らっきょう漬けの作り方とは？アレンジレシピもご紹介

らっきょうといえば、食物繊維が豊富、血液がサラサラになるなど、健康面でも注目されている食品です。そして、らっきょうの食べ方でもっとも有名なのが、甘酢や塩などに漬けた「らっきょう漬け」ではないでしょうか。

今回は、らっきょう漬けの作り方や、らっきょう漬けを使ったアレンジレシピなどをご紹介します。

らっきょう漬けとは

らっきょう漬けは、らっきょうを甘酢や塩などに漬けた漬物です。カレーライスの付け合わせとしてもおなじみですよね。

らっきょう漬けを作る前に

おすすめの時期

産地によって多少のばらつきはありますが、らっきょうは5月から7月にかけて旬を迎えます。そのため、出荷量がもっとも多いのが6月頃で、この時期に手に入れるのが一番良いでしょう。

らっきょうの選び方

らっきょうは白くてツヤがあり、ふっくらとした丸みがあるものがおすすめです。芽が出ていたり、緑色になってきているものは鮮度が落ち始めていると考えられるので、選ぶときに注意しましょう。

らっきょう漬けの作り方

【材料（1kg分）】
らっきょう…1㎏
塩…1/2cup
●酢…200ml
●水…300ml
●砂糖…150g
●唐辛子…2～３本

作り方

① らっきょうは水洗いしてから根を切ります。

② ①のらっきょうを塩1/2カップに漬け、冷蔵庫で一晩寝かします。一晩漬けたらっきょうは、水洗いして水気を切っておきます。

③ 砂糖と水を鍋に入れ、沸騰させてからお酢を加えます。

④ 保存容器にらっきょうを入れ、③の漬け汁も熱いうちに注ぎ入れます。冷めたら冷蔵庫に入れ、カビ防止のため唐辛子を加えます。漬けてから1週間後からが食べごろです。

作るときのコツ

漬かり具合を均等にするため、1日に１〜2回ほど容器の中のらっきょうを混ぜるようにしましょう。また、使用する容器は清潔なもの、できれば消毒してあるものだと、劣化やカビを防ぐためにも安心です。

らっきょう甘酢漬け。

2017.07.02

食べ方も、甘酢漬けのままだけでなく、ドレッシングに加えたり天ぷらにしたり工夫次第でレパートリーが増えます。今がらっきょうの旬なので、頑張って漬けてみてはいかがですか。続きを見る

保存方法と日持ち

らっきょう漬けには、常温保存、冷蔵保存、冷凍保存の3つの保存方法があります。

密閉した容器に入れて保存すれば。常温保存の場合は冷暗所で約1年保存できます。冷蔵保存なら、保存状態が良ければ5年ほど保存が可能です。冷凍なら5年以上もちますが、忘れないうちに食べきるようにしましょう。

ただ、冷凍保存する場合も、漬け汁もらっきょうと一緒に入れて保存することです。らっきょうだけ冷凍してしまうと、冷凍焼けを起こしてしまい、おいしく食べることができませんので注意しましょう。

また、スーパーなどで購入した市販のらっきょう漬けは未開封のまま、正しい保存方法で保存した時においしく食べられる期限＝賞味期限が記載されているため、短く設定されています。期限を過ぎたからと言って、すぐに食べられなくなるわけではありませんが、やはりおいしくいただきたいなら、賞味期限内に食べ切ってしまうのがおすすめです。

らっきょう漬けを使ったアレンジレシピ

らっきょう漬けをそのままいただくのもおいしいのですが、アレンジを加えれば、さらに楽しみ方が増えます。ここからは、らっきょう漬けを使ったユニークなアレンジレシピをご紹介します。

1. もりもり食べてストレスOFF‼休日などにオススメ☆らっきょうチャーハン

【材料（2人分）】
らっきょう（甘酢漬け）…60～80ｇ
豚もも切り落とし肉…100ｇ
小ねぎ…40～50ｇ
卵…1個
ご飯（温かい）…お茶碗2杯
鶏がらスープの素…小さじ2
しょうゆ…小さじ1/2
塩、胡椒…各少々
ごま油…小さじ2

らっきょうの食感が加わり、いつもとは一味違ったチャーハンが味わえるのがこちらのレシピ。らっきょう漬けが苦手な人でもおいしく食べられそうですね。

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2.さばの水煮缶と家にある調味料で3分☆　さばのスープカレー

【材料（2人分）】
さばの水煮缶…200g（1缶）
らっきょう…8粒
カレー粉…小さじ1
おろしにんにく…少々
おろし生姜…少々
ケチャップ…小さじ1
ウスターソース…小さじ1/3
ヨーグルト…小さじ2

カレーにらっきょうは定番の組み合わせですが、こちらはサバ缶を使ったスープカレーです。サバ缶とらっきょう、調味料があれば簡単にできるので、時間がないときにパパッと作って食べられそうですね。

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3. 材料３つ＊簡単時短タルタルソース

【材料】
ゆで卵…1個
らっきょう漬…5～7個
マヨネーズ…大さじ1

お魚との相性が抜群のタルタルソースを自宅であっという間に作る秘訣は、なんとらっきょう漬け。あらかじめ砂糖や醸造酢などにつけてあるうえに、玉ねぎやきゅうりを入れる必要もありません。

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4. 簡単すぎてごめんなさい‼あっという間にできちゃう☆トースターde厚揚げの梅らっきょう焼き

【材料】
厚揚げ…2枚
らっきょう甘酢漬け…3個（約25ｇ）
梅干し（種なし）…2個（約15ｇ）
大葉…6枚
白だし…小さじ1
さとう…小さじ1/2
ごま油…適量（大さじ1くらい）

厚揚げの間にらっきょうや梅干しを挟んでトーストで焼いたこちらのレシピは、見た目もとてもオシャレ。お酒のおつまみとして食べてもおいしくいただけそうですね。

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5. 意外とおいしい♡らっきょうのグレープフルーツゼリー

【材料（4人分）】
らっきょうの甘酢漬け…5粒
水…240ml
グレープフルーツジュース…80ml
上白糖…24g
粉ゼラチン…9g
ソース
らっきょうの甘酢漬け…1粒
レモン果汁…8ml
水…40ml
上白糖…8g
冷凍マンゴー…80g
ペパーミント…適量

らっきょうグレープフルーツを使ったこちらのデザートは、初めて味わう感覚を楽しめそうです。普通の食べ方に飽きたら、ぜひトライしてほしい一品です。

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まとめ

らっきょうが旬の時期は初夏ですが、この時期にらっきょう漬けを作っておけば、日持ちするので長期間にわたって楽しめます。カレーの付け合わせとしてはもちろん、今回ピックアップしたアレンジレシピにもぜひ挑戦してみてくださいね。