美容院に行きたくても、なかなか時間もお金もかけられなくて困っている人はいませんか? 3ヶ月、6ヶ月と髪の毛を放置して、気づけばボサボサ頭に…というそんなママに朗報です! 1000円カットがありますよ!
そう、男性限定と思われがちな1000円カットの床屋さんですが、実は女性が行っても結構きれいにカットしてくれると噂なのです。
そこで今回は、育児に家事に忙しいママのために、筆者が代わりに「女性が行っても問題ないのか」を大手1000円カットチェーン店で髪の毛を切って、体を張ってきた体験記のご報告です。
半年放置した筆者の髪の毛。ロングヘアが爆発寸前です。
1000円カットのオーダーって?勇気は必要なし?
まずは、お店の場所を確認して入店です。が、筆者が行ったお店の場合はHP上で“現在何人待ちか”が確認可能なため、男性の中でちょこんと女ひとりで待つのは心が折れそうだな~という人は、「待ち時間0人」のタイミングで来店するのがよさそうです。
そんなこんなで到着した店鋪を前に、必要なのはズバリ“勇気”です!
まず扉を開けた直後、男性客、女性店員&男性定員の全員から一瞬「え?」という目で見られます。
でも、ここでひるんではいけません。そのまま入り口付近にある券売機で1080円のカット券を購入し、施術椅子に座ります。
1000円だと思っていたカットは1080円でした。小銭をお忘れなく。
1回座ってしまえば、あとは普通の美容院と同じ要領でカットの指示を出していきます。
今回筆者は「5cmほど毛先を切って整えてほしい」とお願いしました。このとき、段やスキ具合を指示できないと自由に切られてしまうので、なるべく細かく指示ができるようにしたほうがいいでしょう。
ちなみに、今回私を担当してくれたのは女性店員さん。理髪師の指名はできないようで、男性女性のどちらに当たるのかは、まさに運次第のようです。
施術は毛先だけでもOK!スムーズで問題なし!
切り方の指示をするとサクサクとカットが開始されるのですが、基本シャンプーはありません。そのかわり霧吹きで毛先を濡らしカットしていきます。
筆者は髪が長いので、後ろはどうなっているのかよく見えない! でも、観察する限り、とても上手な気がします。
始まった施術は、けっこう淡々としていました。
1000円カットの基本時間は10分ほど。そのため、会話はほとんどありません。無言で切り続ける店員さんは“まさに職人”。この頃、すでに恥ずかしさはなくなり、シーンとしながらも淡々と進むヘアカットがむしろ快適に感じていました。
毛量の多い筆者は、5cmでもそれなりの量をカットしました。スッキリ感は満点です!
こうして短時間で終了したヘアカットのあとは、仕上げに“ブロー”ではなく、“掃除機”の登場です!
どういうことかというと、カットして体や髪の毛についたままの毛を、掃除機で一気に吸いとるということ。急に突きつけられた掃除機に筆者は動揺するも、淡々と吸い取られて施術は15分ほどで終了しました。
後ろの管が掃除機のホースです。乾かしてくれないかわりに、毛を吸いとってくれます。
ちなみに「ブローはなし」とのことで、HPにはカットの後のデートやお約束には注意する旨の記載がありました。
気になる仕上がりですが、思ったよりもスッキリ! ただし、ブローをしてくれないので、髪がキレイになったという感覚はなく、女としては難しい判断を強いられるところです。
1000円カットでロングをカットしてみた結果
確かにスッキリはしたものの、ブローをしてもらっていないため、正直“キレイになった”という感じはない…。
最後にお土産として、カット時に使用したプラスチック製のクシをいただきました。これはちょっぴり嬉しい。銭湯セットなどで、今も活躍中です。
やや薄めですが、とても使いやすいクシです。便利♪
こうして人生初の1000円カットが終了しましたが、筆者としては「もう1回行きたい!」という気持ちにはなれないものの、「どうしても時間やお金がないときには、選択肢としてアリだな!」というのが感想です。
ちなみに今回行ったお店には、2000円でカットとブローがついた女性専用の床屋もあるそうで、次回行くときはそちらを利用しようかなと思いました。
子育ては、時間とお金と気力の勝負。なかなか大変な部分もありますが、今回のような穴場のサービスを利用しつつ、ぜひ乗り切ってくださいね。
<プロフィール>
おおしまりえ
雑食系恋愛ジャーナリスト/イラストレーター
10代より水商売やプロ雀士、素人モデルなど人気商売に身を投じ、のべ1万人の男性を接客。無自覚の気持ちを見抜く観察眼と、男女の特性を踏まえたコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動。大手メディアを中心に年間100本以上恋愛コラムを執筆中。
写真© Monet - Fotolia.com
雑食系恋愛ジャーナリスト/イラストレーター。10代より水商売やプロ雀士、素人モデルなどの商売に身を投じ、のべ1万人の男性を接客。無自覚の気持ちを見抜く観察眼と、男女の特性を踏まえたコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動。大手メディアを中心に年間100本以上恋愛コラムを執筆。
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