捨てていい服か判断できずに、とりあえずタンスの奥にしまい込んでいませんか?
そんなちいさな生活の疑問について、暮らしニスタ公式アカウントでもある「タスカジ」に所属するハウスキーパー・SHOKOさんに答えていただきました!
洋服を捨てるのにちょうどいい時期って?
衣類の見直しは、衣替えのタイミングが最適!
日常生活で改めて、所有する衣類と向き合うことは、あまりないと思います。年に2回、おこなう衣替えのタイミングで衣類の見直しをして、「着ていない服の長期保存」という事態を未然に防ぎましょう。
捨てる目安(期間)って?
ずばり1年です。
春夏秋冬1周、回って出番のなかった衣類は、「ここ1年間、困らなかった」ということ。必要ではない衣類は保管スペースをとるだけでなく、流行や好みにも置いていかれます。
捨てるための考え方ポイント2つ
1)いつか着る、痩せたら着るなど着る時期が明確でないものは処分対象にする
捨てることはもったいないと思いがちですが、使用時期が明確でない物のために限られた収納スペースを使うことも同じくもったいないことです。スペースにもお金がかかっていることをお忘れなく。
いつかはいつかでトレンドものが欲しくなりますし、痩せたらその体系に合う新しい物が欲しくなるものです。今、着ているか、着ていないかの2択で判断しましょう。
2)「高かったから」という理由で保管しない
「高かったから」と大事に保管しておくことも量が多いなら整理が必要です。それに価格に関係なく物は使用することで初めてその価値が発揮されます。値段に囚われすぎない判断をしましょう。
衣類別の見極めポイント
衣類それぞれ、捨てるべきかどうかの見極めポイントをご紹介します。
<Tシャツ>
Tシャツなど薄手の物は生地が薄くなっていないか、襟袖がよれていないかを確認しましょう。部屋着にすればいいや!と無差別に保管しておくと収納スペースが部屋着で溢れてしまいがちです。
<ジャケット>
ジャケットはサイズ感、流行が大きく出ます。フォーマルなジャケットはサイズ感が変わりないか、カジュアルなジャケットは流行的に古くないかを状態とともに確認しましょう。
<スカート・ボトムス>
比較的生地の厚いボトムス類の衣類は生地の劣化がトップスに比べ少なく処分の判断に困りがち。一方で同じようなデザインの物を何点も所有していたりすることも多いです。似たようなデザインの物があれば状態関係なく数を見直すといいですね。
<靴下>
安さと小ささで何十足も所有しがちな靴下。靴下も生地が薄くなっていないか、伸びていないか、穴がないか、毛玉ができていないか整理しましょう。又できれば、小さな箱などにスペースを区切って収納してください。ゆとりのあるスペースに贅沢に収納しているとまた無意識のうちに増えてしまうので収納方法によって予防しましょう。
一般的な衣類は熟成したところで価値の上がるものではありません。現在のサイズ感、流行、好みに合わない衣類は保管しておく理由がないので、処分を見極めるポイントにしてみてください。
捨てるのが苦手な人は、期限付きボックスを作ってみよう!
物の選別中どうしても悩んでしまう物が出てくるでしょう。その場合は無理に処分しなくても大丈夫です。
保留したい物があったら、期限付きボックスを作りましょう。段ボールなどにまとめて外側に期限を記入。例えば半年後。〇月〇日までと明確に記載し、ボックスは目に付くところに置いておくことをおすすめします。
この際、注意したいポイントは2つ。
・収納しないこと。そのまま保管になってしまいます。
・期限を年単位にしないこと。あまりに長いと保留の意識から保管になってしまいます。
ボックスができたら、あとはいつも通りの生活を過ごして必要であればボックスから取り出し使用。期限までボックスに残った物は定めた期限通り処分しましょう。
選別中、悩んでいた物は期限ボックスといった形で日数を設けると決心がついてくることも多いです。決心がつかないのに無理に捨ててしまうと後悔して寂しくなったり、取り戻そうと新たなアイテムを購入してしまったりと負のループにはまりやすいです。
捨てなきゃ!減らさなきゃ!と思わなくてもいいんです。納得のいく期限をご自身で設定して物と上手に付き合っていきましょう。
それでも「捨てるのはもったいない」と思っちゃう服は、どうしたらいい?
●リサイクルショップへ
状態のいい衣類で捨てるのはもったいない!という場合には、リサイクルショップや古着店に持ち込み買い取ってもらう、といった一番手軽なリユース方法をおすすめします。古着として販売が難しい衣類の場合でも、発展途上国に寄付する活動を行っている会社も多く存在します。
●掃除道具として使う
着古した薄手の衣類は古布として掃除に最適。窓を拭いたり油を吸わせたり掃除道具として使い切ることで「もったいない問題」も解決できます。
●リメイクする
思い出の詰まった衣類、手放すことができない!という場合には、リメイクする方法をおすすめします。もう着る機会のない衣類は新しい姿に生まれ変わらせましょう!
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いかがでしたか?今回のアドバイスを参考に、勇気を出してタンスの肥やしからお別れしましょう!
取材協力/「タスカジ」ハウスキーパー・SHOKOさん
http://taskajisan.taskaji.jp/
https://taskaji.jp/user/profile/22084
編集/暮らしニスタ編集部 木村
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