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後悔ゼロ。コーヒーミルの全種類テストで、おすすめ機種が判明!

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後悔ゼロ。コーヒーミルの全種類テストで、おすすめ機種が判明!

[2017/11/19更新]この記事のポイント:
全種類のコーヒーミルをテストし、【選び方のポイント】と【具体的なおすすめ機種】をご紹介します。

コーヒーミルはかなり高い買い物ですよね。価格や雰囲気だけで飛びつきがちです。
でも、きちんと選んで買わないと、典型的な安物買いの銭失いになるのもコーヒーミルです。
そうならないためにも、ぜひご購入前にお読みください。

‐‐

「コーヒー豆は淹れる直前に挽くのがよい」と、よく聞きますよね。
これは、豆の内側に閉じ込められていたアロマが、挽かれた際に瞬時に揮発するため。

かぐわしいアロマを余さず抽出するには……やはり手元にコーヒーミルを用意しておき、飲む直前に挽くのがベストです。

でも、ひとくちにコーヒーミルといってもさまざまな種類がありますよね。
どれを選ぶか、途方に暮れてしまいそう。

私は長年、ある伝説のコーヒー店の味を再現すべく、研究してきました。

調査の過程で、「どんな種類がいいのだろう?」と疑問が。そこで、せっかくなら実地試験をしてしまえということで、全タイプのミルを自腹で購入。
実際に挽き比較してみたのです。

まとめ記事やカタログ記事とは違う、本当のおすすめタイプをご紹介していきます!

ミルの種類によって、まったくちがう味に!

ミルの種類によって、まったくちがう味に!

…ところで、コーヒーミルを使いさえすれば、コーヒーは美味しく入れられるのでしょうか?

「挽ければなんだっていいのでは?」
と思いがちですよね。

でも、コーヒーの味は使うミルの種類によって、びっくりするほど変わります。

なぜでしょう?

…それは、挽いたときにパウダーのような微粉や大きな欠片(かけら)など、サイズにばらつきがあると起こります。

こんな感じです
 ↓ ↓
●微粉=抽出が進みすぎ、雑味まで出てきてしまう
●粗い欠片(かけら)=抽出が進まず、せっかくの香りや旨味が抽出しきれない

不適切なコーヒーミルほど、挽き豆の粉末が揃わず、ばらつきが大きいもの。
そんなミルで挽いてしまうと、たとえどんなに高級な豆を使っても、

・せっかくの香りや旨味が抽出しきれず、
・雑味などのまずい成分がたくさん溶け出した、

飲むに堪えない残念なコーヒーになってしまいます(>_<)

「理想のコーヒー」のためのコーヒーミルとは?

つまり、

【微粉の発生が少なく、均等にコーヒー豆が挽けること】

これが、コーヒーミルを選ぶうえで最重要ポイント。

もちろん美味しいコーヒーの要素は、ほかにも山ほどあります。
でも、少なくともコーヒーミルが適切であれば、【挽き豆サイズのばらつき】だけは排除できます。

着実に、プロが淹れたコーヒーに近づけるわけですね。

方式別の4種類

それでは、コーヒーミルの種類をかんたんにご紹介します。

コーヒーミルは「コーヒーグラインダー」などとも呼ばれます。
それぞれコーヒー豆を挽くかすりつぶすかによる機能上の名前の違いでしかありませんが、基本は同じものとお考えください。

そして、豆の砕き方により、大きく3つに分類できます。

a. コニカルグラインダー(円錐の臼式)
b. ブレードカッター(プロペラ式、ミキサー式)
c. フラットカッター(カット刃式)

──横文字だと、ややこしいですよね。

電動と手動の要素を加えて単純にすると、こうなります。

①手動 臼式
②電動 ミキサー式[プロペラ式]
③電動 臼式
④電動 カット式

1番目が手動。
それ以外がモーターによる電動です。

また、1と3は臼歯で、実は手動か電動かの違いしかありません。
方式の違いはこれだけ。
シンプルですよね。

では、どれを選べばよいのでしょう?

私自身、こうした比較記事は見たことがなかったため、思い切って4種類とも買い込んでしまいました。
メーカーを統一しておいた方が、客観的に方式別の味の違いがわかりやすいかも。
そう考え、今回はすべてカリタ社のコーヒーミルで統一しています。

それでは、各方式の特徴からお届けします!

1. 手動臼歯式(以下、手回し式)

1. 手動臼歯式(以下、手回し式)

手回し式はハンドルを手で回し、歯車のような臼でゴリゴリすりつぶす方式。
挽き臼が円錐形(=conical)なので、「コニカルグラインダー」とも言われます。

アンティーク風なスタイルで、コーヒーを淹れる(入れる)行為が儀式のよう。
インテリアとしても絵になります。

安いもので約2千円くらいから。
なかには昔日のドイツ・ザッセンハウス社のような、工芸品を思わせる製品もあります。

[画像は安価な部類の カリタ コーヒーミル KH-3]

3. 電動臼式

3. 電動臼式

電動臼式は、ファインセラミックスなどの硬い挽き臼で豆をすり潰します。

大半の手回し式ミルと基本構造は同じで、電動ゆえに格段に所要時間が短いのが特徴。
価格は6千円〜8千円ほどでしょうか。

[画像はカリタ セラミックミル C-90]

4. カット式(写真右側)

4. カット式(写真右側)

最後はカット式です。
鋭利な溝が刻まれた円板が向き合って回転し、通過するコーヒー豆を切り刻むのがカット式。

プロの多くはこのタイプを使っています。

安いものでも1万円台なかばと、全方式中でいちばん高価。

サイズも他の方式より大柄で、この商品だと高さ34cmです。

※2017年3月8日追記:ここでとりあげた銀色のミル、ナイスカットミルは廃番となり、後継製品が出ています↓

[カリタ ナイスカットG]

挽いた豆でくらべてみます

お待たせしました。
それでは実際に豆を挽いてくらべてみましょう。

同じ焙煎度の豆を10gずつ用意し、挽き上がりの時間も比較しています。

豆の挽き具合は、一般的な抽出方法で使われるペーパーフィルター向きの「中挽き」で統一しています。

1. 手回し式の挽き具合

1. 手回し式の挽き具合

昔ながらの手回し式ミル。
ハンドルを回すと、豆が砕かれる感触が手に伝わります。

豆の粒度は4タイプ中、もっともばらつきが。
なかなか狙い通りの粒度にならず、微調整を繰り返す必要がありました。

挽き上がりまでの時間は、およそ1分ほど。
ずっと回していると、腕が少々疲れます…

2. ミキサー式の特徴と使い方

2. ミキサー式の特徴と使い方

この電動ミキサーは、赤いボタンを押している間だけ通電し、プロペラが高速回転します。
挽き具合の調整はこのボタンのON|OFFだけで行う、シンプルな仕組み。

手首のスナップの効かせ具合でも、挽き上がりが変わります。
コーヒー豆の状態を目視しつつ、粉砕します。

中挽きの所要時間は、およそ1分から1分30秒。

2. ミキサー式の挽き具合①

2. ミキサー式の挽き具合①

画像はミキサー式で挽いた豆。
この方式は、プロペラ刃が当たるところだけが挽かれます。
なので小まめにスイッチを切っては容器を振り、中身を混ぜる動作が必要。

粒同士が激しくぶつかり合う結果、全体に角が削られ丸くなったように見えます。
一見するとそれなりに均一に挽かれているようですが、実際は……?

2. ミキサー式の挽き具合②

2. ミキサー式の挽き具合②

ミキサー式の場合、画像のようにパウダー状の微粉が大量に発生します。

この方式は「挽かれた豆は排出される」ということがないため、プロペラが延々と粉砕し続けます。
その結果、微粉だらけになるわけです。

微粉が大量に混じることで、苦くて渋い雑味が大量に抽出されることに。

そしてこのタイプは、

・スイッチを押している時間
・シェイクして内部を均等に混ぜ直す頻度
・手首のスナップ具合

などの条件に左右されるので、構造的に「粒度を揃えるのは不可能」といってよいでしょう。

3. 電動臼式の特徴と使い方

3. 電動臼式の特徴と使い方

次に電動臼式です。
このタイプは「ホッパー(豆受け)」から挽き臼に豆が引き込まれ、すりつぶされたら一番下の粉受けに排出されます。

上で触れたミキサー式ほどには、粉の大きさにばらつきのないことがメリットです。

3. 電動臼式(セラミックミル)の挽き具合

3. 電動臼式(セラミックミル)の挽き具合

この電動臼式で挽くと、薄い表皮が浮いているのが目立ちました。
豆を覆うこの薄皮は「チャフ」「シルバースキン」などと呼ばれ、雑味の元凶とされることも。

この電動臼式では、ご覧のとおり薄皮はあまり挽かれず、ある程度は原型のまま残ります。
そのため雑味は抽出され過ぎないようです。

この臼歯タイプも微粉はそれなりに出ます。
でも大半は、発生した静電気で排出口に付着。
味への影響はわずかです。
ただ、そのぶん微粉末のお手入れは小まめに!

中挽きの所要時間は40秒ほどでした。

3. 電動臼式とカット式の違い

3. 電動臼式とカット式の違い

今回の製品固有かもしれませんが…
画像の左側の臼式はホッパーの底が平たく、ほとんど傾斜がありません。

そのためか手入れを怠ると、コーヒー豆の油脂分が容器内にこびりつきがち。
とくに深煎りでその傾向が顕著で、本体を揺すったり、スイッチを何度もON|OFFしなければ最後まで挽ききることができません。

また、これはホッパー部の締め込み具合で挽き粉の粒度を調整する機構。
なので分解掃除をしたあとは、締め込み具合の再調整が必要です。
そしてその微調整がまた、むずかしい!
適切な位置で印でもつけておかないと、手入れのたびに粉末の粒度が変わるのです。

それはつまり、締め込み調整をしている間は不本意な味のコーヒーになることを意味します。

さらに、この方式は臼歯が高速回転して摩擦熱が発生することにより、香りが劣化するとされます。

…電動挽臼式のデメリットをまとめます。

【こまめな手入れが必要なわりに、挽き具合の微調整が困難。そして香りが損なわれやすい】

となります。

4. カット式の特徴

4. カット式の特徴

カット式は、カフェや喫茶店の多くで使われる業務用と同じ構造です。

このタイプの特徴のひとつは、手間いらずなこと。中挽きの場合、ご覧の位置にダイアルをセットし、電源スイッチを入れるだけです。

これまでみてきたミルは、すべて挽き具合の調整がシビアでした。
しかしこの製品は、調整のわずらわしさとは無縁。

また、掃除の際も取付部のネジを市販のコインドライバーなどではずし、終わったら組み付けるだけ。
ここでも挽き具合の再調整は不要です。

モーター駆動音が大きく、粉受けカップのまわりに粉が少し散らばります。

浅煎り豆だと静電気を帯びやすく、排出口のまわりに
チャフや微粉がつきやすくなります。
一方、深煎り豆は油のしみだしが強いため、気になるほどの付着はありません。

4. カット式の挽き具合

4. カット式の挽き具合

そして、カット式の挽き豆画像。

カット式といわれるだけあり、角の立った挽き上がり。
粒の均等度は他とくらべ、きわだっています。他よりも微粉が少ないことも特徴。

そして10gの中挽き所要時間は、わずか10秒。
歯の回転は低速でも、豆を一気に大量に引き込み切削します。
そのため、他のタイプよりも挽きあがりが早いのです。
時間が短いことで、挽き立ての香りが逃げるのもほかよりも抑えられます。

なぜか指摘されない!? 超重要なポイント

なぜか指摘されない!? 超重要なポイント

それぞれを飲み比べた結果、法則はみごと当てはまりました。

つまり【微粉が発生しにくく均等に挽けるカット式が、雑味を抑え味や香りを最大に引き出せる】。

そしてさらに決定的なのが、どの比較記事でも触れられないこのポイント。

それは…

●●掃除後も挽き豆の粒度が変わらない●●

ということ。

……このことに触れない比較記事の、なんと多いことか!

ほとんどのミルは、分解掃除して再度組み付けるたび、ネジの締め込み具合が変わります。
するとコーヒー豆は思い通りの粒度にならず、結果として、失敗作のコーヒーになってしまいます。つまり、手入れのたびに粒度調整が必要と言うことは、分解掃除のたびにまずいコーヒーを生み出すことになるわけです!

その点、毎回の粒度が変わらないタイプのコーヒーミルは、「無駄が生じない」という1点だけでも、圧倒的に優れているのです。

1. 微粉が少ない
2. 粒度が均等
3. 素早く挽ける
4. 設定した粒度が常に再現できる

自分でコーヒーを楽しみたい人にとって、こうした特徴はこのうえないもの。

情けないことに、私も長年気づきませんでした。
なので、コーヒーミルにコストを掛ける意義が見出せなかったのです。

でも今回の実験の結果、ほかの方式のミルで何十年も遠回りしてしまったことを、激しく悔やんでいます。

「これだけは買ってはダメ」はどれ?

「これだけは買ってはダメ」はどれ?

豆の種類、粉のサイズ、湯温、淹れ方を揃え、飲みくらべてみました。すると、ミルによって濁った味、クリアだけど薄い味など、さまざまな違いが。

4種のなかで、電動ミキサー式だけは構造上どうしても長所といえる点がなく、おすすめできません。

安いのでお使いの方は多いでしょうし、かつて私も使っていました。
しかし写真のような微粉が大量に出て、味に悪影響を及ぼすのです。

いまミキサー式をお使いの方は、ためしに手回しミルでコーヒーを淹れてみてください。
安価なものでかまいません。

手回しの方が微粉が少ないため、クリアな味わいになると感じられるでしょう。

そして……カット式はさらに粒度も揃っているため、さらに大きな味の差が出ることになります。

コーヒーミルのおすすめ別ランキング

おすすめ順に並べると、以下のようになります。

1. カット式

2. 電動臼式(セラミックミル)

3. 手動臼式(手回し式)
※挽き臼がセラミック製なら電動臼式とほぼ同等

4. 電動ミキサー式

それぞれの差は、誰が飲み比べても同じ結果になるでしょう。
粉の粒度のばらつきにより、それほど明確な差が出るのです。

そして、もし4位となったミキサー式を選ぶなら、それよりも安価な手回し式をおすすめします。
(ただし、臼歯は鋳鉄製ではなくセラミック製を)

テストの結論です。

やはり電動の、カット式がいちばんです。
もしそれがはじめての一台なら、高価なカット式にはかなりの思い切りが必要でしょう。

とはいえ、それだけの満足は必ず得られるはず。

今回試した「ナイスカットミル」は、金属加工で有名な新潟県三条市で製造されてきたもの。
構造がシンプルで壊れにくく、補修部品も豊富。
そのため'80年代の登場以来、「25年使っている」といった商品レビューも見かけます。

結果的に、ここ数年でここまで満足できる買い物もなかったと思います。

実機テストを終えて

以上、「全種類比較で判明した、電動・手動コーヒーミルのおすすめは」でした。

「コーヒーミルはカット式が一番」というのは、実はコーヒー通のあいだではポピュラーな事実。

今回、思い切って購入することで実際に確認でき、たいへん有意義でした。

具体的なおすすめコーヒーミルは?

具体的なおすすめコーヒーミルは?

本記事でご紹介した機種は、2017年春以降は新型に代替わりしています。

それが写真の【ナイスカットG】。



旧製品「ナイスカットミル」との目につく変更点といえば、

・本体カラーが変更(アイボリーとクラシックアイアン)
・粉受けがステンレス製の専用品に
・巨大過ぎたホッパーが、粉受けの容量に合うサイズに適正化
・挽き目ダイアルが「カリタ」という選択肢表示のみに
・掃除用ブラシ標準装備

…細かい違いはあれど、駆動部本体は先代そのもの。

旧製品は1万円台で入手できた時期もありましたが、こちらの実売価格は現在2万円台中盤となっています。

ナイスカット以外のおすすめミル、4位

ナイスカット以外のおすすめミル、4位

ここまでは、カリタのナイスカットミルとその後継についてお伝えしてきました。
ここからは、それ以外のおすすめ機種を、おすすめの理由とともにご紹介します。

まずは4位から。

●4位:カリタ「NEXT G」



ナイスカットミルとの違いは、

・カッター部は鋼鉄製ではなくセラミック製
・モーターの回転数を半分に下げ、発熱と騒音抑制
・静電気除去機能で、飛び散る微粉を抑制
・スイッチ位置を手の真後ろから手前に変更して使いやすく

などです。

上でご紹介した「ナイスカットG」と紛らわしい名称が示すとおり、当初はこの機種が、ナイスカットミルの後継機種のはずでした。

ところが、さまざまな新機軸をつけたためか、2倍近い価格に。
そのためか、売れ行きは今ひとつの模様です。

これは個人的な憶測ですが…
この製品があまり売れなかったため、先ほどの「ナイスカットG」が急遽、マイナーチェンジ品として復活したのではないでしょうか。

高機能ながら少々お高いこの「NEXT G」を選ぶか、’80年代からのロングセラーをマイナーチェンジした「ナイスカットG」にするか。

私なら後者を選ぶと思います。

おすすめミル、3位は

おすすめミル、3位は

●3位:富士珈機「みるっこ R-220」



「みるっこ」は、コーヒー器具メーカーとして有名なフジローヤル(富士珈機)のロングセラー品。

実は区分上は臼式となり、カット式とは少々異なる刃型をしています。
とはいえ、基本構造はほぼ同じ。
また、常にナイスカットとセットで比較されてきた存在で、静音性や挽き豆の均等性ならこちらが優れているという声も。

また、ナイスカットGやNEXT Gといったカリタ製のミルは、当然「カリタ式ドリップ法」の中細挽きに最適化された設計になっています。

一方、みるっこは通常タイプが中細挽き〜粗挽き向け。
そしてエスプレッソ向きの極細挽きに対応した「カット臼」タイプという機種も販売されていて、用途別に選べます。
(1台で2種類の刃が切り替られる機種が欲しいのは私だけでしょうか)

選ぶうえで難点があるとすれば、それは価格。
2014年まで税抜45,500円だったのが、2017年春に55,500円に改定されました。
(いずれもノーマルタイプの価格です)

世界的な本格コーヒー人気とともに、きちんとしたコーヒーミルは価格上昇の機運にあるようです。

おすすめミルの2位は?

おすすめミルの2位は?

●2位:カリタ 業務用「ハイカットミル」


カフェや喫茶店でよく見かけるのが、この「ハイカットミル」。
先ほどの「NEXT G」がナイスカットの後継、
そしてこのハイカットミルは上位機種となります。

業務用ですし、さらに均質&大量に、短時間で挽けるのがポイント。

これをしのぐ業務用もありますが、ここでおすすめするのには、理由があります。

それは値段。

今のところ値引き幅が大きく、実売価格が「NEXT G」や「みるっこ」と、さほど差がないのです。
割安感でいえば、このハイカットミルがいちばんではないでしょうか。

ただし、自宅で使うには少々ハードルが…
こちらのミルは、全高 52cm、重さ 11kg。
シルエットは他の製品とそっくりでも、ふた回りほど大柄なのです。

コーヒーミル全般にいえることですが、小径の回転刃はどうしても高速回転させねばならず、熱が発生します。
一方、大型だとモーターのトルクを活かし、低速でも力強く挽けます。
その結果、発熱を抑えつつ大量に挽くことが可能に。

上位のミルになればなるほど、大型化はいわば当然なのです。

この機種は設置場所に余裕があれば、むしろ価値は高い製品です。

そして、ナイスカット以外のおすすめ第1位は!?

そして、ナイスカット以外のおすすめ第1位は!?

●1位:ラッキーコーヒーマシン
「ボンマック bonmac BM-250N」
ネイビー


ブラック

レッド


そして、ナイスカットG以外のおすすめ第1位は、「ボンマック BM-250N」です。

こちらはUCC上島珈琲グループ製で、「ブルーボトルコーヒー」などにも同社の製品が導入されています。

国産のナイスカットGに対し、こちらは台湾製で、実売2万円未満と割安。
また、後発ゆえに「挽き豆の均等性」「モーターの静音性」など、細部も研究されているようです。

両者の価格差が小さかった頃は、

「補修部品の豊富なナイスカット」
「コスパのよいボンマック」

と、選びがいがありました。
ところがナイスカットが新製品に代替わりした結果、双方の実売価格がかなり開く状況に。

コーヒーミルの値上がりが続くなか、品質と価格のバランス面で、今のところこのボンマックBM-250Nが1番のお買い得感があります。

ただし、こちらは生産量が少ないのか、

発売→即売り切れ→再生産で2〜3カ月待ち

を繰り返している様子。
見かけたら、早めの決断がよいかもしれません。

もしも手動ミルを選ぶなら?

もしも手動ミルを選ぶなら?

これまで延々お話ししてきたように、電動のカット式がベストなのはまちがいありません。

でも「どうしても手挽きミルがいい!」というかたもいらっしゃるでしょう。
その場合は、クラシックな木箱型(臼歯が鉄製)ではなく、【臼歯がセラミック製のミル】をおすすめします。

理由はずばり、「精度」。

実機テストで使った手回しミルは鋳鉄製で、軸もぐらつきがち。
精度が低く、均等に挽きづらい欠点がありました。
しかし高精度なセラミックなら、その欠点はかなり解消されます。
また「高速回転の摩擦熱で劣化」という電動臼の課題も、手回しの速度ならば問題なし。

ただし、
・挽き上がり時間
・腕の疲れなさ
の2点では、やはり電動の勝ちです。

また、私がそうでしたが…手回しはやがて面倒になり、多くの方がギブアップしてしまいます。
毎日使用する前提なら、そのあたりも含めてお考えください。

画像は日本のポーレックス社の製品で、手動ミルでは定番といえる存在。

ポーレックス「セラミックミニ」
http://amzn.to/2egkq7V

ハンドルを分解するとコンパクトになり、携帯にも向いています。

たとえば

「自宅では据置型のカット式、キャンプやピクニックなど、アウトドアでは携帯型手動ミル」

…そんな使い方なら、楽しみの幅が広がりそうです。

コツ・ポイント

★コーヒーミルのまとめ

・多少予算オーバーになったとしても、カット式のミルがあらゆる点でベスト。
 10年以上使えることを考えれば、味の良さとあいまって、むしろ割安といえるでしょう。
・電動ミキサー式だけはよいところがなく、典型的な安物買いの銭失い。
 入門用としてもおすすめできません。
・臼式はカット式に一歩譲りますが、選ぶならセラミック製など精度の高い臼歯を。

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lemonde
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yuki_miさん
yuki_miさん

lemondeさんお久しぶりです!覚えていただけていますでしょうか…笑。

先日母親が誕生日にコーヒーミルがほしいと言ってきたので、これは!と思いこの記事のおすすめのものを買ってみました♡

この記事の中では一番安いものにしたのですが、「プロのミルみたい!」と母親も大喜びでした(*^^*)残念ながら私はコーヒーの味が分かるほどの舌はないのですが、挽いている音・見た目・香りからなんだか違うような気がします♩

やっぱりlemondeさんの記事の信頼性はさすがでした♡ありがとうございます!

2017-03-15 17:52:48
lemondeさん
lemondeさん2017-03-15 19:49:10

ご無沙汰しています (_ _)
フォーチュンクッキーがヘビーローテーションしておりました(謎)

実はお安いミルでもさらにおいしくする小技があります。
それはずばり、「茶こしで微粉をとる」。
高額なミルにくらべどうしても粉のサイズのばらつきが出ますので、
茶こしでふりふりしてあげれば、パウダー系の微粉は除去可能です。

おかあさまにもお伝えください!

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