こんにちは。家事コツ研究室・ズボラー研究員のNです。
レジ袋が有料化しエコバッグを使うようになってから、スーパーなどで食材を入れる半透明のポリ袋もあまりもらわなくなりました。
でも、あの袋、食材保存やゴミ袋として使えて便利だったんですよね~。
というわけで、ポリ袋を買ってみるかと思い、その際に思い出したのが実家でいつも常備してあった
『アイラップ』。
みなさん、ご存知ですか?
これが予想よりはるかに便利だったので、ご紹介します!
『アイラップ』はただのポリ袋じゃない!
さっそく『アイラップ』を購入してみました。
こちらです↓↓↓
見た目は、スーパーなどでもらうポリ袋と同じように見えますが、一線を画します。
アイラップは“袋状のラップ”なんです!
アイラップのナイスな特徴はこちら。
・耐冷温度は-30℃だから冷凍庫での保存もOK
・耐熱温度は120℃で熱湯ボイルができる
・電子レンジにも使える
・マチがあってたっぷり入る
・可燃性で有毒ガスが発生しない
色々使えそうな予感満点です!
実際調べてみると、食品の保存だけでなくいろんな活用術があるよう。さっそく使ってみましたよ~。
活用方法1 熱湯ボイルでご飯を炊く
どうやらアイラップでご飯が炊けるらしいんですよ。熱湯ボイルができるからこその活用術ですよね。これはやってみたい!!というわけで早速チャレンジしてみました。
【材料】
・米 1合(180ml)
・水 200ml
【作り方】
①米を軽く洗ってアイラップに入れ、水を加える。
②袋をねじりながら空気を抜き、袋の上のほうで縛る。
③鍋に湯をわかし、底にアイラップが直接触れないよう皿を敷く。
④沸騰したら鍋に②を入れ、弱火にしてフタをする。約20分ふつふつした状態で茹でる。
ちなみに今回は、茹で時間が残り8分になったところで鍋に卵を投入!ゆで卵を同時に作っちゃいますよ~。卵を入れたらまたフタをしてくださいね。
⑤約20分後、火を止めてそのまま10分おく。ゆで卵は冷水にとる。
完成しました!
アイラップを取り出してみると、こんな感じ。
袋を開けると…
お~!!ちゃんと炊けているように見えます!
いざ実食!
実際に食べてみると…、うん、ちゃんと炊けています。浸水させず、洗ってすぐに炊きましたが、芯もなく、パサパサ感もなく、ちょうどいい♡
こんなにちゃんとご飯が炊けるなんて、ビックリです!!
冷めてからも食べてみましたが、普通においしかったです。
アイラップ炊き、少量だけご飯を炊きたいときにぴったりだと思います!簡単だし、早い!
炊飯器が使えないときや、アウトドアなどでもこの方法は使えそう
また、米を炊きながら、鍋の空いているスペースを使ってゆで卵を作るなど他の調理をできるのもメリット。
今度は、ポテサラ用のじゃがいも&ニンジンを茹でようともくろんでおります♪
活用方法2 味付きのご飯を作ってみた
米が思った以上においしく炊けて気をよくしたN。これは、他にもご飯ものを作れるかも?ということで、自分のお昼ご飯用に1人分のシンガポールライスを作ってみました!
【材料】
・米 1/2合(90ml)
・鶏もも肉 80g ⇒塩、コショウ、酒各少々をもみ込む。
・水 90ml ※鶏肉から水分が出るので白米より少ない割合にしました。
【作り方】
①米を軽く洗ってアイラップに入れ、水を加える。上に鶏肉を乗せる。
②袋をねじりながら空気を抜き、袋の上のほうで縛る。
③鍋に湯をわかし、底にアイラップが直接触れないよう皿を敷く。
④沸騰したら鍋に③を入れ、弱火にしてフタをし、約20分茹でたら、火を止めて10分おく。
完成しました!
アイラップを取り出し、袋を開けると…
こんな感じです。う~ん、すでにいい香り♡
さっそくお皿に盛りつけてみます。
鶏肉に中までしっかり火が通り、お米もちゃんと炊けています。
ぽん酢+すりゴマ+ごま油で作ったタレをかけて食べると、鶏肉は柔らかいし、ご飯も肉汁がしみ込んでモッチリツヤツヤ。
おーいーしーいー!
これはリピ決定です!
そして、洗い物がラクちんなのもズボラー的にはかなりのメリットだと思いました。
具材を変えれば、炊き込みご飯なども作れそう。
活用方法3 ボウル代わりにして餃子の肉ダネを作ってみた
アイラップは薄いのに丈夫でやぶれにくいのも特長の一つ。
そこでいつもはボウルでガシガシこねて作る餃子の肉ダネをアイラップで作ってみました!
まずは、アイラップにひき肉と調味料を入れます。そして、袋の上からもみもみ。
N家の餃子のタネは卵入りなので、よく混ざるように強めにもんでいきます。
一般的なジッパー付き保存袋と違い、薄手で柔らかいのでもみやすいです!
さらに、スーパーのポリ袋だとピッとやぶれてしまうことがありますが、アイラップはかなりガシガシこねてもやぶれませんでした。ホント丈夫♡
ここで野菜を加えて、さらにもみもみ。
最後に、片栗粉を加えて、全体がよく混ざるようにしっかりもみもみ。
手が汚れないので、作業をするたびに手を洗う必要もなくラクちん。
ズボラーとしては嬉しい限りです。
はい、肉ダネの完成。
袋に直接スプーンを入れて皮に包んでいけば、ボウル類の汚れものは一切出ません。
いや~、最後までラク。
今後、餃子やハンバーグはアイラップで作っちゃおう♡と決意したズボラーNでした。
活用方法4 ほうれん草をレンチンする
アイラップは電子レンジ加熱もOKなので、野菜の下ごしらえにも便利。
今回は、ほうれん草のレンチンを試してみました。
1束をよく洗って、半量ずつ葉と茎を交互に重ね、アイラップに入れます。
もし、ほうれん草をラップで包むとなると、量も必要だし、結構面倒だと思うのですが、アイラップなら、中に入れるだけだからカンタン。
耐熱皿に置き、電子レンジ600Wで2分チンしました!
もし茎の部分が固い場合は、様子を見て30秒くらい追加でチンしてくださいね。
あとは、いつも通り水にさらしたあと、絞ってカットすれば完成。
鍋にお湯を沸かさなくていい&洗い物が少ないのはホントにラク!
ちなみに、レンチンしたあとのアイラップは、ゴミ袋として使えましたよ。
便利だな、アイラップ!!
まとめ
数日使っただけで、いろんな活用方法があって、家事の時短&手間カットにも大活躍だったアイラップ。
どんだけポテンシャル高いんだ!?
と畏敬の念さえ抱いてしまうほど。
↑1枚ずつカンタンに取り出せるのもいいよね~。
中でも、シンガポールライスは、ラクちんな上、かなりおいしくて気に入りました!
アイラップで米と鶏肉を密封して加熱するから旨味が流出しないのが、おいしい理由かもしれません。
惜しむらくは、近所のスーパーやドラッグストアで全く売っていなかったこと。
公式ツイッターによると、「売上の75%が新潟、山形、富山、石川、福井に集中している」んですって。
今回はネットでついで買いをしましたが、もっと気軽に買えるといいな~。
とにかく!使えることに間違いはないアイラップ。食品保存はもちろん、調理にもどんどん使ってラクする方法を探していきたいと思います♡
写真・文/暮らしニスタ編集部 中山
コメント
全て既読にする
コメントがあるとここに表示されます