コラム

超便利な常備菜！手作り「なめ茸」＆“まぜるだけ”アレンジレシピをご紹介！

更新日：2020.01.14

安くて手軽に使える「なめ茸」。子供も大人も大好きなご飯のおともですが、ご飯に乗せる以外にも、他の食材と混ぜて使うと素敵な一品料理に変身するんです！常備してあるととっても便利！

今回は、アレンジの幅が広くあなどれない「なめ茸」の活用レシピをご紹介します。自家製なめ茸の作り方やちょっとびっくりなユニークなめ茸情報も。
ダイエット効果もあるので、たっぷり味わっちゃいましょう♪

なめ茸は健康食品！

なめ茸の材料となるのはえのき茸。キノコに様々な栄養があることは知られていますが、えのきには、ナイアシン、食物繊維、ビタミンB1、ビタミンD、ビタミンB2などの成分が含まれています。

ナイアシンは食べ物の脂質や糖質、タンパク質などをエネルギーに変換する時に補助してくれる存在で、肌トラブルやしみなどの老化を予防する効果があると言われています。

また食物繊維には便秘を予防するだけでなく脂肪を体外に排出する効果が。まさにダイエットの最強食材ですね。さらにぬめり成分には免疫向上作用があるβ-グルカンが含まれているため、えのきを煮ることによってぬめりが出たなめ茸は、さらに栄養があるということです。

なめ茸は塩分が高そうに思えますが、料理に使うと実はヘルシー。なぜなら、なめ茸はすでに味付けがされているので、他の塩分や糖分など調味料を加えずに済む場合が多いからです。入れるだけ・混ぜるだけ、手間なしの簡単レシピをお教えします。

ニラとなめ茸の卵とじ

とにかく簡単！とき卵になめ茸適量、ニラ（ネギでもOK）を混ぜて炒めるだけ。味付けはなめ茸のみ。ゴマ油で炒めると風味がUPします。

なめ茸の豆腐ディップ

材料の豆腐となめ茸を混ぜるだけ。ご飯にかけても美味しいですが、固めの木綿豆腐で作って野菜ディップにすると、おしゃれなおつまみになります。

自分で作る超簡単なめ茸

市販だと添加物や塩分が心配……という人は、なめ茸を手作りしてみましょう！
作り方は、えのき茸一袋（大）を石づき(根元)を切り落とし3等分長さに切り、醤油・酒・みりん各大さじ３、砂糖大さじ２で煮込み、ぬめりが出てきたら酢大さじ１を加えるだけ。
これで絶妙な味わいの自家製なめたけが作れます。手作りの優しい味わいが魅力ですよ。

瓶に保存すれば数日持ちますが、あまりの美味しさに我が家では保存するまでもなく1瓶ぺろりと食べてしまいます……。

なめ茸は醤油味ばかりじゃない！

なめ茸は醤油味が一般的ですが、ちょっと趣向を変えて他の味を試してみてはいかがでしょう？
さすがキノコの名産地、長野県には、なめ茸を作るメーカーが数多くあります。

まずは長野市の『丸金』が作る「味つけえのきみそ味」。県産大豆で作ったこだわりの味噌で風味豊かに仕上げた一品で、これを使って鮭のチャンチャン焼きを作ると絶品だとか。
またこちらでは国産の西山粉山椒を使用した山椒味もあります。ピリリと爽やかな刺激がたまりません。
（参考：丸金http://www.marukin.jp）

ワイルドに「キムチ」「激辛」「焼きにんにく」

千曲市（長野）の『飯島食品』では「うめなめたけ」に始まり、「焼きにんにくなめたけ」「激辛キムチなめたけ」「赤唐味噌なめたけ」などちょっとワイルドテイストななめ茸が！
「激辛キムチなめたけ」は辛党派のニーズに応え開発された商品だとか。かなりパンチの効いた辛さで、お酒のおつまみのほか、パスタやトーストに合わせると意外にマッチ。
「焼きにんにくなめたけ」はスライスした焼にんにくを加えたなめ茸で、ハンバーグなど肉料理のトッピングにオススメです。
（参考：飯島食品http://iijimakinoko.jimdo.com）

ゴージャス！カニ・ホタテ入り

中野市（長野）のサンエーではちょっと贅沢な具材を加えた「海鮮本造りなめ茸」を製造。
国産のズワイガニのむき身とカニ味噌をえのきと一緒に煮込んだ「かになめ茸」、北海道産のホタテをふんだんに使用した「ほたてなめ茸」など、いつものなめ茸をグンと豪華に変身させました。
ほかにも「ちりめんじゃこなめ茸」「桜えびなめ茸」など独創性豊かななめ茸ぞろいです。小布施町の直営店「味麓庵」で購入できます。
（参考：味麓庵http://mirokuan-sanei.com）