最近、子どもが朝グズグズしてすっきり起きられない、なんとなく食欲がない、すぐに疲れてぐったりしてしまう…なんてことはありませんか?
病気ではないはずなのに、なんとなく不調が続いている。子どものこうした症状は、自律神経の乱れが原因かもしれません!
逆に、自律神経が整っている子どもはいつもはつらつとしていて集中力があり、機嫌も安定していると言われています。そんなメンタルの元気な子どもに育てるために重要なのは“食生活”。食欲と自律神経には、密接な関係があるからです♪
そこで、子どもの心と体を健康に育むために、しっかり食べて自律神経を整えるコツをご紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。
朝からしっかり食べて自律神経ケアを
1.朝1杯のみそ汁が元気の源に
メリット1:必要な栄養素が1品でとれる
メリット2:冷えを解消
朝ごはんをきちんと食べると腸内環境が整い、腸と密接な関わりがある自律神経も自然と整います。ただ、朝にたくさん食べるのが苦手な子どもも多いですよね。
そこでおすすめなのが、みそ汁。たんぱく質、ビタミン、ミネラルなど10種類以上の必須アミノ酸が含まれている、いわばスーパーフードだからです。ただ、みそは加熱すると香りが抜けたり、たんぱく質の溶出量がストップしてしまったりするので、みそを入れてからは加熱しすぎないように注意しましょう。
ちなみに、冷え性に悩む大人の方にもおすすめですよ♪
2.「黒ごま塩」をごはんにふりかける
メリット1:食が細い子でもごはんが進む
メリット2:栄養価の高いごまで免疫力アップ&便秘解消
黒ごま塩の作り方はとても簡単!すった黒ごま8に天然塩2の割合でまぜてごはんにふりかけるだけです。
黒ごまには抗酸化作用があり、免疫量アップ、便秘にも効果的で、ビタミンEや鉄分も豊富です。そして、精製されていない天然塩にはミネラルがたっぷり。この2つを組み合わせることにより、子どもの体に欠かせない栄養素をしっかり補うことができます。白米やおにぎり、おひたしなどにも使える魔法のふりかけを味方につけておきましょう!
3.夕食は「食べさせたいもの」から食卓へ
メリット1:食べむらの改善ができる
メリット2:栄養バランスがよくなる
ハンバーグ、サラダ、みそ汁、ごはんを一気に食卓に並べると、だいたいの子どもは好物のハンバーグから食べ始めるもの。最後に苦手なサラダが残るけれど、おなかがいっぱいで食べられない…なんてこと、よくありますよね。
これを防ぐために、まずはみそ汁や納豆など、お母さんが食べてほしいと思うものから出してみましょう。「それを食べないと、次のおかずとごはんは出ないよ~」と言いながら順番に出していくのもいいですね。いままでなんとも思っていなかった食べ物のおいしさに気づくチャンスでもあります!
4.糖質の多い食べ物をなるべく減らす
メリット1:イライラが改善される
メリット2:集中力がアップする
自律神経が乱れている子によく見られる「イライラ」。もしかしたら糖質のとりすぎが原因かもしれません!
子どもの体が糖質過多になると、跳ね上がった血糖値を下げるためにインスリンというホルモンが出ます。そうすると体はまた糖質をほしがるようになり、血糖値の上下を繰り返します。これがイライラや集中力の低下、だるさのもとに。糖度の高いお菓子やジュースはなるべく避けて、おやつにはナッツや小魚、ヨーグルト、チーズなどを選ぶとよいでしょう。
「コレさえやれば自律神経がきたえられる!」という魔法の対策はありません。いちばんの近道は、毎日の生活を見直すこと。
『子どもにいいこと大全』には、子どもの自律神経にいいと言われる習慣がたくさん掲載されています!
『子どもにいいこと大全』
自律神経は何歳からでもきたえ直せます!「うちの子、少し不調そうかも?」と思ったら、ぜひ試してみてくださいね。
文/暮らしニスタ編集部
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