「まな板」の捨て時ってちょっと迷いませんか?
そんなちいさな生活の疑問について、暮らしニスタ公式アカウントでもある「タスカジ」に所属するハウスキーパー・SHOKOさんに答えていただきました!
まな板の寿命ってどのくらい?木やプラスチックなど種類によっても違う?
木製、ゴム製、プラスチック製など様々な種類のまな板が存在しますが、「何年」と明確な使用期限はありません。寿命は日常のお手入れや使用頻度などによって大きく左右します。
交換の目安は、こちら。
・洗っても取れない黒ずみや汚れ、カビ
・傷が目立ってきた
・まな板が歪んできた
どの種類のまな板であっても、これらの状態が気になってきたら交換時期と考えてください。
おすすめってどれ?まな板の種類を教えて!
まな板は大きく分けて3種類!それぞれのおすすめ・メリットをご紹介します。
●衛生面的おすすめ…ゴム製
ゴムは水分を吸収せず匂いや汚れが付きにくく、洗剤や漂白剤も使用できるので非常に衛生的です。
木のまな板のような柔らかさがありながらも傷つきにくく、刃こぼれもしにくいのでプロの料理人、飲食店でも多く使用されています。
●デザイン、コスパ的おすすめ…プラスチック製
安価かつ色柄、サイズが豊富なプラスチック製は日常使いにピッタリです。
色柄やサイズで切る物を使い分けることができ、抗菌作用付きの物や食洗器の使用が可能な物まであります。
●長期的使用におすすめ…木製
木製のまな板は、お手入れや使用方法が面倒に思われがちですが、傷んできたら表面を「カンナがけ」するなど、手入れをしてあげると何十年も愛着を持って使い続けることができます。
他のまな板にはない点は、やはり木の柔らかさとその温かみ。さらに、柔らかい木製のまな板は調理中の包丁や腕にかかる負担も一番軽いといわれています。
日ごろの手入れ方法って?
ここで、それぞれの手入れ方法をおさらいしましょう。
●ゴム製、プラスチック製
日常的には中性洗剤(食器用洗剤)で洗います。
1日の終わりや汚れが気になってきたら漂白剤に漬け込むと汚れが落ち、除菌できます。使用しない時は立てて収納し、よく乾かしましょう。
●木製
他の種類同様、中性洗剤(食器用洗剤)で洗います。ゴム製、プラスチック製と違って漂白剤は使用できません。
天然素材のため、黒ずみや変色を起こす場合があります。その場合は、「粗塩でこする」「お酢、熱湯をかける」といった除菌方法をとるか、まな板表面にカビや黒ずみが出てきたら、紙やすりで削りましょう。
洗った後は、日陰の風通しの良いところでしっかりと乾燥させることを忘れずに。
寿命を延ばすため(傷めないため)には、何に気を付けたほうがいい?
少しでも長いお付き合いになるよう、扱い方のポイントをご紹介します。
●ゴム製、プラスチック製
洗浄、除菌は簡単に行える半面、木製に比べると硬度があり傷がつきやすい種類なのでチカラいっぱい包丁を使うと、まな板にも包丁にもダメージがいってしまいます。
傷ついた溝には匂いや汚れが溜まり、菌が繁殖しやすいので調理中の力加減や小まめな衛生管理が大切です。
●木製
使用前は汚れや匂い防止にまな板を濡らしてから食材を切るようにしましょう。この時片面ではなく両面を濡らすようにしてください。両面濡らすことで、まな板の反りを防止します。
日頃のお手入れ方法をした上での頑固なダメージに関しては、表面をカンナがけするのがおすすめです。
今回ご紹介したまな板選び、そしてお手入れ方法をぜひ参考にしてみてくださいね。
取材協力/「タスカジ」ハウスキーパー・SHOKOさん
http://taskajisan.taskaji.jp/
https://taskaji.jp/user/profile/22084
編集/暮らしニスタ編集部 木村
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