コーポラティブハウスプロデューサーのあかねです。「ラクしてすっきり楽しく暮らす」をテーマに、都内の中古マンションを自身で計画・設計してフルリノベーションし、家族4人で暮らしています。
前の話「モノの居場所を作る」の超簡単な方法。たまりがちなプリント類もおまかせ♪【宅建士の家事ラクな家づくり⑪】
私は仕事と子育てを両立するために、「簡単に片付く心地よい家」を目指して、散らからない収納と家事のしくみを日々追求しています。
今回は、子どものおもちゃ収納のお話です!
頭上棚を設置→子どもが自発的に片づけるように!
我が家は小学生4年生と3才の2人姉妹です。学年が7つも離れていて、別々のおもちゃが必要なため、収納量が必要となります。
今の家は前の家より狭く、子供の収納に使えるスペースが明らかに足りませんでした。そこで頭の上の空間も使い、子供机の上部に造作棚を作ってもらいました。
この棚はあえて頭の上の高さというのがポイントです。なぜなら、子供たちだけでは取り出せない高さだからです。
ここには、一緒に出すと散らかって収拾がつかない細かなおもちゃや、長女が次女に触らせたくないものを収納しています。(リカちゃん関係、カードゲーム、すごろく、パズルゲーム など)
特に片付けが大変なシルバニアファミリーは、大きなおうちがぴったり収まる寸法で造作棚の一番上の段に収まるように設計しました。
高いところにあれば、子供が使いたいときは、ママにお願いしないといけません。
そのため、1つ出して遊んだ後、そのおもちゃを片付けないと次のおもちゃが出してもらえないというルールにしました。
そうすることで、あれもこれも出して散らかることがなく、違うおもちゃで遊びたいときは自ら片付けるようになりました。
ちなみに、頭の上の高さの棚は無印のやわらかポリエチレンケースがぴったり収まる寸法に作っています。
サイズが豊富なので、自由に組み合わせて。ボックスにラベリングしておくのがカギです!
子供が自分で出し入れするところはざっくりでOK
子供たち(特に下の子)が出し入れして遊ぶおもちゃは下においてあります。
主にぬいぐるみや、毎月届くエデュトイ、重たい積み木などです。
細かく分類して収納をしても、元通りに片付けるのはほぼ不可能なのでざっくり収納がポイント。
口が大きい布製の収納ボックスにポイポイ片付けられるようにしています。
片付けのハードルを下げるためにも、まず子供が自分でできる収納の仕組みは重要です。
保育園では、きちんとおもちゃを片付けられるようなので、小さいうちから根気よくお片付け教育をするのはとても大事だなあと実感しています。
しかしながら、子供が小さいうちは、すっきりキレイが続くことは難しいので工夫しながら目標のハードルを下げて、まあまあキレイが保てるといいですね!
文/佐藤丹音▶コーポラティブハウスのプロデューサーであり、宅地建物取引士・整理収納アドバイザー・トータルフードコーディネーターの資格を持つ二児の母。
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