家づくりのサイトでよく目にする「ローコスト住宅」というワード。
興味を持ったかたも多いのではないでしょうか。
ここでは「ローコスト住宅とは?」という基本のキの話から、ローコスト住宅を建てるときに知っておきたいこと、ローコスト住宅の依頼先選び、ローコスト住宅を建てたかたがたの体験談や失敗談、実際のローコスト住宅実例など、おすすめの情報を一挙にまとめました。
ローコスト住宅ってなに?
そもそもローコスト住宅とは、どんな家のことを指すのでしょうか。
「ローコスト」とは費用が安いこと。つまり「安い建築費で建てた家」のことを「ローコスト住宅」と呼んでいます。
とはいえ、「どのくらいの価格の家ならローコストと言えるの 」「みんなも実際にローコスト住宅を建てているの 」「“ 安かろう悪かろう" にはならないの 」などなど、分からないことも多いはず。
ローコスト住宅についての基本的な知識はこちらの記事でまとまっているので一読を。
ローコスト住宅を建てた先輩たちへのアンケート結果や、ローコスト住宅のメリット& デメリット、ローコスト住宅の代表的な間取り、ローコスト住宅の成功実例など、「安くていい家を建てたい! 」ファミリーには必見のコンテンツです。
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ローコスト住宅が人気の理由は?ローコスト住宅のメリット
ローコスト住宅のメリットは、ずばり「安いこと」。
やはり誰でも「質がよくて安いものが欲しい! 」と願うものですよね。
家も例外ではなく、「少ない予算で満足できるものを手に入れたい! 」と希望する人が多いため、このメリットに注目が集まるのでしょう。
ローコスト住宅ならローン返済の負担が軽くてすみ、マイホームでスタートさせる新生活にもゆとりが出るはず。
また新築時はシンプルなローコスト住宅を建てておき、将来、家族構成や暮らし方が変わったときにリノベーションするというスタイルも人気です。
どうして低予算で家が建つの?超ローコスト住宅のカラクリ
一般的なローコスト住宅といえば、30坪くらいの広さで1500万円くらいのイメージでしょう。
ところが、ローコスト住宅の中には、工事費が1000万円以下といったような「超ローコスト住宅」もあります。
どうしてこんな金額で家が建てられるのか不思議ですよね。
以下の記事では、超ローコスト住宅がどんな仕組みでつくられているのか、そのカラクリを住宅のプロが詳しく解説されています。
超ローコスト住宅を手がけている会社や、安さの秘密、超ローコスト住宅を選ぶときの注意点など、超ローコスト住宅にまつわる疑問や不安が一挙に解決されるはず。
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ローコスト住宅のデメリットや問題点
家を建てるなら安いほうがいいけれど、住みはじめてから後悔はしたくないもの。
ローコスト住宅にありがちなデメリットや問題点は、ぜひ事前に知っておきたいところです。
当然のことながら、ローコスト住宅には、贅沢に予算をかけた住宅とは違う点がたくさんあります。
たとえば、建築費を安くしたいがために床面積を小さくすると、当然ながら生活スペースが狭くなります。
設備機器でコストを抑えると不便な生活をおくることになりえますし、安い建材を使うとメンテナンスが大変、などなど。
こうしたデメリットや問題点を知っておき、「うちにはこれで十分!」「これなら妥協できるかも!」というポイントでコストを落とすのが、理想的なローコスト住宅といえそうです。
この記事の後ろの方でご紹介する「ローコスト住宅の体験談・失敗談・口コミが知りたい! 」でも、ローコスト住宅のさまざまなデメリットや問題点に気づかされるはず。
家が完成してからの暮らしのイメージを思い浮かべながら、デメリットにどう対応するかをあらかじめ検討しておくのが得策です。
↓注文住宅で家を建てたSさんの体験談を見る↓
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ローコスト住宅を検討する上で注意すべきポイント
ローコスト住宅を建てるときに気をつけたいポイントや注意点を、こちらのリンクにまとめました。
もっとも注意したいのは、何といっても建物の安全性。また設備・建材のクオリティやプランの自由度についてのほか、「オプション費用がかかるとかえって高くなる!」「絶対にコストを落としてはいけない部分は?」など、見落としがちな要注意ポイントにも触れているのでぜひ参考にしてください。
2017.03.09インターネットで「超ローコスト住宅」と検索すると、1000万円を切るような商品が続々とあらわれます。そこで浮かんでくるのが「どうしてこんなに安いの? 」「こんなに安くて大丈夫なの? 」という疑問。「ローコストなハウスメーカ...続きを見る
ローコスト住宅ってどんな家が建つの?実例や間取り例を写真でチェック!
ローコストでどんな家が建つのか、実際の成功例を見てみましょう。
ご紹介するのは、約2,000万円という予算で家づくりに成功したMさん。
凹凸のない箱型の総二階、部屋数をしぼって間仕切りを減らす、オープンなLDK など、参考にしたい工夫が満載のお宅です。
総二階+間仕切りの少ないプランで1000万円台のローコスト住宅を実現!
神奈川県・Mさん宅
凹凸のない長方形のプランを選び、1 ・2 階の床面積をほぼ揃えた総二階にしました。
屋内の間取りは、1 階も2 階もワンルームのみ。
間仕切り壁や建具にかかるコストを抑えています。
DATA
家族構成・・・夫婦
敷地面積・・・123.60㎡(37.39坪)
建築面積・・・39.74 ㎡(12.02坪)
延べ床面積・・・76.69 ㎡(23.20坪)
1F39.43 ㎡+2F37.26 ㎡
構造・工法・・・木造2 階建て( 金物構法 )
本体工事費・・・約1890万円
3.3 ㎡単価・・・約81万円
設計・施工・・・ピーズ・サプライ www.ps-supply.com
外観
外壁材の使い方にも工夫して、道路側だけ左官材( ジョリパット )で仕上げ、ほかの3 面にはそれより安価なガルバリウムを採用しました。
DK
キッチンとLDの間はカウンターだけのオープンな造り。
壁で囲うよりローコストなうえ、暗さや閉塞感、孤立感がないというメリットも生まれました。
リビング
ソファの背後のスペースは、壁を立てれば個室になる仕組みです。
いずれ子どものプレイルームなどが必要になったときに仕切る予定だそう。
寝室
1 階の寝室も、現在は広々としたワンルームになっています。
将来は中央で2 部屋に仕切れるよう、照明や廊下側のドアはそれぞれのスペースに用意しました。
ローコスト住宅の間取りを考えるときのポイントは?
建売住宅やメーカーの規格( 企画 )プランではなく、自由設計でローコスト住宅を建てるときは、どんなポイントを押さえておけばいいのでしょうか
こちらでは、ローコスト住宅の間取りのポイントを徹底解説。
外観をシンプルにする、間仕切りを少なくする、水回りをまとめるなど、どんな家づくりにもあてはまる間取りのコツをまとめてあります。
おしゃれなローコスト住宅実例にも注目を!
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ローコスト住宅が建てられる住宅会社と選び方について
実際にローコスト住宅を建てようと思ったとき、たくさんある住宅会社の中からどこを選べばいいのか、迷うところですよね。
こちらではローコスト住宅メーカーの選び方についてご紹介。
ハウスメーカーの手がける住宅では、どの程度のグレードならローコストなのか、ローコストにできる理由は何なのか、どんなポイントに注意して依頼先を選べばいいのか、などを解説しています。
2017.03.08家づくりで最初に突き当たるテーマといえば、やっぱり依頼先選び。なかでも「低予算で納得のいく家を建ててくれるのはどこ? 」「たくさんあるメーカーの中から、どこを選べばいいの? 」といったお悩みがよく聞かれます。ここではローコ...続きを見る
ローコスト住宅の体験談・失敗談・口コミ
初めて家づくりを検討している人にとって、やっぱり参考になるのは、実際の体験者の口コミですよね。
「ローコスト住宅を建てたらここが失敗だった! 」「ここにはもっと予算をかけておくべきだった! 」というような、先輩たちの失敗談や口コミは、“ ころばぬ先の杖" として役立てたいところです。
もちろん、「ローコスト住宅だけどここがお気に入り! 」「こんなコストダウンアイディアが効いたよ! 」などの成功談も多数。コストを落としたポイントや、反対に予算をかけたポイントなどをぜひ参考にしてみて。
まとめ
ローコスト住宅は理想でも、安さだけを追求してしまうと、安全面に不安が残ってしまうなど、あとあと「ここは失敗だった! 」と後悔することになりかねないようです。
安い家を建てるにはそれだけ工夫が必要なことを知って、ローコストでも満足できる家づくりに役立ててくださいね。
★リフォームを検討される方はこちら
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