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コラム

“子どもになんでも話してもらえるママ”になるにはどうするべき?

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“子どもになんでも話してもらえるママ”になるにはどうするべき?
学校や幼稚園には、どんなに子どもが心配でも、親が一緒に通うわけにはいかないもの。だからこそ、「子どもがどんな風に過ごしているのか」「どんな友達と遊んでいるのか」「どんな勉強をしたのか」など、知りたいことは沢山出てきますよね。

でも実際には、ママの「学校楽しかった?」「給食美味しかった?」という質問に対して、子どもは「楽しかった」「美味しかった」としか答えてくれなかったりするもの。
あまりの言葉の少なさに、「何か言いたくない事があるのでは……」と心配になってしまうこともありますよね。

そこで今回は、子どもが“自分のことを話してくれる”、対応のコツをご紹介します。

期待している答えを子どもはお見通しかも?

「どうたった?」と我が子に聞くとき、「楽しかった」以外の答えが返ってくる準備をママはできているでしょうか?

子ども達にとってママは一番大切で大好きな存在。だから、「ママは何を望んでいるのか」ということをいつも気にかけています。

だから、ママからされるその質問が“親自身が安心するための質問“だとしたら、子ども達はすでに、それの質問に対する“求められている答え”をお見通しなのです。

子どもが話したくなる親の態度とは?

「子ども達が学校や園で元気に楽しんでいることを確認したい」のは、親ならば当然のこと。
そして、「本当に困っていることがあったら打ち明けて欲しい」「力になりたい」というのも当然ですよね。

では、どんな態度でいれば、子ども達は何でも話してくれるようになるのでしょうか?以下にそのコツを挙げてみます。

1.「色々と質問をしない」

親の納得する答えが返ってくるまで、言い方を変えたりして何度も質問するのはあまりうまくないやり方です。
それよりは、子どもが口を開いたときにその話題を広げる方がいいでしょう。

2.「話を聞くときは頷くだけで口を挟まない」

子ども達がママに話をするとき、ママの意見を求めていることは稀です。
大体は「聞いて欲しいから話している」状態で、また、話すことで「自分の経験した感情や知識を整理する」という役割もあります。

なので、ママは「うん、うん」「そっか、そうなんだ」などの相づちを打って、話の流れが滞らないようにすることに努めましょう。

3.「ひたすら共感する」

言葉を挟むとしたら、自分の意見や考えではなく、ひたすら“オウム返し”をしてみてください。
例えば……、

子ども:「今日ね、ドッジボールでボールを投げて、(友達に)当てたんだよ!」
ママ:「当てられたんだ! それで嬉しそうにしているんだね。よかったね!」


子ども:「先生に怖い顔で注意された。廊下を走って転んだから……」
ママ:「そっか、注意されちゃったんだ……」

などと、オウム返しをし、共感してみてください。

そうすると子どもは「自分の気持ちをママは分かってくれる」と温かい気持ちになり、「また何かあったときは報告しよう」と思ってくれるはずです。

間違っても「廊下は走っちゃダメじゃない!」なんて言わないでくださいね。
そんなことを言おうものなら、子どもの心はそれっきり、ぴたっと閉じてしまいますよ。



私には10代の娘が2人いますが、彼女達は当然ながら大人と対等に会話をすることが出来ます。
だからこそ、ついつい意見を闘わせてしまうことも……。
でもそんなとき、彼女達のガッカリした顔を見る度に、「いけない、いけない」と自分を律することもしばしばです。

女の子はとくに、母親だからこそ話をしたいことがドンドン増えていくもの。
だからこそ、そのときのために「ママはいつでもあなた達の味方だよ。困ったときは何でも言って欲しいと思っているよ」というメッセージを送り続けたいと思います。


みなさんも、子どもが小さいうちから「子どもの話に共感する」クセをつけて、「何でも話せる親子関係」になれるといいですね!

<プロフィール>
文/mica
シンガポール在住、三姉妹と男子、計4人の母。 元ギャラリー勤務のアート好き。趣味は美術鑑賞と夫とのお泊りデート、薬を使わない台所手当て。子ども達が楽しむ後ろ姿を眺めること。 ブログ http://ameblo.jp/tamken4930 ItMama http://itmama.jp/

写真© milatas - Fotolia.com
Profilemica
mica
シンガポール在住、三姉妹と男子、計4人の母。
元ギャラリー勤務のアート好き。趣味は美術鑑賞と夫とのお泊りデート、薬を使わない台所手当て。子ども達が楽しむ後ろ姿を眺めること。
ブログ
http://ameblo.jp/tamken4930
ItMama http://itmama.jp/author/mica/
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