新しく購入したお気に入りの白いスニーカー。たくさん履きたいけど、汚れるのが怖くてなかなか履けなかったりしますよね。でも実は履く前にほんの数秒で終わる裏技を実践するだけで、汚れもつかずに、白いままキレイに保てることご存知ですか?
白いスニーカーはもちろん、汚れが目立ちやすいピンクベージュなどの色の薄いお財布も「なんでそんなに汚れないの?」と驚かれることが多い筆者のマル秘テクをレクチャーいたします。
スニーカーを買ったらすぐに防水スプレーを振りかける
たとえ晴れていようが、ちょっと近所までだろうが、初めて足をとおす前に必ず防水スプレーをふりかけましょう。ポイントはソールまでまんべんなくかけること。たったこれだけで数ヶ月たっても白いまま!びっくりするほど汚れにくくなります。2週間に1度くらいかけると、さらにピカピカを維持できます。
1日履いたら1日休ませる
靴の汚れや傷みの原因のひとつとなるのが、靴そのものの湿気。足は思っているよりも多くの汗をかいています。毎日履いていると、この汗が乾かず、傷みやすくなるだけでなく、臭いの原因にもなるのです。1日履いたら最低でも1日は休ませるようにしましょう。
それでも履いている以上は当然小さな汚れはでてきます。洗い方は、素材や汚れた箇所によってわけましょう。
革製スニーカー洗い方のコツ
布のように水でジャブジャブ洗えない革製のスニーカーは、から拭きで汚れを落としたあと、専用のレザークリーナーで表面を拭き取りましょう。最近は、手軽に使えるスプレータイプなども出ています。レザークリーナーは革製品全般に使えるので、常備しておくと何かと便利です。
布製スニーカーの黄ばみにはお酢がおすすめ
布製のスニーカーは、お酢につけるのがオススメ。洗剤や石鹸(シャンプーでもOK!)で汚れを洗い落とします。このときのポイントはとにかくよく泡立てること。泡が立てば立つほど、汚れもよく落ちます。洗浄後によーくすすいだら、バケツいっぱいの水+お酢コップ1杯に数時間漬け置き。お酢が汚れを分解して、洗剤では取れなかった黄ばみもキレイに落としてくれます。仕上げは陰干しでしっかりと乾かしたら完了。陽ざしを浴びたり、蛍光灯にあたると、これまた黄ばみの原因になってしまうので注意してください。
一番の悩み!ソールの黄ばみの洗い方
実はいちばん悩ましいのがゴム部分でできているソールの黄ばみ。実はここは何もしていなくても、経年でどんどん黄色くなっていってしまいます。久しぶりに履こうと下駄箱から出してみたら真黄色!!なんてことも…。しかもこの黄ばみ、普通の洗剤ではなかなか落ちません。そんなときに役立つのが、消しゴム!こするだけでどんどん汚れが落ちていきます。ほかにもキッチン掃除に使うアルコールスプレーで拭き取るのも◎。見違えるほど綺麗になります。
乾かした後には、仕上げに防水スプレーをかけるのを忘れずに。また、あまり頻繁に洗いすぎると痛みが加速するので要注意。そのためにも、履いた後はしまう前に軽く布でから拭きを。いつでもすぐお手入れができるよう、下駄箱には、防水スプレーとやわらかい布、レザークリーナーのストックを。こうやって大事に履いた白いスニーカーは靴底に穴が開くまで、長ければ4~5年は持ちます。お気に入りの靴を長くキレイに保つためにも、ぜひお試しください。
<プロフィール>
安野チズル
1児のママ兼コピーライター/エディター
美大卒業後、カフェやレストランの空間デザイナーとしてデビュー。大手出版社に転職後は、大物作家や俳優を相手に年間200本以上の取材をこなす。結婚と出産を経験したのちは「働く女性のライフスタイルを輝かせる」スタンスでの仕事に注力し、嫁姑同居や幼稚園・保育園問題、育児と仕事の両立、マイホーム取得への道のりなど“ワーキングママが直面する問題”をリアルタイムでコンテンツへとアウトプットしている。
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1児のママ兼コピーライター/エディター。美大卒業後、カフェやレストランの空間デザイナーを経て、大手出版社で年間200本以上の取材をこなす。結婚と出産を経験したのち「働く女性のライフスタイルを輝かせる」スタンスで、“ワーキングママが直面する問題”をリアルタイムにアウトプットしている。