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ランドリールーム・洗濯室のメリット・デメリットと注意点

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ランドリールーム・洗濯室のメリット・デメリットと注意点

洗濯をする場所といえば、洗面・脱衣室が一般的です。
でも、マンションなどの狭くて暗い洗面室だと、ストレスを感じながら洗濯をしている人も少なくないようです。

そんな背景があるせいか、ランドリールーム( 洗濯室 )のあるプランが注目を集めています。
「明るく広々とした空間で洗濯できる」「一か所でアイロンがけまでできる」など、さまざまなメリットもいっぱい。

とはいえ、使いやすいランドリールームをつくるには、やはりプランの工夫が必要に。
ここでは、ランドリールームを検討するならどんなことに注意するべきか、どんなメリット・デメリットがあるのかについて考えてみましょう。

ランドリールーム・洗濯室とは

ランドリールームとは、衣類を洗う、干す、畳む、アイロンをかけるなど、洗濯にかかわる一連の作業を行うためのスペースです。洗濯だけでなく、家事全般を行うユーティリティの役割を持たせるケースもあります。

欧米のランドリールームは、たんなる「洗濯機・乾燥機置き場」ですが、日本では「室内干しスペース」としてつくられるケースがほとんど。高性能の洗濯乾燥機があっても、やはり「干して乾かしたい!」にこだわる方が多いのでしょう。そのため、ランドリールームには窓+物干しポールを設置するのが一般的です。

リラックスしたり、色々な使い方ができる場合、「コンサバトリー」「ユーティリティ」いう言い方もあります。

ランドリールーム・洗濯室があることのメリット

ランドリールームを設けると、具体的にどんなメリットがあるのでしょうか。
すぐに思い浮かぶのは雨の日も洗濯物を干せることや、
洗濯に関する一連の流れが一箇所でできることによる「家事ラク」ですが、実はそれだけでなく、
「LDなどのくつろぎの場が散らからない」というメリットあります。
以下メリットをまとめてみます。

●雨、風、花粉、黄砂、排気ガスなどを気にせずに洗濯物が干せる。

●洗濯にかかわる一連の作業が一カ所ですみ、家事効率がよい。

●洗面・脱衣室が不便な場所にある場合、ランドリールームのレイアウトに工夫することで、家事動線を改善できる。

●洗濯物がリビングなどに干されることがなくなり、すっきり暮らせる。

●乾いて取り込んだ洗濯物が、ソファーなどに集積するのを防げる。

●ランドリールームのインテリアや居心地にこだわることで、家事が楽しくなる。

 

ランドリールーム・洗濯室があることのデメリット

次に、ランドリールームを設けることによって考えられるデメリットです。
使い勝手がよくないと、「広い空間に洗濯機が置いてあるだけ」の無駄なスペースになってしまうことも。
つくるなら機能性や快適さへの配慮が不可欠です。
以下、まとめてみます。

●家の中での配置がよくないと、行くのが面倒になり、せっかくつくっても使わなくなる。家族の家事参加も減ってしまう。

●作業の手順を無視したレイアウトだと、かえって家事が煩雑になる。

●狭すぎたり、窓の位置がよくないと、通風が悪くなり洗濯物が早く乾かない。最悪の場合、蒸れてカビが発生することも。

●日用雑貨をなんとなく置いてしまい、死蔵品のたまり場になる。

●子どもが成長すると必要性が薄れ、無駄なスペースになる。

ランドリールーム・洗濯室をつくる際に考えるべきポイント

使いやすくて快適なランドリールームをつくるためのポイントをご紹介します。
大切なのは「家の中での配置」と「通風」。
生活動線を考えつつ、なるべく風通しのいい空間になるようプランしましょう。
ポイントをまとめてみます。

●洗濯物干し場としての役割を考えると、昼間の日当たり・風通しのいい場所に設けるのがベストですが、そうすると南側の条件のいい場所がランドリールームになることも。まずはほかの部屋との優先順位をよく考えて、採用するかどうか決めましょう。

 

「楽しく家事がしたい! 」を優先して、2 階の南側にランドリールームを

「楽しく家事がしたい! 」を優先して、2階の南側にランドリールームを設計した間取り

↑「家事は毎日することだから、楽しく快適にできるようにしたい」と希望して、家の中でもっとも条件のいい2 階南側にランドリールームを確保しました。洗面・脱衣室も、ウォークインクローゼットも同じ2 階にあるので、洗濯物の上下階の移動がありません。

 

バルコニーに直結したランドリールーム

 

↑毎日気持ちよく家事ができるランドリールーム。バルコニーに直結しているので、外干しの動線もスムーズです。洗濯機のほかに、角形シンクやアイロンがけ用のカウンターも用意しました。

 

●自分の一日の生活動線や、家事をするときの動きを振り返ってみて、スムーズに動ける場所に配置してください。キッチンとの関係、洗面・脱衣室との関係、物干しバルコニーとの関係がポイントです。
参考になる実例を紹介しましょう。

 

家事動線を考えて、キッチン横にランドリールームをプラン

家事動線を考えて、キッチン横にランドリールームを配置した間取り

お仕事と子育てを両立させている奥さまが、「なるべく一か所で家事を済ませたい」とリクエスト。プランの都合上、洗面・脱衣室が1 階、キッチンが2 階になったため、キッチンのそばにランドリールーム(コンサバトリー)をつくりました。

風通し・採光を確保したランドリールーム

↑1 階から衣類を運んでしまえば、あとは洗う~干す~畳むまでの作業をここだけでできます。4.5畳の広さをとり、窓を3 カ所に設けて、通風・採光を最大限に確保しました。出入り口が大きな引き戸なので、開け放して風も通せます。

ランドリールームにつけた物干しロープ

↑物干しポールではなく、使うときだけワイヤーを伸ばせる物干しアイテムを取りつけました。

LDKの横にあるランドリールーム

↑ランドリールームの引き戸を閉めたところ。ここに家事のスペースがあるとは思えない空間です。開けておけばLDK にいる子どもにも目が届きます。

 

●物干し場と考えると、つい日当たりを優先しがちですが、実は「風通し」が重要なポイント。できれば窓は2 カ所以上につけるといいでしょう。窓そのものの大きさより、風が抜ける配置にすることが大切です。

トップライト( 天窓 )もおすすめですが、部屋の広さに対して大きすぎると、室内が暑くなるので注意が必要です。

●ランドリールームを行き止まりにせず、ほかのスペース( 洗面室やバルコニーなど )とサーキュレーション( 回遊 )できるようにすると、家事の流れがスムーズになります。
その実例を紹介します。

 

いちばん心地いい場所に、回遊できるランドリールームをプラン

いちばん心地いい場所に、回遊できるランドリールームを配置した間取り

1階に洗面・脱衣室がありますが、そこには洗濯機を置かず、LDKのある2階にランドリールーム(ユーティリティ)を設けました。キッチン~家事室~ランドリールーム~バルコニー~LDをぐるりと一回りできます。出入り口が2 カ所あるので、子どもたちと一緒に作業しても混雑することがありません。

 

明るく風通しのいいランドリールーム

2 階でいちばん明るくて風通しのいい場所をランドリールーム(ユーティリティ)にしました。心地いいスペースなので、子どもたちも積極的に手伝ってくれるそう。奥にパントリーがあり、そこからキッチンへと抜けられます。

 

ランドリールームからダイニングの様子をのぞける小窓

ダイニングの様子をのぞける小窓。家事の合間にも家族でコミュニケーションを取ることができます。

 

パーゴラつきバルコニー

壁の裏側がランドリールーム。洗濯物はこのバルコニーに干します。バルコニーはパーゴラつきなので、天気を気にせずに外干しできます。

●洗濯物の乾きをよくするためには、広さとしては3 畳以上は欲しいところ。これより狭い場合は、廊下などに大きく開放できるようにして、通風を確保してください。この場合は、雑然とした洗濯用具などが外から見えないように工夫して。事例を紹介しましょう。

通風のよい廊下をランドリースペースに

通風のよい廊下をランドリースペースにした間取り

個室のランドリールームではなく、上階の廊下を開放的なランドリースペースにしたお宅。オープンな空間なので風通しがよく、浴室・洗面室と同じフロアなので、洗濯物の移動も短くてすみます。

 

洗面室からそのまま続く扉つき収納があるランドリールーム

↑洗面室からそのままつづくランドリースペース。物干しバルコニーにも直結しています。洗濯用具などが丸見えにならないよう、扉つきの収納もプランしました。

スプーンカットで仕上げた床

↑床は「スプーンカット」で仕上げたヨーロピアンオーク。はだしで歩くと気持ちのいい素材です。

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ランドリールーム・洗濯室をつくる際の注意点

ここでは、ランドリールームをつくる際の注意点をまとめました。建具の種類、設備機器、内装材、収納なども考慮に入れておきたいポイントです。

●ランドリールームでは「日当たり」を優先しがちですが、実は「風通し」が重要なポイント。
できれば窓は2 カ所以上につけるといいでしょう。
窓そのものの大きさより、風が抜ける配置にすることが大切です。

トップライト( 天窓 )もおすすめですが、部屋の広さに対して大きすぎると、室内が暑くなるので注意が必要です。

●出入り口は扉より引き戸がおすすめ。
開けっぱなしにして風を通しやすく、ランドリーバスケットなどを持ったまま出入りするのもラクです。

●物干しポールは、風によく当たる場所・角度を選んで設置します。
湿度が高い日のために、換気扇やエアコン、扇風機、除湿器などを検討するのも○。
エアコンがあれば、夏場のアイロンがけなども快適にできます。

●床や壁には、水に強くて掃除しやすい素材(タイルなど)を選ぶのがおすすめです。リラックスできる内装にすると、家族にも手伝ってもらいやすくなるはず。アトリエ風、ショップ風などイメージを広げ、インテリアを楽しんでみてはいかがでしょうか。

●独立したランドリールームではなく、洗面・脱衣室の一角にランドリースペースを設ける場合は、下着やタオルなどをしまえる収納を設けておくと、洗濯物を「しまう」作業まで一か所ですみます。

●子どもの成長などで、将来ランドリールームとして使わなくなった場合のことも想定しておきましょう。例えば夫婦の趣味室などに転用できれば理想的です。

ランドリールーム・洗濯室の間取り・プランニングのコツをもっと知りたい!

こちらの記事でも、ランドリールーム・洗濯室のプランニングについて取り上げています。実例もご紹介しているので、もっと詳しく知りたい人は、ぜひチェックしてみて!

【ユーティリティ/ランドリースペース編】人気のスペース・コーナーづくりのポイント! 建築家がプランのコツを伝授!

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まとめ

実現できれば洗濯が楽しく&ラクになるランドリールーム。小さな家では面積を割くのが難しいかもしれませんが、つくるなら使いやすさや快適さにこだわって、毎日の家事の負担軽減に役立てましょう!

 

★注文住宅のカタログを取り寄せたい方はこちら

 

アドバイスをくださったのは

プランボックス 一級建築士事務所 小山 和子さん
1955年広島県生まれ。女子美術大学芸術学部卒業。87年に小山一級建築士事務所、95年に一級建築士・湧井辰夫さんと共同で現事務所を設立。
http://www.mmjp.or.jp/p-box/

取材・文/後藤由里子

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