コラム
１、水に酒と砂糖を入れて沸騰させる。
鍋に1ℓの水、大さじ１の酒、そして大さじ１の砂糖を入れて、沸騰させます。水に酒を入れるまではわかりますが、“砂糖”を入れるとは！実はこれが１つ目のポイント。
砂糖には豚肉のたんぱく質の凝固を抑える効果があるので、湯を沸かすタイミングから砂糖を入れておきましょう。
２、沸騰したら火を消して1分待ち、豚肉を入れる
砂糖を入れたお湯が沸いたら、そこにすぐに豚肉を入れてしゃぶしゃぶするのではなく、火を止めて1分間待ちます。
えっ？と思われるかもしれませんが、豚肉は高温の湯に入れてしまうと一気に収縮してしまうので、少し温度を下げるためにここはすぐに入れたい気持ちをぐっとこらえて1分間待ちます。
1分経ったら豚肉を1枚ずつ湯の中に入れ、色が変わったら取り出します。
３、常温の水に肉を入れる
色が変わって取り出した豚肉は、“常温”の水の中に入れます。実はこれが2つ目のおいしく作るポイント。
いつもだと、キーンと冷えた氷水に湯通しした豚肉を入れると思いますが、これをすると氷水で豚肉の脂が一気に凝固して、固くなってしまうんだとか。
そうならないためにも常温の水に入れて冷ますようにしましょう。氷水ではなく常温の水でいいというのは、涼しくなってきた今の季節には嬉しいですよね。
４、ざるにあげて水気を切る
常温の水に入れて冷ました豚肉は、最後にざるにあげて水気を切ります。せっかくやわらかくできても、肉がべちゃべちゃだとおいしさが半減してしまいますよね…。しっかり水気を切ったら冷しゃぶの完成です！
２つのポイントを守って作った冷しゃぶが出来上がりました。作り方としては全く難しくなく、砂糖と常温というところをしっかり守れば、とっても簡単に作ることができました。
出来上がったものをお皿に並べた時点でいつもはカチコチの豚肉が今回はふんわり。食べる前からかなり期待値が上がります！
さぁ、いざ食べてみると、なんとお肉がやわらかいことでしょう。いつもはしっかり咀嚼が必要なお肉が、今回は軽く噛むだけでお肉がなくなっていきました。しかもやわらかいからか、ほんのりお肉の甘みも感じられて、本当にお店で食べるような冷しゃぶになっていました！
固い肉は嫌だと言って、普段はあまり冷しゃぶを食べない小学生の息子も、この冷しゃぶは「やわらかくておいしい！」と大喜びでパクパク食べていました。こんな小学生もわかるくらい、圧倒的にやわらかく作ることができましたよ。
冷しゃぶが驚きのやわらかさになる2つのコツ！＜やってみた＞
更新日：2020.06.21
こんにちは。「家事コツ研究室」研究員Oです。
夏が終わってもさっぱりしたものが食べたくなる日ってありますよね。そんなときにぴったりなのが「冷しゃぶ」です。
でも、冷しゃぶを作ってみると、火が通りすぎてお肉が固くなりおいしくなかったという経験はありませんか？簡単に作れるのはいいけれど、すぐに火が入りやすいだけにおいしく作るのが意外と難しい料理だと思っている人も多いと思います。
そんな人に朗報です！実はとっても簡単な２つのポイントを守れば、誰でもやわらかくておいしい冷しゃぶを作れるんだとか。そんな方法があるなら早く知りたい！ということで早速検証してみました。
ポイントは“砂糖”と“常温”！
では噂の方法で冷しゃぶを作ってみましょう。
＜冷しゃぶの作り方＞
１、水に酒と砂糖を入れて沸騰させる。
鍋に1ℓの水、大さじ１の酒、そして大さじ１の砂糖を入れて、沸騰させます。水に酒を入れるまではわかりますが、“砂糖”を入れるとは！実はこれが１つ目のポイント。
砂糖には豚肉のたんぱく質の凝固を抑える効果があるので、湯を沸かすタイミングから砂糖を入れておきましょう。
２、沸騰したら火を消して1分待ち、豚肉を入れる
砂糖を入れたお湯が沸いたら、そこにすぐに豚肉を入れてしゃぶしゃぶするのではなく、火を止めて1分間待ちます。
えっ？と思われるかもしれませんが、豚肉は高温の湯に入れてしまうと一気に収縮してしまうので、少し温度を下げるためにここはすぐに入れたい気持ちをぐっとこらえて1分間待ちます。
1分経ったら豚肉を1枚ずつ湯の中に入れ、色が変わったら取り出します。
３、常温の水に肉を入れる
色が変わって取り出した豚肉は、“常温”の水の中に入れます。実はこれが2つ目のおいしく作るポイント。
いつもだと、キーンと冷えた氷水に湯通しした豚肉を入れると思いますが、これをすると氷水で豚肉の脂が一気に凝固して、固くなってしまうんだとか。
そうならないためにも常温の水に入れて冷ますようにしましょう。氷水ではなく常温の水でいいというのは、涼しくなってきた今の季節には嬉しいですよね。
４、ざるにあげて水気を切る
常温の水に入れて冷ました豚肉は、最後にざるにあげて水気を切ります。せっかくやわらかくできても、肉がべちゃべちゃだとおいしさが半減してしまいますよね…。しっかり水気を切ったら冷しゃぶの完成です！
さて出来栄えは？
２つのポイントを守って作った冷しゃぶが出来上がりました。作り方としては全く難しくなく、砂糖と常温というところをしっかり守れば、とっても簡単に作ることができました。
出来上がったものをお皿に並べた時点でいつもはカチコチの豚肉が今回はふんわり。食べる前からかなり期待値が上がります！
さぁ、いざ食べてみると、なんとお肉がやわらかいことでしょう。いつもはしっかり咀嚼が必要なお肉が、今回は軽く噛むだけでお肉がなくなっていきました。しかもやわらかいからか、ほんのりお肉の甘みも感じられて、本当にお店で食べるような冷しゃぶになっていました！
固い肉は嫌だと言って、普段はあまり冷しゃぶを食べない小学生の息子も、この冷しゃぶは「やわらかくておいしい！」と大喜びでパクパク食べていました。こんな小学生もわかるくらい、圧倒的にやわらかく作ることができましたよ。
これからの季節も野菜と一緒にもりもり食べたい冷しゃぶ
作り方はとっても簡単な冷しゃぶ。でも、どうやっても肉がカチコチになってしまうので、苦手な料理として作ることから遠退いていました。でも今回、とっても簡単な２つのポイントを押さえて作った冷しゃぶは、自分が作ったとは思えないほどのやわらかさで、あまりにも嬉しくて2日連続作ってしまいました。冷しゃぶはなんとなく夏の料理なイメージですが、温野菜との相性もばっちりなので、今回の作り方でぜひ通年通して冷しゃぶを楽しんでみてください。
取材・文／JUNKO
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