コーポラティブハウスプロデューサーのあかねです。「ラクしてすっきり楽しく暮らす」をテーマに、都内の中古マンションを自身で計画・設計してフルリノベーションし、家族4人で暮らしています。
今回は「一歩も動かずに片付く収納配置」を意識して設計したキッチンから、調理器具やカトラリーなどのこまかい収納の工夫をご紹介します!
◀前の話 キッチンリセットが5分で終わる。たった2つの優秀アイテム【宅建士の家事ラクな家づくり③】
キッチンツールとカトラリーはひとまとめ。が正解!
こちらはキッチンツールとカトラリーの全てを収めている引き出しです。開け閉めの頻度が高いのでキッチンの真ん中上段を使っています。
ここでのポイントは、ざっくりと3つのゾーンに分けて収納していることです。「3」がちょうどいい。「2」だと大まかすぎて、「4」だとこまかいです。
ざっくりゾーン分けの内訳は
・左側にキッチンツール(作る道具)
・真ん中が包丁ケースやキッチンばさみ(切る道具)
・右側にカトラリー類(食べる道具)
といった具合です。これ以外の要素のものは入れません。
【左側】「作る道具」をさらに3つに分類
左側の「作る道具」のゾーンです。これらをさらに
・黒
・丸(お玉など)
・その他
の3種類に仕切っています。見た目で分けると迷わないのでラクに取り出せます。
【中央】包丁、キッチンばさみ、ピーラーの「切る道具」たち
「切る道具」は真ん中にまとめます。調理道具とカトラリー類の間仕切り的な役割も。
【右側】「食べる道具」も3つに分類
右側はカトラリーゾーン。
・箸
・大きめのカトラリー
・小さめのカトラリー
と、こちらもさらに3つに仕切っています。こまかすぎない3ジャンル分けなら、子どもでもストレスなく出し入れできますよ。
カトラリー類はすべて無印良品。 無駄のないデザインが気に入っています。
とくに箸はペアが見つからないと時間が無駄にかかるので、菜箸も兼ねて安価なセットの竹箸だけを使い、傷んできたら総入れ替えしています。
無意識でも手が動く配置が「ラク家事」への最短距離!
お気に入りのキッチンタオルの上に広げた洗い物は、一歩も動かずワンアクションで引き出しに収納できます。
考えなくても手が自動的に動く収納は「ラク家事」への最短距離ですね!
次回はお鍋やフライパンなど、調理グッズの収納テクをご紹介します!
▶次の話 鍋とフライパンは重ねない。でもちゃんと収まる「コンロ下」収納【宅建士の家事ラクな家づくり⑤】
文/佐藤丹音
▶コーポラティブハウスのプロデューサーであり、宅地建物取引士・整理収納アドバイザー・トータルフードコーディネーターの資格を持つ二児の母。
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