チョコレートを購入して食べずに保管していたら、うっかり賞味期限を切らしてしまったなんて経験はありませんか?
スーパーなどで購入できる板チョコは、賞味期限が比較的長く設定されていますが、果たして賞味期限を過ぎても食べられるのでしょうか。この記事では、チョコレートの賞味期限や保存方法についてご紹介します。
チョコレートの賞味期限ってどのくらい?
ケーキなどの生ものと違い、チョコレートはなんとなく賞味期限が長く設定されているように思っている人も多いのではないでしょうか。
実際のところ、スーパーやコンビニエンスストアでよく見かける板チョコはほとんど水分を含まないため、賞味期限はだいたい半年〜1年ほど先。
しかしナッツなどの他の食材を含んでいると賞味期限はもっと早く、3カ月〜半年のものが多いです。また、ボンボンショコラなどは種類によりますが2週間〜2カ月、生チョコレートに関しては水分を多く含むため、多くは1週間程度で設定されています。
特に賞味期限が短めのチョコレートの種類ってある?
前述した通り、手軽に手に入る板チョコの賞味期限は比較的長めに設定されていますが、チョコレートにはさまざまな種類があり、賞味期限の長さにも違いがあります。賞味期限が短く設定されているチョコレートは、生チョコレートです。
とろけるような口どけが多くの人を魅了する生チョコレートですが、生クリーム多く使用しているため、賞味期限はだいたい1週間以内に設定されています。2〜3日で食べるのが理想的なので、生チョコレートを購入したらなるべくすぐに食べるようにしましょう。
手作りチョコレートの賞味期限の目安はどのくらい?
バレンタインの季節は、手作りチョコレートを恋人や同僚などにあげる人も多いですよね。
ただ、手作りチョコレートには賞味期限が明示されていないので、どのくらい保存できるかわからないのが難点です。なるべく早く食べるに越したことはないけれど、だいたいの目安を知っておきたいですよね。
以下はチョコレートを使ったスイーツの保存期間の目安です。ただ、それぞれチョコレート以外にフルーツや生クリームなどを含んでいる場合、目安よりも1〜2日期間が早まると考えてください。
スイーツの種類 |
保存期間の目安 |
型抜きチョコ |
冷蔵庫で4〜5日 |
トリュフ |
冷蔵庫で4日 |
マフィン・カップケーキ |
常温で3〜4日 |
ブラウニー |
常温で5〜7日 |
チョコレートクッキー |
常温で約7日 |
賞味期限は過ぎても食べられる?
賞味期限は、おいしく食べられると保証されている期限です。そのため、賞味期限を過ぎたとしても、食べることはできます。
ただし、保存状態が悪いと、賞味期限内でも品質が落ちる可能性があるので、パッケージに表示されている保存方法で保管しておくことが大切です。
チョコレートの保存方法をおさらい
一度に食べきれなかったチョコレートは、いつもどこで保存していますか?
大きく分けて、常温・冷蔵・冷凍保存の3つの保存方法がありますが、それぞれ特徴と注意点があるので、チェックしていきましょう。
常温
冷蔵された状態で販売されているものを除き、市販のチョコレートなどは常温保存が最適です。それは常温保存がもっともチョコレート本来の風味や食感を楽しめるから。
ただし、夏などの暑い季節は常温だとチョコレートが溶け出してしまう危険性があるため、冷蔵保存がおすすめです。
また、常温保存する際は高温多湿を避け、直射日光の当たらない場所で保管することが必要不可欠。もし開封済みなら、清潔な容器や保存袋に入れて密閉してから保存しましょう。
冷蔵
トリュフなどの水分量の多いチョコレートは、冷蔵庫で保存した方が良いでしょう。また、暑い季節などは室温が上昇すると、板チョコなどの水分量の少ないチョコレートでも溶けてしまうため、冷蔵庫で保存しましょう。
冷蔵庫で保存する際に注意したいのが、におい移り。チョコレートは他の食材のにおいを吸収しやすいので、開封したままの状態で冷蔵庫に入れてしまうのはアウト。
におい移りを避けるためには、食品保存袋などに入れて密閉してから冷蔵するのがおすすめです。
冷凍
つい大量にチョコレートを購入し、長期間に渡って食べざるを得ない時などは、冷凍保存という方法もあります。しかし、チョコレートを冷凍すると、脂肪分が固まる「ファットブルーム」と言う現象が起き、舌触りや見た目の品質が落ちてしまいます。
ファットブルームに気をつけながらチョコレートを冷凍保存するには、チョコレートを箱ごともしくはアルミホイルに包んでから保存袋などに入れ、空気を抜いて封をしましょう。
そして、まずは1時間ほど冷蔵庫に入れてゆっくりと温度を下げ、そのあと冷凍庫に移します。食べるときは一度冷蔵庫に移してから1日置き、さらに常温に戻して30分以上たってから食べるとおいしく食べられます。
チョコレートを使ったアイデアレシピ
そのまま食べてもおいしいチョコレートですが、手作りスイーツに使うのもおすすめです。
ここでは簡単に作れるチョコレートを使ったアイデアレシピを紹介します。
溶かして固めるだけ!サクトロ~甘酒チョコ
【材料】
板チョコ(ホワイト)…2枚
フリーズドライ甘酒(固形)…1/3個
シリコン型にフリーズドライイチゴを少量入れ、湯せんで溶かしておいたチョコレートと刻んでおいたフリーズドライ甘酒も加えます。冷蔵庫で冷やして固めればできあがり。
2018.03.03スーパーでも手軽に買えるようになった甘酒。手軽に楽しみたい人はフリーズドライの甘酒がおススメ。製菓材料売り場で売られていることが多いですが、見かけたことがありますか?お湯を注ぐとあっという間に甘酒になる市販のフリーズドライ...続きを見る
♡ホットケーキミックスde超簡単♡Wチョコレートスコーン♡
【材料(16個分)】
ホットケーキミックス…150g
無糖ココア…20g
サラダ油…大2
牛乳…大2〜2.5
板チョコ…1枚(50g)
ホットケーキミックス、無糖ココア、サラダ油をゴムベラでよく混ぜ、さらに牛乳とチョコレートを加えます。10cm大の四角形になるように伸ばし、4×4に切ったら、クッキングシートを敷いた天板に並べ予熱したオーブンで15分焼いて完成です。
2018.01.17こんにちは♩料理研究家・スイーツコンシェルジュのMizukiです☆今日はホットケーキミックスで作るお手軽なチョコレートスコーンをご紹介させて頂きます♩作り方は超簡単!!生地はゴムベラで混ぜるだけ☆バター不使用!サラダ油で作...続きを見る
まとめ
チョコレートは種類によって賞味期限に幅がありますが、賞味期限が過ぎても食べることは可能です。
開封したチョコレートを一度に食べずに残しておく場合は、今回紹介した各種類の賞味期限の目安と保存方法を参考にしてみてくださいね。
名前によって損したり得したりしているアラサーフリーライターです。昨年突然の湿疹を伴うアレルギー症状に見舞われ、食事や生活習慣を改善したことで克服した経験から、オーガニック食品や漢方などに興味があります。
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