7月に旬を迎える「きゅうり」。さわやかな香りとシャキシャキした食感で、浅漬けや酢の物、お味噌やマヨネーズをつけて丸ごと食べたりと、夏の食卓に欠かせない野菜ですよね。
パリパリ食感をぞんぶんに味わうなら、きゅうりは「生」と思いがちですが、実はそれ、間違い!?
きゅうりは「下茹で」してから調理したほうが断然、食感がいいそうなんです。暮らしニスタの青山金魚さんがアレンジレシピ付きで教えてくれましたよ♪
【胃袋からウロコ技】きゅうりは下茹でする!?
「きゅうりの塩もみを作るとき、さっと茹でてから作ります」と、ドヤ顔で言われたら、
えっ!?
きゅうりを茹でちゃったら、くたっとなっちゃって不味いでしょーっ?と、思いますよね。
でも、さっと茹でることで、きゅうりの食感にぐぐぐーっと弾力が出て、めちゃ美味しくなるんです。さらに、きゅうりのイボイボに付着しているかもしれない細菌が加熱殺菌されるので菌の繁殖を防ぐ効果もあるんです。
それでは、塩もみきゅうりの作り方をご紹介します。
①板ずりします
きゅうりに粗塩ひとつまみを振り、まな板の上でコロコロと転がします。
②30~50秒ほど茹で、流水で冷やします
きゅうりを長いまま茹でるときはフライパンが便利です。沸騰したお湯にきゅうりを入れ、30~50秒ほど茹でます。
この、たったの数十秒間さっと茹でるひと手間が、ワンランクアップのポイントです。ただし、長く茹ですぎないように注意!
③薄切りにして塩水にさっと浸けます
今回は2~3mm幅に切りましたが、もっと薄くてもいいです♪
ボウルに水500cc、塩大さじ1を入れて溶かし、薄切りにしたきゅうりを20分ほどひたします。水気を絞ったら、きゅうりの塩もみの出来上がりです。
食べてみると…すごいパリパリ感!生のシャキシャキとはまったく違う、パリパリと弾力のある食感がたまりません。ちょっと下茹でしただけですが、「生」との違いにびっくりしますよ♪
下茹できゅうり+ふりかけの絶品アレンジ♪
【材料】
きゅうり:2本
粗塩:ひとつまみ
かりかり梅入りふりかけ:5g
塩昆布(減塩):10g
【作り方】
きゅうりは丸ごと下茹で(30~50秒)してから薄切りにします。密封袋に、きゅうり、かりかり梅入りふりかけ、塩昆布と入れてジッパーを閉じて、しゃかしゃか振ってまんべんなく混ぜ、そのまま15分置きます。
カリカリ梅と昆布のしゃかしゃかきゅうりの完成!
パリパリ食感のきゅうりに梅と昆布が絡んでノンストップの味。下茹で効果で味も染みやすいです。ごはんのお供に、お酒にアテに万能ですよ♪
きゅうりをさっと下茹でした理由
きゅうりの「下茹で」についておさらいです。
1:きゅうり特有の青い香りがやわらぎ、旨味がきわだす。
2:塩もみきゅうりを作ったときの水っぽさが軽減される。
3:食感の弾力が断然違う。
4:きゅうりのいぼいぼに付着している細菌の殺菌。
まとめ
きゅうりは「生」よりも「下茹で」したほうがパリパリとした食感になるんですね。この“魔法のひと手間”で、いつものきゅうり料理を格上げしてみてくださいね♪
まとめ/暮らしニスタ編集部
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