暮らしニスタの皆さんの中には、スイーツ作りの達人が数々いらっしゃいますが、お菓子作りに欠かせない食材といったら、なんといっても生クリーム。あのふわっふわの食感とコクのある甘さがたまらないですよね。
今回はそんな生クリームの上手な活用法をご紹介します。
スイーツの必需品!生クリームの上手な作り方
生クリームを泡立てようと思ったら、なかなか泡立たず、腕が疲れちゃって大変!…なんて思いをした方も少なくないと思いますが、生クリームを上手に泡立てるためにはまず温度が大切です。
適温は3~7℃でちょうど冷蔵庫で冷やした状態のものとなります。最初は素早く混ぜ、少しホイップ状態になってきたら今度は空気を含ませるようにゆっくりと混ぜます。
この時生クリームの温度が高すぎたり、かくはんが強すぎたりすると分離してぼそぼそした状態になるので注意しましょう。電動ホイッパーを使う場合も振動があまり強すぎるとぼそぼそしたクリームになるので、羽は一本にするのがおすすめです。
夏場は特に、温度上昇を防ぐためにボウルを冷蔵庫で冷やしておき、大きなボウルに氷を入れ、その中にクリームの入ったボウルを入れて冷やしながらホイップするなど工夫が必要です。また、逆にいつまでたってもさらさらと固まらない場合はクリームの温度が低すぎたり、砂糖の量が多すぎる場合があります。砂糖の量は全体の10%までを目安にして、好みの甘さのものを作りましょう!
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生クリームを使ったスイーツデコの方法・レシピ
生クリームでデコレーションする場合、気を付けるのが分離です。何度も塗りなおしをしているとぼろぼろになってしまいます。特に動物性の生クリームは分離しやすいので作業を手早く行う必要があります。
慣れないうちは植物性と動物性を混ぜて使うのがおすすめ!動物性の乳脂肪分の濃度が低いものは泡立ちが緩くてだれてしまうので、ケーキのデコレーションにはあまり適しません。45%のものを選ぶようにしましょう。
動物性のほうがコクがありますが、扱いにくいので、心配な人は最初から植物性のホイップクリームを使うのもお勧めです。
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余ったらどうする?生クリームの保存・冷凍法&料理の活用アイデア
スイーツ作りで余ってしまった生クリームは、コーヒーやココアなどに入れても良し、あるいは料理に使うのも良し。クリームパスタやキッシュ、グラタン、クリームシチューに入れるとコクが出てさらにおいしく食べられます。
また、今すぐ使う予定がないという場合には、冷凍保存も可能。ただし、液体のまま冷凍すると分離してホイップできなくなります。コーヒーに入れたり料理に使うぶんには問題ありませんが、ホイップクリームとして使いたい場合は、一度ホイップ状態にしてから使いやすい量に小分けし、ラップなどで包んでから冷凍します。解凍する際は、使う半日くらい前に冷蔵庫に移し替えて解凍を。
牛乳などに比べると、生クリームって高価ですよね?せっかくなら少しも無駄にすることなく、しっかり使い切りたいもの。参考にしていただければ幸いです。
レストランに出てきそうなコーンスープレシピ
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