コーポラティブハウスプロデューサーのあかねです。「ラクしてすっきり楽しく暮らす」をテーマに、都内の中古マンションを自身で計画・設計してフルリノベーションし、家族4人で暮らしています。
今回も引き続きリビングダイニングをすっきりキレイに保つ秘訣のお話です。
◀前の話 片づけたい「ダイニング」に、あえて出しておくもの4点【宅建士の家事ラクな家づくり⑩】
家の中に入ってきた物をすぐ【2つ】に仕分ける
普段生活をしていると、自分が意図せずとも家には物が次々に入ってきます。
特に紙物は知らないうちにどんどん入ってきます。例えば、買い物したときのレシートや納品書、郵便物、子どもの学校からのプリントetc…
そこで、我が家では入ってきた紙物は意識的にすぐに仕分けてしまうようにしています。
まずは一旦、ダイニングテーブルに置き、そこで「必要な物」と「処分する物」の2種類に選別し、処分する物はすぐに処分します。
必要な物をさらに、①急ぎ対応かつ重要と②後で対応OKの2つに分けます。
そして、ダイニングテーブルの後ろにある2つの引き出しに分けて入れます。
左が①急ぎ対応かつ重要、右が②後で対応OKの書類。ポイントは、色の違う引き出しの一番上の段にしている事です。色と場所で、何が入っているか認識できます。
後で対応のほうは2週間に一度程度整理して、ファイリングや処分を行えば、引き出しがいっぱいになることはありません。
まず、ざっくりでいいので仕分けて居場所を作ってあげることが重要です。探し物をするムダな時間が減りますよ。
よく使うものには「ワンアクションでしまえる場所」を用意
我が家は狭いので、必然的に家族みんながダイニング周りに居る事が多いため、よく使うものはダイニングテーブルの後ろの収納にすぐにしまえるようにしています。
よく使う細々したものはUSMハラ―の引き出しに収納しています。
この引き出しは、A4サイズの書類が入り、深すぎず浅すぎずの「絶妙に使いやすい寸法」が気に入っています。
深すぎると下に入っているものが見えず、浅すぎると入らないものが出てきます。
同じ大きさの引き出しを3列並べていますが、敢えて真ん中の引き出しは色を変えました。右、真ん中、左でなんとなく属性を分けているので、迷わず出し入れしやすいからです。
目立つ場所にあるので、デザイン的に気に入ったものを置きたい理由もあります。
左がよく使う筆記用具やハサミや爪切りなどのツール、薬関係(外用薬、内服薬、サプリで3段使用)。
薬は、引き出しを開けたら一目で取り出せるように仕切って入れています。
一番下の段は空にしてあります。空の引き出しがあると不意に入ってきたものをしまえるので安心。
緑の列は、割と大事な物。毎日のことなので、アクセサリーはここに収納しています。中の仕切りは100円ショップで購入。
右は、母子手帳やお薬手帳、子どもの名前シールやお名前ハンコ、習い事の月謝袋、などなんとなく子どもの関係。
ご家族それぞれの正解があると思いますが、モノは一番使う場所の近くに収納を置いて、しまうことが面倒にならないようにするのがリビングをきれいに保つ一番の秘訣かなと思います!
文/佐藤丹音▶コーポラティブハウスのプロデューサーであり、宅地建物取引士・整理収納アドバイザー・トータルフードコーディネーターの資格を持つ二児の母。
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