コラム

プレ体験に、園めぐり…母たちのリアルな「幼活」レポート

更新日：2017.10.28

我が子が2～3歳になると気になってくるのが幼稚園選びですよね。最近では、入園前に行われる「プレ保育」にも注目が集まっていますが、実際にどのように「幼活」をし、入園へ至ったのか、その流れを100人のママたちのケースの中からご紹介します！

ケース１：プレ保育→そのまま入園。預かり保育を利用中（母親＝32才／子ども＝年少）

【幼活のスタート時期】入園１年前の４月
【幼活の内容】激戦の人気幼稚園に入園。通常は紹介がないと入れないと言われている園だったけれど、OGだったため入園できた。また、「プレ保育園が有利」と聞き、月に一度のプレに参加していました。

プレ保育からそのまま入園したパターンですが、フルタイムで働いていたため、保活とも並行して幼活もしていたそうです。プレに参加するのは、やはり有利に働くよう。

ケース２：プレ保育→そのまま入園。兄と同じ園に（母親＝42才／子ども＝小４・年中）

【幼活のスタート時期】入園１年前
【幼活の内容】兄の幼活のときに、公園で会った人に勧められ今の園を選択。プレに参加すると入園が確定するけれど、プレの申し込みが激戦で兄のときは徹夜で行列に並びました。入園後に、長期休みに入るのが早い園だったと気づきました。

徹夜での行列を経て入園枠を無事にゲットできたのに、入園後に長期休みに入る時期が早いことに気付き、さらには習い事のあとの園バスも最初はなかったという…。働くのならば、休みの長さや預かり保育の有無を事前にチェックしたほうがいいですね。

ケース３：３つの園のプレを体験→別の園に入園（母親＝36才／子ども＝年長）

【幼活のスタート時期】入園１年前
【幼活の内容】「運動系」「勉強系（音楽や英語など）」「家の近く」とタイプの違う３園のプレを体験しました。第一希望の園はプレを実施していなかったため、講演会や行事に参加する形で幼活。結局、プレを実施していなかった希望園に入園しました。

３園のプレをかけもちという、かなり積極的な幼活ですね。結局、プレがない園に入園したとのことですが、その場合も講演会や研修に参加して、園の教育方針をしっかりチェック！子どもにあった園に入園させることができ、満足しているそうです。

ケース４：広い園庭が魅力で、遠くてもあえて入園（母親＝35才／子ども＝年少・１才）

【幼活のスタート時期】入園２年前の９月
【幼活の内容】家から近い幼稚園を探していましたが、車で20分ほどの距離の広々とした幼稚園にひかれ、最終的にその園に決めました。園バスで降園時は30分ほどかかりますが、子どもは楽しそうに通っています。

「一緒に通わせよう」という幼活仲間のママの存在や、先生方の人柄、山の上の広々とした敷地に魅力を感じ、遠くても選択。園バスの乗車時間は気になりますが、園が楽しいと、子どもには苦にならないよう。近所という点にこだわらず探した結果、子どもの性格に合った園を見つけた成功例ですね。

早い人では入園２年前からスタートしている幼活。園の行事やプレ保育に何回か参加し、納得いく幼稚園を選ぶのが幼活必勝法といえそう。また、どの人も言っているのが、入園後仕事をする可能性があるママは、預かり保育についてしっかり調べておく必要があるということ。長期の休みに入ると預かり保育がない園もあるので、注意しましょう。子どもの大事な毎日を預かる幼稚園選び。悔いがないよう、自分の目でしっかり確かめてから入園を決めたいですね。

写真© T.M.M - Fotolia.com
※出典：雑誌『Como』（主婦の友社）／「幼稚園選び＆保活　先輩ママはどーしてた？？」より

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