意外にも場所をとるのが駐車スペース(車庫)。一戸建てを建てる際は、駐車スペースを設けることがほとんどですが、具体的にどのくらい必要か、という目安がわからない方も多くいらっしゃることでしょう。そんな車庫まわりのプラニングを解説します。
駐車スペースに必要な広さと場所
車種によってサイズは若干異なりますが、中型車は、幅1.7m、長さ4.8m前後が一般的です。必要な面積は、人が車のドアを開けて乗り降りしたり、車の脇を歩いたりすることを考慮して決めましょう。
駐車スペースの場所は、前面道路との関係で決まりますが、玄関に出入りする人の動線を横切らない位置につくるのが理想的。狭い敷地では、玄関ドアのすぐ近くが駐車スペースになる場合も。
そんなときは、玄関ドアを引き戸にすると、扉が車体にぶつかることがありません。
空車時でも見栄えをよくする
道路脇につくることの多い駐車スペースは、人目にふれる場所。そのため、外観との調和も大切です。
コンクリートの床では空車時には殺風景。一部に枕木やレンガを埋め込んだり、タイヤの当たらない位置にタマリュウなどの日陰に強い植物を植えたりすると、ナチュラルな雰囲気に。
駐車スペースと人が通るアプローチを兼用するなら、人の通路をレンガ、駐車スペースをコンクリートにするなど、人と車が利用する部分を区分けしてもいいでしょう。
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