プロペラ型の刃が高速回転します。

挽き具合の調整はこのボタンのON|OFFだけで行う、シンプルな仕組み。

手首のスナップの効かせ具合でも、挽き上がりが変わります。
コーヒー豆の仕上がりは、好みのサイズになるまで目で確認しながら。

中細挽きの所要時間は、およそ1分から1分30秒。

ミキサー式の挽き具合①

ミキサー式の挽き具合①

画像はミキサー式で挽いた豆。
この方式は、プロペラ刃が当たるところだけが挽かれます。
なので小まめにスイッチを切っては容器を振り、中身を混ぜる動作が必要。

粒同士が激しくぶつかり合う結果、全体に角が削られ丸くなったように見えます。
一見、それなりに均一に挽かれているようですが、実際は……?

ミキサー式の挽き具合②

ミキサー式の挽き具合②

ミキサー式の場合、画像のようにパウダー(微粉)が大量に発生します。

この方式は、コーヒー豆は挽かれても排出されず、プロペラが延々と粉砕し続けるのが特徴。
粗いカケラにばかり注意を向けていると、すでに挽かれた粉たちはどんどん微粉になっていくわけです。

結果、苦くて渋い雑味の原因となる、微粉が大量に作られることに。

そしてこのタイプは、

・スイッチを押している時間
・シェイクして内部を均等に混ぜ直す頻度
・手首のスナップ具合

といった条件に左右されるため、「昨日と同じ粒度に」といった再現はほとんど不可能です。

電動臼式の特徴と使い方

電動臼式の特徴と使い方

次に電動臼式の挽き具合です。
このタイプは「ホッパー(豆受け)」から挽き臼に豆が引き込まれ、すりつぶされたら底の粉受けに排出されます。

上で触れたミキサー式ほどには、粉の大きさにばらつきのないことがメリットです。

電動臼式(セラミックミル)の挽き具合

電動臼式(セラミックミル)の挽き具合

この電動臼式で挽くと、コーヒー豆の薄い表皮が浮いているのが目立ちました。
豆を覆うこの薄皮は「チャフ」「シルバースキン」などと呼ばれ、雑味の元凶とされることも。

(以前、試しにピンセットで薄皮をすべて取りのぞいてみたことがあります。
それで抽出したコーヒーはクリアでしたが、なんだか奥行きのない平板な味わいになりました。
以来、わたしは「薄皮は多少残っていても問題ない」という立場をとっています)

この電動臼式では、ご覧のとおり薄皮はあまり挽かれず、ある程度は原型のまま残ります。
そのため、チャフによる雑味は抽出され過ぎないようです。

この臼歯タイプでも、微粉は大量に発生します。
その大半は静電気によって排出口に付着するものの、やはり粉受けにも出てきました。
排出口のほうは、こまめなチャフや微粉の手入れが必要になります。

中挽きの所要時間は40秒ほどでした。

電動臼式とフラットカッター式の違い

電動臼式とフラットカッター式の違い

テストした商品固有なのかもしれませんが…

この臼式(画像左側)は、ホッパー底面の傾斜がほとんどありません。
そのためか、コーヒー豆からにじみ出た油分のこびりつきが多めです。

とくに深煎りでは底面に油脂がはりつき、コーヒー豆がスムーズに流れ落ちなくなります。
本体を揺すったり、スイッチを何度もON|OFFしなければ最後まで挽ききれません。

そして、このタイプはホッパーの締め込み度によって、コーヒー粉の粒度を調整する機構です。
なので分解掃除をするたびに、締め込み具合の再調整が必要。

そしてその微調整がまた、むずかしい!
掃除のたびに粉の粒度が変わる=コーヒーの出来が変わるのです。

頻繁に掃除しなければならないのに、そのつど粒度調整が必要とは…
衛生面に敏感で、使用のたびに臼歯までお手入れしようとすると、満足できるコーヒーは永遠に淹れられないかもしれません(笑)

電動挽臼式のデメリットをまとめると、

【こまめな手入れが必要なわりに、挽き具合の微調整が困難】

となりました。

フラットカッター(カット式)の特徴

フラットカッター(カット式)の特徴

フラットカッター式は、カフェや喫茶店の多くで使われる業務用がこの構造です。

特徴のひとつは、手間いらずなこと。
ダイアル位置を希望する挽き目に合わせ、スイッチを入れたあとは挽き上がりまで放置でOK。

これまでみてきた3種類のミルは、すべて挽き具合の調整がきわめてシビアでした。
しかしこの製品は、調整のわずらわしさとも無縁です。

また、掃除の際も取付部のネジをコインドライバーではずし、終わったら組み付けるだけ。
ここでも挽き具合の再調整は不要です。

ただ、静電気による影響は他より目立ちます。

とくに浅煎り豆だと静電気を帯びやすく、排出口のまわりにチャフや微粉がつきやすくなります。
一方、深煎り豆は油脂の浸出が強いこともあり、静電気の影響はわずかです。

フラットカッターの挽き具合

フラットカッターの挽き具合

そして、こちらがフラットカッター(カット式)の挽き豆画像です。

カット式といわれるだけあり、角の立った挽き上がり。
粒の均等度は他とくらべ、きわだっています。他よりも格段に微粉が少ないことも特徴。

そして10gの中挽き所要時間は、10秒でした。
刃の回転は低速でも、豆を一気に大量に引き込み切削します。
そのため、他のタイプよりも挽きあがりが早いのです。
挽き時間が短いため、挽き立ての香りもほかより保たれます。

なぜか誰も語らない!? 超重要ポイント

なぜか誰も語らない!? 超重要ポイント

それぞれ条件を統一して飲み比べた結果、法則はみごと当てはまりました。
つまり
「微粉が発生しにくく均等に挽けるフラットカッター(カット式)が、雑味を抑え味や香りを最大に引き出せる」。

そして、各種試して味以外の点で痛感したのが、どんな記事でも目にしたことがないこのポイント:

【お手入れの前後で粒度(粉の大きさ)が変わらない】

ということです。

原理的に、ブレード式(ミキサー式)は同じ粒度の再現は不可能なので論外でした。
臼式も、分解掃除のたびに挽き臼の隙間調整で粒度が変わる…つまり、掃除をするたびにストレスが溜まります。

ともに思い通りの粒度にはならず、納得のいかないコーヒーのできあがり。

一方、粒度が変わらないフラットカッター(カット式)は「コーヒー豆も調整時間も無駄にしない」という点だけでも、圧倒的に優秀です。

再度整理すると、

1. 微粉が少ない
2. 粒度が均等
3. 短時間で挽ける
4. 常に目標の粒度が再現可能

これらがコーヒーミル選びのポイントであり、フラットカッター型がベストということになります。

恥ずかしながらこのことに気づくまで30年近く、コーヒーミルに費用を掛ける意義が見出せませんでした。

でも実験の結果、これまで他の方式のミルで時間を無駄にしてしまったことを、激しく悔やんでいます。

結論:タイプ別の比較・おすすめランキング

方式別でおすすめ順に並べると、以下のようになります:

4位. 電動ミキサー式


3位. 手動臼式(手回し式)
※挽き臼がセラミック製なら電動臼式とほぼ同等

2位. 電動臼式(セラミックミル)



1位. 電動カット式(フラットカッター)
※矢印の多さは主観的な味わいの違いを示しています(笑)

…それぞれの差は、誰が飲み比べても変わらないでしょう。
コーヒー豆の粒度がばらつきによって、それほど明確な差が出るのです。

そして、もし最下位となったミキサー式を選ぶなら、(語弊はありますが)安物であっても手回し式のほうがまだましです。

「これだけはおすすめできない」ミルは…?

「これだけはおすすめできない」ミルは…?

こうして、適切なコーヒーミルの選び方がおわかりいただけたかと思います。
上記の条件を満たすミルを選べば、失敗することはありません。

逆にいうと、条件をひとつも満たさない、画像のようなプロペラ刃(ブレード)のミキサー式だけは…(笑)
テストに使ったのは、プロペラ方式のなかでも手で掴んでもつ手持ち型でしたが、同じプロペラなら机上に置く「据え置き型」も同じことです。

いいえ、実は手持ち型のほうが、まだマシです。
手持ちは容器を振って混ぜ合わせれば、まだ多少は挽きムラを抑えられるからです。
一方、据え置き型は文字通り動かせません。
同じ部分を延々と挽き続け、このようになります:

・刃の当たる部分は挽かれすぎ
・刃が届かない部分は挽き残し

挽く量が多すぎると、大量の微粉を出しつつ、コーヒー豆が原型のまま残ることも。
多少なりと防ぐには、ごく少量、数粒ずつに分けて(!)挽くしかないでしょう。

据置型のミキサー方式は、あらゆる方式のなかでもほんとうにすすめかねること、ご理解いただけると思います。

ラッセルホブスの電動ミルの謎

ラッセルホブスの電動ミルの謎

いま述べたばかりの「卓上で据え置き使用するミキサータイプ」の実例を、あえて挙げてしまいますね。
それは写真のようなタイプです。
この形状をしたミルすべてがアレですが、代表格として挙げています。

ラッセルホブス 電動コーヒーグラインダー 7660JP



ラッセルホブスはイギリスの調理家電メーカーで、この7660JPは中国で製造されています。

これは余談ですが…
こちらのミルは日本でだけ売られているようで、同社のイギリスサイトには掲載されていません。

米独仏伊豪蘭など同社の各国サイトでも、ミルはそもそも扱っていないか、あったとしてもまったく別の、「非・ミキサー」タイプしか販売していない様子。
(そちらのミルはデザインに関してきわめて凡庸で、あまり人気がありそうには見えません)

日本では「おしゃれミル」として人気のこの7660JPですが、他国でなぜ、これを売らないのでしょう?
家電業界では、国ごとの嗜好や慣習にあわせて商品企画されることはめずらしくありませんが…たいへん不思議です。

ひょっとすると、
欧米向け→ デザインは地味。味はほどほど
日本限定→ デザインは洗練。味はおざなり

ということなのでしょうか。

フラットカッターは他より高額だけど

話を戻しましょう。

やはり電動の、フラットカッター(カット式)がいちばんです。
カット式は高価ですし、購入にはそれなりの思い切りが必要でしょう。

とはいえ、投資に見合う満足は必ず得られます。
「いままでのコーヒーにはもう戻れない」
という格段の差があります。

わたし個人もテストのために買ったミルでしたが、結局ここ数年でもっとも満足できた買い物になっています。

…というわけで、ここからはフラットカッター式の具体的なおすすめ品をご紹介します…!

では、フラットカッター式で具体的なおすすめ機種は?

では、フラットカッター式で具体的なおすすめ機種は?

粉砕方法のベストはフラットカッター(カッティング式)となりましたが、そのなかでのいち推しは、実験でも使用したカリタの「ナイスカットミル」です。
このあとご紹介しますが、同種の他機とくらべ、品質と価格のバランスがもっとも高いためです。

ちなみに、’17年以降は【ナイスカットG】という画像の商品にマイナーチェンジしています。

●ナイスカットG
▶アイボリー https://amzn.to/2xTpjOn
▶クラシックアイアン https://amzn.to/2HUsXsS

以下のような細かい箇所が変更されていますが、率直に申しますと表面的な内容にとどまります。

・モーターの回転を少し遅くし、摩擦による発熱を抑制
・ボディ色の変更
・一部プラ製だった粉受けカップをステンレス製に統一。静電気発生を若干低減
・粉受けの背が高くなり、粉の飛散を抑制
・ホッパー蓋のつまみが大型化
・挽き目ダイアルが、中挽きを意味する「カリタ」という表示のみに
 (従来通り粗挽きや細挽きも可能)
・掃除用ブラシ付属

どれも表面的な変更にとどまり、駆動部を含め、本質的には先代と同じです。
先代は80年代から製造されていたため、すでに40年ほどの実績があります。
替え刃を交換しながら25年以上愛用しているファンもいるほどで、まさに「一生もの」といえます。

ナイスカットG以外のおすすめミル、4位

ナイスカットG以外のおすすめミル、4位

さて、ここからは「ナイスカットG」以外の4種のミルを、おすすめ理由も含め記していきます。
なお、手動ミルについては、記事の最後でご案内しています。

●4位:富士珈機「みるっこ R-220」
イエロー
https://amzn.to/2FNUlJu
レッド
http://amzn.to/2e95pWC

「みるっこ R-220」は、コーヒー器具メーカー、フジローヤル(富士珈機)のロングセラー。

カリタのカット型とはかなり異なる刃型をしていますが、フラットカッターに分類しています。
みるっこは昔からナイスカットと双璧をなす、定番中の定番品。
性能は勝るとも劣りません。

また、カリタ製のミルはドリップ法が中細挽きのカリタ式に最適化され、粗挽きや細挽き、とくに粗挽きがやや苦手ですが…
富士珈機のつくる「みるっこ」は、特定のドリップ法にはくみしません。
また、別途エスプレッソ用の極細挽きに特化した「カット臼」タイプという機種も販売されていて、用途別に選択可能。

みるっこをライバル機のナイスカットGと比較した際、難点があるとすれば、それは価格です。
頻繁に値上げを繰り返した結果、2019年時点で標準価格は税込59,940円。
以前は実売価格の差はわずかだったのに、いまや倍以上に開きました。
もし「みるっこ」の実売価格がもっと低かったらこちらをすすめるのに、残念です。

推薦ミルの3位は、大柄な「ハイカットミル」

推薦ミルの3位は、大柄な「ハイカットミル」

●3位:カリタ 業務用「ハイカットミル」
https://amzn.to/2FNm9Og
カフェや喫茶店など、プロが使っているのをよく見かけるのが、この「ハイカットミル」。

ナイスカットの上位機種で、完全に業務用の位置づけです。
業務用ですし、さらに均質&大量に、短時間で挽けるのがポイント。

実のところ、業務用には富士珈機のR-440ほか、すぐれた機種がほかにも多数あります。
しかしここでおすすめするのには、明確な理由があります。

それは、実売価格。

今のところ値引き幅が大きく、他のハイアマチュア向け機種と、価格差があまりないのです。
割安感ではこのハイカットミルが断トツです。

ただし、自宅で使うには若干のハードルも。
こちらのミルは、全高 52cm、重さ 11kg。
シルエットは同じでも、他よりひと回り以上大柄なのです。

大柄なのには、理由があります。

1つはもちろん、大量処理が必要な業務用だから。
もう1つは大型モーターの回転トルクを活かし、低速でも力強く挽くためです。
小型モーターは高速回転が必要で、発生する摩擦熱はコーヒー粉に悪影響を及ぼすとされています。
上位のミルほど摩擦熱を抑えるために大型化するのは、原理上も当然といえるわけです。

この機種は設置場所に余裕があれば、たいへん価値の高い商品です。

2位はナイスカット後継機として登場したNEXT G

2位はナイスカット後継機として登場したNEXT G

●2位:カリタ「NEXT G(ネクストG)」
https://amzn.to/2FNlexi

先の「ナイスカットG」に対し「ネクストG」と紛らわしいですね。
こちらは次世代=NEXT Generation を意味し、当初はこちらだけを残してナイスカットを廃番にする意図があった節が。
次世代らしく? 見た目もシュッとしています。笑

ナイスカットと比べ、NEXT Gは以下が優れています。

・カッター部は鋼鉄→セラミック製
・モーター速度を半分に落とし、発熱と騒音を低減
・静電気除去機能を搭載し、粉末飛散を抑制
・スイッチが本体背面から正面に移動し、操作しやすく

モーターが低速化したことで挽き上がり時間が延びた以外は、多数の改良点がみられます。

ロングセラーの系譜「ナイスカットG」か、
新機軸満載の次世代「ネクストG」か?
2018年までは2倍近い価格差があり、評価も4位としていました。しかし19年には前者の実売価格が上がり、後者の割引率が大きくなってほぼ同価格帯に。実に悩ましい選択となりました。

静電気によるコーヒー粉の飛散が気になるならネクストG。
そうでもないなら従来のナイスカットG。
そんな選びかたでよいかもしれません。

[ちなみに私は深煎り派なので、静電気はまったく気になりません]

そして、ナイスカットG以外でおすすめする第1位は?

そして、ナイスカットG以外でおすすめする第1位は?

●ラッキーコーヒーマシン「ボンマック bonmac BM-250N」
ブラック
https://amzn.to/2CN54SG
レッド
https://amzn.to/2FzYkba

そして、ナイスカットG以外でのおすすめ候補1位は「ボンマック BM-250N」です。

ちなみに、これまでおすすめしてきた機種はすべて国産でしたが、実売3万円以上。
そしてこちらだけは台湾製で、1万円台なかばの実勢価格です。
おすすめしたフラットカッター方式が高いからといって、商品説明の日本語が怪しい中華コピーに手を出すのは、たいへん危険です。

一方、ボンマックBM-250Nは、UCC上島珈琲グループのラッキーコーヒーマシン社のもの。
サードウェーブコーヒーの代表格、「ブルーボトル」などにも同社の製品は導入されています。
本品自体も2010年の発売で、商品に対する信頼の実績も積み上がっているほか、後発として上記製品などもよく研究されています。

あらゆるものが値上がりしている昨今、安価だったナイスカットGですら、2019年春以降は実売3万円ほどになっています。
均等な粒度、静音性など、性能面で拮抗しているのに半額近いBM-250Nは、お値頃感がたいへんに高いコーヒーミルです。
(BM−250Nも徐々に実売は上昇中)

2019/5/23 追記

2019/5/23 追記

2019/5/23追記
最近までナイスカットGは品薄で、安くても3万円前後になっていました。
最近すこし下がってきているようですが、それでも3万円を切るならお買い得と言える状況。
そんな状況で、下記ショップが群を抜いて安くなっていました:

▶(楽天市場)限定生産ホワイト
https://a.r10.to/hzPU87
→少し前に限定生産されていた「ホワイト」の市中在庫をかき集めてきた雰囲気です(笑)
限定版はプレミアがつきやすいので、二重の意味でお買い得といえます。
なので、短期間で売り切れてしまったらごめんなさい。

余談で、ちょっと下世話なお話をしますね。

間違いのない電動コーヒーミルとして挙げたカット型の多くは、過去数十年間生産されてきました。
ほとんどモデルチェンジしない。頑丈。補修部品が豊富でこの先も何十年と使える。年を経るとともに風合いが増す──そんな理由から、中古市場でも人気を保っています。

そのため、頻繁に値上がりが続く現在、
「数年後に手放したところ、入手した時と大差ない値段がついた」といった例が多く見られるのです。

「味わい面で劣る安価なミルに寄り道するのはもったいない」というのは、そうした意味も含んでのことです。
早めの入手がお得になる可能性が高いこと、ご理解いただけるかと思います。

以上、追記でした。

電動コーヒーミルは、上記5種から選べば大丈夫

ここまでで、5つのベストバイ機種をご紹介してきました。

・ナイスカットG(カリタ)
・みるっこ(富士珈機)
・ハイカットミル(カリタ)
・ネクストG(カリタ)
・ボンマック BM-250N(ラッキーコーヒーマシン)

「おいしいコーヒー粉の科学的な条件」をもとに選ぶと、結局、プロやコーヒー通にも選ばれる製品ばかりが残りました。

どれも数万円クラスでは間違いのない機種です。
他の粉砕方式は安価ですが、残念ながらコーヒーの味わいを大きく損なうため「選外」です。

29年も無駄にした私のように、遠回りする必要はありません。
一方で極端な話、ミルの方式さえフラットカッター式なら、あとはどれを選んでもさほどの違いはありません。

そうなると、決め手はやはりコストパフォーマンスとなります。

実はこれらの機種でも、微粉の100%除去は無理です。
粒度の均一性を求めはじめると、数十万円する機種まで存在しますが、「豆を粉砕する」という原理に立脚している以上、どんなに高額でも微粉ゼロはありえません。

よほどのコーヒー求道者でない限り、価格と性能のバランスから考えると、ご紹介した5点の電動ミルが最適解となります。

数万円の投資でリセールバリューが高く、しかも何十年も満足が続くのです。
どれを選んでも価値ある買い物です。

手動ミルの「買ってはいけない」と「おすすめ」は…?

それでも「電動は予算が…」「やはり手挽きがいい!」とお考えでしょうか。

その場合の選び方もお伝えしましょう。

ご注意いただきたいのは、
【木箱のボディや鋳鉄製といった、一見クラシックな工芸品調】の手動ミルには手を出さないで、ということ。
そうではなく、【臼歯がセラミック製のモダンなミル】をおすすめします。

理由はずばり、「精度」。

工芸品風の手動ミルでも、何万円もする本格派ならよいのですが、数千円レベルで精密な加工は期待できません。

作り手として限られた原価しか割けない場合、
・人の手で加工が必要な木箱にまでコストを掛けるか?
・ボディは大量生産品でも、ミルの核心たる挽き臼に集中的にコストを掛けるか?

…「味」を優先するなら、答は明らかです。

工芸品調は飾るのに向いても、回転軸がぐらつき粒度が揃わず。
一方、大量生産でも精度が維持しやすいセラミック製の挽き臼なら、欠点の多くは解消されます。
また、セラミックは水洗い可能という付随メリットも。

ただし
・挽き上がり時間
・腕の疲れ
・粒度調整の手間
・味わい

の4点で、電動カッティングミルの完勝です。

将来この形式を入手する日が来たら…
「無理しても最初からこちらにすればよかった!」
と後悔なさることでしょう。

以上をご理解いただいたうえで、手動ミルのおすすめを2つ、ご紹介します。

おすすめ手動ミルの1つはポーレックス社の…

おすすめ手動ミルの1つはポーレックス社の…

手動ミルの選び方ポイントにつづき、具体的なおすすめ商品を2つご紹介します。
(電動を含めた全般のベストは上のほうで述べています)

画像はジャパン・ポーレックス社の製品。
手挽きミルでは定番といえる存在で、鹿児島県霧島市で製造されています。

▶ポーレックス「セラミックミニ」
http://amzn.to/2egkq7V

コーヒー約3杯分[30g]が挽けるレギュラータイプと、直径は同じで2杯分[20g]のミニがあります(画像はミニタイプ)。
いずれも普段使いには十分なサイズ。
ミニの方のハンドルは、分解してボディの黒いシリコンカバーに通して固定でき、まあまあコンパクトに収納可能。
アウトドアへの携帯性にもすぐれます。
キャンプなどに持ち出すと、ちょっとコーヒー通を気取れるたたずまいですよね。

なお、こちらの商品には、大量にコピー商品が出回っているのでご注意を。
とくに海外製は見た目だけを安易に模倣したものが多く、軸がぐらつく、回転が渋いといった典型的な「安かろう悪かろう」が多く見られます。

なお、ポーレックス社が自社開発したセラミック臼の完成度は、他の日本製と比較しても一日の長あり。
ここ数年でハンドル接合部が改良されるなど、ものづくりに対する誠実な取り組みも評価できます。

手動ミルのおすすめ 第1位

手動ミルのおすすめ 第1位

最後に、2016年の発売以来、手動ミルの一番人気もご紹介します。

日本の耐熱ガラス器具メーカー、HARIO社製のこちらです:

▶ハリオ 手挽きセラミックコーヒーミル スケルトン MSCS-2B
https://amzn.to/2wgDFI4

低価格ミルの最低条件となるセラミック製の挽き臼を備え、実売で2千円ほどと、ひときわ安価。
上でご紹介したポーレックス社製の「手にしたときのよろこび」的なものは、正直希薄です。
でも、ポーレックスの半分弱という価格は大きな魅力。

ちなみに容量は、コーヒー約10杯分にあたる100g。
電動のナイスカットでも50gなので、倍もあります。

そんなに手挽きするのは苦行過ぎますし、そもそもコーヒー豆の挽き置き保存は、挽きたての薫りを損なうNG行為。
なので容量いっぱい挽く機会はほとんどなく、毎日使うには大きすぎます。
でも大柄ゆえに接地面積が広く、どっしりと安定して挽けるのは利点です。

初心者のかたなど、「はじめてのおためし入門ミル」として、おすすめします。

なお、こちらにはほぼ同じ機構や価格で容量が2杯分というスリムタイプもあります。
安定度は一歩譲るものの、サイズ的にはこちらもよいですね。

▶ハリオ セラミック スリム MSS-1TB
https://amzn.to/2Kf7PlI

最後に

長文をお読みいただき、ありがとうございました。
最後に再度、要点をまとめます。

★失敗しないコーヒーミルの最低条件
・微粉が少なく、均等な粒度で挽けること
・掃除後もただちに目標の粒度が再現できること

これらを満たす電動のカッティングミルが、あらゆる点でベスト。
初期投資が多少高くついても、10年単位で日々満足が続くのですから、逆に割安な投資です。

--

今回の記事は、わたしのようにコーヒーミル選びで失敗する人を少しでも減らしたいとの思いから書きました。

ここでとりあげたミルの大半は、30年~50年も大きなモデルチェンジがない商品です。
市場規模が小さいゆえか、枯れた技術で完成しているのか。
あらゆる技術が進歩しているのに、コーヒーミルの世界は時間が止まっているようで残念です。

でも、進化がないというのは逆に考えると…
今回のおすすめは今後も当分、揺るぎないベストでありつづけるでしょう。

さて、あなたは、だれと一緒にとっておきのコーヒーを味わいますか?

寺井久貴さんのおすすめ情報

この記事はこちらでも紹介されています!

コーヒーメーカーのあれこれを家電のプロに教えていただきました!
寺井久貴
寺井久貴さん
当「暮らしニスタ」のファウンダー。 こちらでは、1会員として投稿しています。 「プロの1~2割の労力で、8割以上の成果」がモットーです。
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yuki_miさん
yuki_miさん

lemondeさんお久しぶりです!覚えていただけていますでしょうか…笑。

先日母親が誕生日にコーヒーミルがほしいと言ってきたので、これは!と思いこの記事のおすすめのものを買ってみました♡

この記事の中では一番安いものにしたのですが、「プロのミルみたい!」と母親も大喜びでした(*^^*)残念ながら私はコーヒーの味が分かるほどの舌はないのですが、挽いている音・見た目・香りからなんだか違うような気がします♩

やっぱりlemondeさんの記事の信頼性はさすがでした♡ありがとうございます!

2017-03-15 17:52:48
寺井久貴さん
寺井久貴さん2017-03-15 19:49:10

ご無沙汰しています (_ _)
フォーチュンクッキーがヘビーローテーションしておりました(謎)

実はお安いミルでもさらにおいしくする小技があります。
それはずばり、「茶こしで微粉をとる」。
高額なミルにくらべどうしても粉のサイズのばらつきが出ますので、
茶こしでふりふりしてあげれば、パウダー系の微粉は除去可能です。

おかあさまにもお伝えください!

たこるさん
たこるさん

最近コーヒーに目覚めた初心者です。
少し前までは挽いた豆でいいやと思っていましたが、こちらの記事を拝見して電動ミルが欲しくなりました。
静電気が少なく扱いやすそうな「カリタ ネクストG 61090」、お手頃な「ボンマック BM-250N」、手入れがしやすそうな富士珈機「みるっこ R-220」で検討していたところ、値段もサイズも手頃なノルウェーのウィルファ社の製品を知りました。
寺井さんは長年にわたって美味しいコーヒーを極めようとされていらっしゃるのでご意見を伺えたら嬉しいです。もしお薦めとお考えでない場合コメントしづらいかもしれませんが、寺井さんなりにそうお考えになる理由などお聞かせいただけるとありがたいです。
検討候補:wilfa Svart Aroma [CGWS-130B]
     コニカル刃使用 、DCモーター搭載、回転数500-650rpm
どうぞよろしくお願いします。

2019-04-29 05:42:05
寺井久貴さん
寺井久貴さん2019-05-03 19:24:29

たこるさん、はじめまして。そしてご返事が遅くなりごめんなさい。

こちらですね
 ↓
https://www.amazon.co.jp/dp/B07NDWCY24/
おもしろそうな機種ですね。
ただ、自身で試したことがなく、よいかどうかを申し上げられない点をご理解ください。

記事中ではコニカルよりもフラット式をすすめたわけですが、それは味の面もさることながら、お手入れ後に粒度設定が変わるかどうか、という点が主軸でした。
欧米各地では日本よりも野心的なグラインダー改革の研究が進んでいます。
Svart Aromaがホッパーの脱着後も粒度が変わらないのであれば、
そうした技術革新の恩恵によって、コニカル式でもおいしく淹れられるのかもしれません。

あとは、たこるさんのお好みの焙煎度や淹れ方で決めてはいかがでしょうか。
浅煎りか深煎りか。
ポアオーヴァでもペーパーかネルか、あるいはメタルか。
エアロプレスかエスプレッソか。
思いきり主観に基づいて申しますと、富士珈機系は粗挽き、中挽きはカリタのフラットカッター式が向いていて、コニカル式は全般に細挽き〜中挽き向きな気がします。

ううむ、それだけではなんのお答えにもなっていませんね…

Svart Aromaが導入されているというカフェは、今風の、浅煎りだったりエアロプレスが多い気がします。
浅煎り豆なら静電気はとても気になるでしょうし、エアロプレスなら挽き目は細〜中挽きあたりが必要になります。
そうしたコーヒーには、Svart Aromaはかなり向いているように感じます。

スパッとお答えできず、わかりづらい長文でごめんなさい。
なにがしかの参考になりますでしょうか。

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