洗濯は毎日おこなう家事のひとつ。そして洗濯した衣類を干す際に必ず使用するのが洗濯ハンガーです。洗濯ハンガーって何となく収納していると家の中で悪目立ちしたり、いざ使う段になって絡まって使いづらかったりと、じつは悩みのタネだったりしませんか?
そこで、取り出しやすくてしまいやすい、かつ見た目的にもすっきり満足!な、洗濯ハンガーの収納方法をまとめました。毎日の洗濯の効率が上がり、そして楽しくこなせるようになるアイデアをたくさんお届けします!
洗濯ハンガーの収納場所は自分の洗濯動線に合わせて
洗濯ハンガーをどこにどう収納するかは、自身の洗濯動線が大事なポイントです。洗濯物をハンガーにかける場所、もしくはその場所までの移動中に取れるところに収納したいもの。
ハンガーがけする場所はランドリールーム?リビング?それともベランダ?
洗濯物をハンガーがけする場所は、それなりの作業スペースが必要になるため家庭によってさまざまですが、ほとんど以下の3パターンのいずれかに当てはまると思います。それぞれの洗濯動線を考えると、ハンガーの収納場所もおのずと決まってきます。
・ランドリールームでハンガーがけして干す場所に持ち運びする場合→ランドリールーム内
・リビングなど室内でハンガーがけしてそのまま部屋干し、または干す場所に移動する場合→リビングやダイニングキッチンの目立たない場所・クローゼットや押し入れなどの中
・ベランダや屋上など干す場所でハンガーがけする場合→物干しのそば
洗濯ハンガーの収納は「しまう」か「かける」の2択!
ハンガーの収納で最もやってはいけないのが、大きな入れ物に乱雑に放り込むこと。見た目が悪くかさばるだけでなく、いざというときに絡まって、使い勝手も最悪です。
どこで管理するにしても、ハンガーはケースに揃えて「しまう」ことで取り出しやすくなり、見た目も揃って美しく収まります。ランドリールームなら、使い勝手の良い場所に揃えて「かける」方法もおすすめです。
ただし、ベランダなど屋外の場合は、ハンガーが砂や雨で汚れたり、日光で劣化したりするため、物干し竿にかけっぱなしはNG。フタ付きケースへの収納がマストです。
では、洗濯ハンガーを使いやすくすっきりと収納するテクニックを紹介していきます。ご自分の洗濯動線に合ったものを取り入れてみてくださいね!
「しまう収納」編
しまう収納の良いところは、見た目がすっきり美しくなること。箱や紙袋、マグネット付きのケースなどにしまう方法もありますが、100均で手軽に手に入るファイルボックスを使うと、バラバラに崩れたり絡まったりせず、ぐっと取り出しやすくなりますよ!
ファイルボックスにまとめておけば高い場所からもワンアクションで取り出せる
洗濯ハンガーは洗濯機の上の備え付けラック内に。そこで活躍するのがファイルボックスです。ハンガーの向きを揃えて収納すれば、絡まることなく管理できます。高さのある場所からストレスなくワンアクションで取り出すためには、ボックスの向きも重要ですよ!
100均のスタンドファイルボックスで絡まない快適収納
前面に立ち上がりのないタイプのファイルボックスはセリアのもの。ハンガーの頭を奥に向けて揃えてしまえば、見栄えもgood!仕切りとしても活躍してくれるスリムなファイルボックスは、リビング収納や引き出し内の必須アイテムです。
大きめのファイルボックスに収納してベランダの出入り口にスタンバイ
大きさの異なるハンガーと洗濯バサミを無印良品の大きめファイルボックスへIN。リビングの窓辺でハンガーがけをしてそのままベランダに干すため、ボックスの定位置はベランダの出入り口付近。
シンプルなファイルボックスを選び、普段は布をかけて目隠ししているので、リビングの景色に馴染んでいます。
ワイヤーハンガーもファイルボックスに入れれば絡まない!
クリーニング店でもらうワイヤーハンガーは、まとめるととにかく絡まりがち。無印良品のファイルボックスは、ハンガー全体がすっぽり入る大きさではないところがポイント。
ぎゅうぎゅうに入れない、ボックス内のハンガーをはじに寄せてからしまう。これだけで絡まりストレスから解放されます。
フラップ式ケースなら取り出しやすさも目隠しも両方叶う!
開口部が大きく開くフラップ式のケースは中身が取り出しやすく、ハンガー収納にピッタリ。そのまま収納することもできますが、取り出しやすさを追求してフックをセットしてアレンジしても。
フタをすれば目隠しになるので、洗面所はもちろんリビングの隅などに置いても違和感がない上、埃や汚れ、日光にさらされがちなベランダや屋上など、外でも活躍。
ベランダの隅に置いたワイドストッカーに一括収納
ハンガー類の収納場所がベランダの場合に最適なのが、しっかりとフタが閉まる屋外用の収納ボックス。ハンガーはファイルスタンドに、布団バサミは100均のカゴに入れるなど、内部を上手に仕切ればかなりの量が収納できます。
洗濯物を取り込むときにハンガー類もまとめてボックスへ戻せばOKなので、動線的にもパーフェクト。また、ボックスの上に洗濯カゴを一時置きして干すことができるのもうれしいポイントです。
「かけて収納」編
かける収納のメリットは、なんといっても取り出しやすさとしまいやすさ。突っ張り棒を活用すれば、ランドリールームの壁と家具のちょっとした隙間にかける収納が可能になります。
死角に突っ張り棒!ちょいかけ収納はかなり使えます
壁と洗濯機のわずかな隙間でも、突っ張り棒を設置すればかける収納が可能です。洗面所の入り口から死角になる場所になら、見た目的にもうるさくありません。一人暮らしで洗濯量が少ない場合にも、隙間突っ張り棒のちょいかけ収納はオススメ。脱水や乾燥時は洗濯機が揺れるので、落下を防ぐために耐震ジェルマットを噛ませて。
数センチの奥行きがあれば突っ張り可能!広い壁面を収納スペースとして確保
コンパクトなランドリールームでは壁面を有効活用しましょう。数センチの奥行きを見逃さず突っ張り棒を設置すれば、こんなに立派な壁面収納が出現。
洗濯ハンガーがつねに目に入る場合は、発想の転換を。ハンガーの種類やカラーを統一し、タオル類とともに並べて見せる収納で!
洗面台下の収納スペースでも突っ張り棒が大活躍
サイズの違いのものやクリップ付きのものなど、形状が違うハンガー類をファイルボックスに一括収納すると、ボックス内で絡まり合って出しづらくなりますよね。ハンガーが数種類あるなら、収納スペースの中でも吊るして管理するのがオススメ。こちらは2本設置した突っ張り棒の手前の1本をハンガー収納に活用するアイデア。
同じく絡まりやすいステンレスのピンチハンガーもS字フックに吊り下げれば、ファイルボックス収納よりも省スペースで済みますよ。
洗濯機上のメッシュ棚ならワンアクションで収納完結
洗濯機の上にIKEAのALGOTシリーズの棚を設置したアイデア。いろいろなパーツを組み合わせて自分仕様の棚を作ることができるアイテムですが、いちばん上の棚板を格子状のパーツにしたことで、かけるだけでOKな、ワンアクションのハンガー収納が実現しています。ラックの下部分には洗剤類を収納して。
「オリジナル収納DIY」編
自分の洗濯動線を追求していくうちに、収納グッズや収納スペースをDIYしてしまったという人も!より使いやすくするためにカスタマイズを重ねたり、自分好みにデコレーションしたり。アイデア次第で作業がラクになるのはもちろん、毎日の洗濯が楽しくなりそう♪
オリジナルのランドリーホルダーを洗濯機横にスタンバイ
バッグホルダーにヒントを得て手作りした布製のランドリーホルダーで、見た目にごちゃつく洗濯ハンガーやパラソル、ネットなどを一括管理。壁面に吊り下げるだけなので、かさばらないのもうれしいポイントです。自分好みの布をセレクトすれば、目に入るたびに幸せ気分に。
キャスター付きのランドリーワゴンなら移動もラクラク
洗濯用ハンガー、洗濯バサミ、ピンチハンガーにふとんたたきなどなど。洗濯物を干すときに使うものがすべて収まる自作のランドリーワゴンです。自分好みにデコレーションすれば、インテリアとしても一役!さらにキャスターがついているので、ベランダまでの移動もスムーズです。
ハンガー類をしまったカゴの大きさを基準に収納棚をDIY
洗濯用のハンガー類は大きなカゴにひとまとめ。そのカゴがピッタリ収まるサイズの棚をリビングの一角にDIY!洗濯物を干すときは、カゴごと引き出せばOKなのでとても機能的!
洗濯ハンガーを賢く収納すれば洗濯の無駄は省ける!
洗濯ハンガーの収納方法、ユーザーのみなさんが考案したたくさんのアイデアをご紹介しましたが、ビビッときたものはありましたか?
洗濯は毎日の家事だからこそ、どうせなら少しでもラクに快適にこなしたいですよね。小さなストレスや違和感を感じたら、見て見ぬふりをせず、試行錯誤しながら前向きに改善していきましょう!
気になる収納法が見つかったら、ぜひ試してみてくださいね♪
まとめ/大﨑仁美
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