こんにちは。家事コツ研究員の卵大好き♡コンドウです。
水からなの?お湯からなの?とか、卵は冷たいままでいいの?それとも常温に戻すの?などなど、正解を求め、あれやこれやと試してきた「ゆで卵」の作り方ですが、いよいよ終止符が打たれたように思います。
『マツコの知らない世界』で紹介された、その名も「最強のゆで卵の作り方」。
これまで5万5000個のゆで卵を食べてきた“ゆで卵のプロ”が導き出したレシピということで信頼できそう。失敗しない卵の選び方と作り方のポイントに従い、実際に作ってみたのでレポートします!
失敗しない卵の選び方
最強のゆで卵作りでは、卵の状態やサイズが重要なカギを握ります。
①新鮮な卵を使うのはNG。
産みたての新鮮な卵には炭酸ガスが入っているので、殻がくっついて剥きにくくなるそうです。最近は卵のパックに採卵日が表示されている場合も多いですが、買ってから3日以降がベスト。
②冷蔵庫で冷えている卵はNG
卵が冷えたままだとお湯との温度差で殻が割れて中身が出てしまう可能性あり。常温に戻してからゆでます。
③サイズはMがベスト
白身と黄身の黄金比から見ると、Mサイズが一番おいしいのだそう。卵はサイズによって黄身はほとんど変わりませんが、白身の量が変わってきます。ちなみに、Mサイズは重量が58g以上64g未満です。
「最強のゆで卵」の作り方で半熟卵を作ってみた!
3つのポイントにそって半熟卵を作ってみます。
1.卵のおしりに少し穴を空ける。
卵に残っている炭酸ガスを抜くため、画びょうなどで穴を空けます。こうすることで白身がなめらかな口当たりになり、殻も剥きやすくなるそうです。
うちにあった無印良品の画びょうを使いました。卵をしっかり手で持って、殻に画びょうをぶすっと刺せば完了。
2.お湯は高さ18㎜で沸騰してから卵を入れる。
お湯は少しでOK。沸騰してから卵を入れるのは、ゆで時間をきちんと守ることができるためだとか。
湯気が熱いので卵を入れる前にいったん火を止め、お玉などでそっと入れると安全です。
最初の90秒間に菜箸などでゆっくりと卵を回します。これで黄身が真ん中になって白身とのバランスが美しくなります。
蓋をして加熱します。
蓋の蒸気穴から湯気は出ますが、あまり強火だと蓋がガタガタ浮いてくるので、中火ぐらいがちょうどよかったです。
3.6分30秒ゆで、すぐに氷水で冷やす。
黄身に火が通りすぎないように、氷水で速やかに冷やします。
6分30秒は卵を鍋に入れてからの時間です。
出来ました!
黄身とろっとろ、白身ぷりんぷりん。理想的な半熟卵になりました♪
マツコさんも番組で言ってましたが、おなじみの硫黄のような臭みがないように思いました。
いつものスーパーで買った卵ですが、炭酸ガスが抜けてるからか、ちょっと美味しくなってました!
殻は、卵のおしりをテーブルに打ち付けてヒビを入れて薄皮を少しむいたら、あとは一気につるりん♪
こんなに簡単に剥けるのって、ホント気持ちいい~。
半熟・しっとり固ゆで・固ゆでの時間まとめ
半熟卵は大成功!続いて、しっとり固ゆで卵、固ゆで卵も作ってみます。
◎半熟…6分30秒
◎しっとりした固ゆで…8分30秒
◎固ゆで…10分
しっとり固ゆで卵
黄身の真ん中だけが絶妙なねっとり具合で、ちょうどいい仕上がりになりました!
これくらいが一番好きかも♡
固ゆで卵
白身は相変わらずぷりんぷりん。黄身はホクホク食感です。
固ゆで卵は、サラダとかお料理に重宝しますね。
最強のゆで卵の作り方は、ストレスフリーな作り方だった!
炭酸ガスを抜いたことで、ゆで卵特有のニオイも少なく、黄身だけじゃなく白身もぷりぷりしておいしかったです。
味もさることながら、一番気に入ったのが、ストレスフリーなところ!
「卵がかぶるくらいの水」を信じていたときには、なかなか沸騰しないことがストレスでした。
そして殻を剥くときも。うまく剥けず結局、白身がボロボロになって、ギャーって捨てたくなるときも(食べたけど)。あれは鮮度のいい卵だったんですね。
ストレスフリーなゆで卵の作り方。みなさんもぜひ試してみてくださいね。
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取材・文/暮らしニスタ編集部 近藤
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