こんにちは。ライフオーガナイザー®のとめ(伊藤智子)です。
家飲み用に缶ビールや酎ハイの6缶パックを購入するお宅は多いですよね。6缶をまとめている「紙パッケージ」は通常なら「紙ゴミ」として捨ててしまいますが…ちょっと待った!
いつも面倒に感じていた“ある家事”に再利用したら劇的にラクチンだったのでご紹介します♪捨てたらもったいないですよ。
紐で綴じるなど、手順の多い「紙ゴミ」
私の住んでいる地域では「紙」と表示のあるもの、そして明らかな印刷用紙などは紙ゴミとして、紙製の袋にまとめるか、紐で綴じて、ゴミ収集場に決まった曜日に持参します。
燃えるゴミは袋を結ぶだけで良いのに対し、紙ゴミは紙袋の用意や、紐やハサミを使ったり、個人的にはハードルが高いと感じていました。
でも、紙ゴミを燃えるゴミの袋に入れるために、いつも少し罪悪感があり、何かいい仕組みはないかなぁと探していました。うちではキッチンに紙ゴミ用の紙袋を置いていますが、紙袋自体も目立ちます…。
チューハイを冷蔵庫に入れているときに思いついた!
わが家では缶ビール・チューハイは週末に2~4缶のペースで減る程度。月に2回くらい6缶パックを購入しています。
缶をまとめているこの紙パッケージも「紙ゴミ」ですよね!
ある日、買ってきたチューハイを冷蔵庫に入れていると、子どもが学校からプリントをたくさん持ち帰ってきました。
チューハイの紙パッケージを畳みながら、そのプリントを受け取ろうとしたとき、「これ、もしかしてピッタリなのでは?」と思ったのが始まりです。
A4サイズがちょうど良く収まる!
頭の中のイメージでは、ぴったり、もしくはブカブカかな?という感じでしたが、息子から受け取ったプリントをそのまま紙パッケージに差し込んでみたら…絶妙にちょうど良い♡
ピッタリすぎると、紙ゴミが溜まるにつれ入れにくくなってストレスを感じます。ちょうどいい余裕があって紙ゴミをどんどん入れやすいと感じました。
「紙袋」を置く必要がなくなった!
以前は玄関の近くに紙ごみを入れる袋を設置して、その都度持っていったこともあります。でもやっぱり、わが家では紙ごみの大半がキッチンで発生します。
例えば、商品パッケージ(カレールーや中華系調味料の箱、缶の帯も)、子どもが学校から持ち帰るお手紙(ほとんどが紙)、郵便物の封筒、ハサミも冷蔵庫に貼っているので商品タグを切るときもキッチンです。
強いて言えば、通販の梱包材として使われている紙とトイレットペーパーの芯はキッチン以外で発生しています。これらは子どもが工作好きなので廃材として別に管理しています。
ゴミは見せたくない…でも薄いから隠せる!
この紙パッケージを使うメリットは、何と言っても「紙ごみを薄く収納しつつ目立たずにキッチンで管理できる」ということ!
子どもの学校関係のプリントや、家計簿や医療費の領収書など何度も試しましたが、私はキッチンから紙を取り除くことに成功しておらず、同時に紙ごみの収納場所が必要だと感じています。
紙袋を置くと掃除のときに邪魔だし、紙袋いっぱいに溜まるまで長期間かかる…。
でも、お酒6缶パックの紙パッケージなら、薄いので挟むだけ!キッチンの隅にあるファイルボックスと壁のすき間に置いておき、ある程度、溜まったら紙袋に入れて紙ごみの日に出しています。
※6缶パックの紙パッケージは種類によっては燃えるごみに分別されることもあるので、お住いの自治体のルールに従って捨ててくださいね。
個人情報を含むものは切り刻むか、消す!
ゴミとは言え、捨てるときに注意したいのが、学校の手紙や郵便の封筒、病院の領収書などに印字されている個人情報。それらは切るなり消すなりしてから紙ゴミとして出すように注意しています。
シュレッダーにかけてしまうと、資源ごみとして紙ごみ回収の日に出せない市町村も多いので注意が必要ですね。
まとめ
収納の動線といえば、ついつい使う物ばかりを考えてしまいがちですが、実は「ゴミ」の動線も重要な要素です。ゴミの分類が年々厳しくなり、ゴミ箱が増えてしまったというお話もよく耳にします。
そもそも、「家のどこにどんな仕組み(ゴミ箱)を置いたらスムーズに捨てられるか?」と考えることも「家事を減らす」、そして「ゴミを減らすこと」を考えるヒントになるのかなと思います。
お酒の6缶パックを購入される方、ぜひ試してみてくださいね♪
※6缶パックの紙パッケージは種類によっては燃えるごみに分別されることもあるので、お住いの自治体のルールに従って捨ててくださいね。
文・写真/ライフオーガナイザー®とめ(伊藤智子)
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