ランタナ(Lantana; 学名:Lantana camara)はクマツヅラ科の常緑小低木。中南米が原産。観賞用に栽培される。和名はシチヘンゲ(七変化)。鮮やかな色の花をつけ、その色が次第に変化することに由来する。学問上はランタナと言った場合、ランタナ属(シチヘンゲ属)全体を指す。(日本の)園芸上は単にランタナと言った場合、コバノランタナ(Lantana montevidensis (Spreng.) Briq.)を除くランタナ属の園芸種全体を指すことが多い。また本来はランタナ・カマラの和名であるシチヘンゲもランタナ属の園芸種全体の呼称として用いられることもある。
ランタナ・カマラはリンネの『植物の種』(1753年) で記載された植物の一つである
(引用元:ウィキペディア)
「ランタナ」は黄色いとピンク色他、カラフルでとても可愛い花を咲かせますが、咲いた後にも色が変わる性質があるんです。
色が変化していく特質から「心変わり」という花言葉がつけられたとされています。
また、異なる色の小花が寄り集まって、ひとつの花のように見える姿から「協力」という花言葉がつけられたそうです。
ありふれた道端のお花なのですが、色が変わっていたんですね。七変化するなんてすごく不思議だし、面白いですね。
とても、綺麗で魅力的なお花ですね!
環境がよければ、「ランタナ」も綺麗で観賞用のお花として道端でも楽しめるのですが…。
劣悪な環境で野生化した「ランタナ」を例にあげて、「ランタナ」のダークな一面もご紹介させていただきますね。
雨の日に、野生化した「ランタナ」に出会ったんですが、この時に「ランタナ」の怖さを知りました。
細い道で人通りはなく、井戸があり、その近くに空き家があって、そこに群生する「ランタナ」なんですが、凄く繁殖していますよね。
なんでも、「ランタナ」は繁殖力が非常に旺盛で、他の植物を押しのけてしまう特質があるそうなんです。野生化してしまった「ランタナ」は、群生しすぎてなんだか不気味です。
ランタナは種でも増えますし、1株から多数の苗が発生し、そこからも増殖していきます。お世話のできない人にまかせると、「ランタナ」がこのように野生化して雑草のようになってしまいます。
熟したランタナの実は甘いそうです。美味しそうと思って、小さな子どもが食べてしまわないように注意してくださいね(熟していない実にも毒が含まれていることがあります!)。
ランタナの種には毒性物質である「ランタナン」が含まれています。激しい腹痛や嘔吐などの症状を引き起こす毒なので、決して食べないようにしてくださいね。
野生化した「ランタン」の花です。葉が茂り、花は少なめです。ランタナは繁殖力がかなり強く、日当たりのいい場所であればどんどん増えます。駆除しようとして、手袋をはめないと、棘によって怪我をすることもあるので、気をつけてくださいね。
いかがでしたか?
「ランタナ」は、身近な植物なので、あなたの街で今日も元気に咲き誇っていると思います。ダークな面に気をつけて、綺麗なお花を愛でてあげてくださいね。
こちらの情報が誰かの助けや喜びになりますように…。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
環境の良い場所では、「ランタン」は観賞用としてとても魅力的な花ですが、厄介で危ないダークな面もある、野生化する恐れのある植物だということを分かった上で、栽培してみてくさいね。小さいお子様やペットがいる家庭では、育てないほうが良いと思います。散歩の際も、誤って口に入れないように気をつけてくださいね。
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