Tシャツ2枚・接着芯（厚地用）・キルト綿（厚地）を用意します
接着芯とは、布地にハリや強度を持たせるための副素材です
たいていが不織布タイプで、片面に糊がついています
今回接着芯を使う理由は、薄くて伸縮性のあるTシャツの生地を補強し、かつ縫いやすくするためです
キルト綿（キルト芯）とは、生地と生地の間に挟むことによって、ふっくらと厚みをもたせる役割をしてくれるシート状の綿（わた）です
今回は厚地タイプのものを1枚挟みますが、薄いタイプのものなら、2枚用意して重ねてください
写真のサイズに型紙を作ります
接着芯に型紙を写し、縫い代を1㎝プラスして裁ちます
これを2枚用意します
写真のサイズ（数字を書いていない部分は、上と同寸）に、キルト綿を裁ちます
Tシャツの裏面に、アイロンで接着芯を圧着させます
1カ所につき1秒ほどプレスしたら、隣に移動してかけていきます
※アイロンを滑らせるようにしてかけてはいけません
圧着が終わったら、接着芯に合わせてTシャツを裁ちます
もぅ1枚も、同じように用意します
私は今回、あえて別柄のTシャツで用意しました
26㎝の辺に布用両面テープを貼り
縫い代部分を折り込み、貼り合わせます
（縫って仕上げてもOKです）
ちなみに、両面テープは100円ショップで売っていた商品を使いました
故意にはがそうとしない限りはがれることがなく、
しっかり接着できる便利アイテムですよ
本体部分をそれぞれ中表に二つ折りにします
底部は、【W】になるように折り込みます
このように折って縫うことで、底のマチを作ることが出来ます
本体の両端を縫います
（底部は【W】に折り込んだまま、縫います）
写真はミシンで仕上げましたが
手縫いでも仕上げることが出来ます
手縫いで仕上げる場合は、【本返し縫い】で縫うことをオススメします
なみ縫いより、丈夫に仕上げることが出来ます
本体2枚を写真のように合わせます
2枚合わせてフラップ（ふた）の端を縫います
本体の片方だけをひっくり返します
（ひっくり返したほうを本体･外袋とします）
フラップ（ふた）の部分をひっくり返します
キルト綿と内袋を外袋の中に入れ（本体の外袋と内袋の間にキルト綿をはさみます）、形を整えます
空いている口部分を、両面テープで閉じます
（縫って仕上げてもOKです）
フラップにボタンとループを付けます
ボタンはお好みのものでOKです
ループは、Tシャツヤーン（Tシャツを裂いたものでもOK）を使用しています
Tシャツヤーン1mを2つ折りし、折った部分をボタンの下に縫い付けます
ループを本体に巻きつけたときに、ボタンがかかる位置で2本まとめて結びます
出来上がり！
裏返して、リバーシブルで使うことも出来ますよ！
思い出の服が見事に生まれ変わりました!!
Tシャツ生地の伸縮を防ぐための補強として、裏に接着芯を当てる方法をとっています
生地の補強さえ終われば、1時間ほどで仕上げることが出来ます
裏地（内袋）にデニムなどの硬い生地を使用して作ることも出来ます
裏地に硬い生地を使用する場合は少ししっかりした仕上がりになるので、
接着芯をつける必要はありません
今回はTシャツ生地を使用していますが、その他の生地でもお作りいただけます
アレンジして、自分だけのクラッチバッグを作ってみてくださいね♪
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