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子どもがやけどをしたら。正しい応急処置とNG行為とは?

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子どもがやけどをしたら。正しい応急処置とNG行為とは?
小さい子どもは好奇心旺盛で、何でも触って確かめようとします。少し大きくなると、話は分かるようになりますが、行動範囲が広がりますから、いつも危険とは背中合わせです。そこで知っておいて損がないのが、やけどの応急処置の仕方。やるべきこと、やってはいけないこと、どの程度で医者に連れて行けばよいかをご紹介します。
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やけどは深さで段階分けされている

やけどは傷害の深さによって重症度が4段階に分けられていています。
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●Ⅰ度熱傷
表皮熱傷ともよばれています。痛みはありますが、皮膚の表面が赤みをおびる程度。数日で治るものがほとんどです。
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●浅達性Ⅱ度熱傷
水ぶくれができ、表皮よりも下の真皮まで赤くなり痛いです。1~2週間で治り、やけどの痕が残ることはほとんどありません。
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●深達性Ⅱ度熱傷
水ぶくれができて、真皮は白くなります。治るのに3~4週間程度かかり、やけどの痕やケロイドを残すことが多いです。
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●Ⅲ度熱傷
皮膚は茶色、褐色、白色と、壊死した状態で、痛みを伴いません。受傷した周りの皮膚から新しい皮膚を作り始めますが、治るのに3か月以上かかることもあります。場合によっては、皮膚の移植が必要なケースもあるでしょう。
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基本的にⅡ度からは受診を考慮します。目安として「水ぶくれができたら」と覚えておくと良いでしょう。Ⅰ度のやけどでもヒリヒリとして痛がるようなら迷わず受診をして、塗り薬を処方してもらいましょう。重度の高いⅡ度とⅢ度のやけどになると入院が必要になることがほとんどです。
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深さだけでなく、やけどをした面積や部位にも注意する

深さによるやけどの程度の違いをお話ししましたが、子どものやけどは、広さにも注意を配る必要もあります。
子どもは体表面積の10%以上、大人は30%以上のやけどを負ってしまうと、命に関わる危険がありますので、入院が必要になります。やけどの範囲が広くなると、血管の水分の移動がおこり、血圧の低下などを起こすことがあるからです。
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しかし、対表面積の10%と言われても、ピンとくる人は少ないでしょう。およその目安ですが、左腕・右腕・左足・右足でそれぞれ10%、体の前面が20%、背中側が20%、そして頭部で20%と頭に入れておくと良いかもしれません。
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体表面積だけでなく、やけどの部位にも注意が必要です。
関節をやけどすると、関節が固まったままで傷が治ってしまうことが起こることがあります。外陰部では尿や便などが付着しやすいため、感染の恐れが高まります。蒸気を吸うなどして気道がやけどした場合も呼吸機能に異常が出ることもあります。
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やけどをした部位によっては、やけどの深さや体表面積に限らず、救急車を要請しましょう。他にも子どもが苦しそうであれば救急車をよんで構わないでしょう。
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自宅での応急処置の方法

子どもがやけどをした場合、まず流水で冷やすということが原則です。冷やすことで深部への熱の伝わりを防ぎ、痛みも和らぐ効果があります。原則として、20分前後は冷やすようにしましょう。このとき、水の勢い(水圧)は強くしないように気をつけてください。
患部が広範囲の場合には、冷やしすぎになって、体温が低下することがあるので、その点にも注意する必要があります。
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やってはダメ!やけどにNGな行為

子どもがやけどをしたら、ついついやってしまいそうな処置でNGなものを紹介します。
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●服の上からやけどをした場合、服を脱がせて冷やすはNG
服の上からでもまずは冷やすことが先決です。服を脱がすことに手間取ってはやけどが進行してしまう恐れがあります。また服を脱がすときに皮膚を破ったりすることもあるので、まずは服の上からシャワーや流水で患部を冷やすことを考えましょう。
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●水ぶくれは潰して中の液体を出すはNG
水ぶくれは基本的につぶさずに治療を続けます。流水で流しているときに破れてしまうことはありますが、自然につぶれてしまった場合は特に気にせずに、流水で冷やし続けましょう。
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●アロエで応急処置はNG
「やけどにはアロエ」と誰もが一度は聞いたことがあると思います。実は間違っていなくて、アロエの葉の半透明な歯肉部分には、日焼けといった軽傷のやけどに効果のある成分が含まれているといいます。しかし、皮膚が破れてしまったやけどに、切り取ったアロエを直接当てるのは感染のリスクがあり危険です。生のアロエを使うのは傷から雑菌が入り込まないI度の熱傷までにしましょう。
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やけどは痕が残ってしまうこともあり、どれだけ早く、正しい処置を行ったかで決まってきます。
お子さんがやけどをしたら、お母さんは慌てずに応急治療をした後、程度によっては皮膚科を受診することをおすすめします。
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写真 © akoji - Fotolia.com
Profile松下 歩
日本ではナースとしてバリバリ働いていましたが、長年の夢であったオーストラリアへの移住を果たしました!今は子育ての真っ最中、フリーランサーとして働きながら、家族5人ブリスベンで、のんびり生活しています。ナースの経験を活かした健康記事をお届けしたいと思っています。
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