こんにちは、ズボラ系家事コツ研究員の小町ねずです。
マーガリンやバターの空き容器、捨てたらもったいない!こうすれば意外なほど使いやすいんです♪
秋から冬にかけて楽しめる柿、そろそろ終了の時期ですね。でも、おすそ分けで大量にいただいたり、箱買いした柿がまだ残っているというかたもいるのでは?
そのままでおいしいですが、食べ続けていると飽きてしまうのが正直なところですよね。
そこで今回は、柿の意外な食べ方をご紹介します。
簡単に作れるのに、めっちゃうまい!柔らかくなった柿もおいしく最後まで食べられる驚きの一品に変身しますよ。
簡単に作れてトロうま!柿プリンの作り方
今回作るのは「柿プリン」です。JA全農岐阜が2020年11月15日にTwitterで紹介したところ、そのユニークさから話題となりました。
プリンと言っても、コンロもオーブンも使いません!特別な材料も一切不要で、お菓子作りが苦手な人でも簡単に作れますよ。
【材料】(柿1個・2人分)
・柿……1個
・牛乳……柿の1/2の量
え?これだけ!?と驚きますよね。なんと、柿と牛乳だけで作れるんです!
【作り方】
①柿の皮をむいて種を取り除き、適当な大きさに切ります。
柿を計量し、柿の1/2の量の牛乳を用意します。今回は柿(正味)160g、牛乳80mlで作りました。※柿は全てを使わず、トッピング用に少量残しておくのがおすすめ。
②柿と牛乳をミキサーやブレンダーで撹拌します。
柿が甘く熟していれば必要ありませんが、お好みで砂糖やハチミツ、練乳などを加えてもOK。
気泡ができるくらい、滑らかになるまで撹拌してくださいね。
③容器に入れてラップをし、2~3時間程度冷蔵庫で冷やします。作業はこれだけ!
冷蔵庫から取り出した状態がこちら。
トッピング用の柿をのせたら完成です。
【実食】柿プリンはどんな味?
撹拌直後はトロトロの状態でしたが、冷蔵庫で冷やすとちゃんと固まっています。
「固まっている」と言っても寒天のようなミッチリとした感じではなく、トロッとした食感。口の中に入れると、ふわっと崩れていきます。
スムージーをしっかりさせたような感じで、食べやすい仕上がりです。
柿の甘さと牛乳のミルキーな味わいが混ざり、これは立派なスイーツ!柿の風味が穏やかになるので、柿がちょっと苦手というかたもおいしく食べられるはずです。
今回は完熟の富有柿を使ったため砂糖不使用で作りましたが、十分な甘さがありました。砂糖の摂取を控えたい方にもおすすめです。
なんで柿と牛乳だけで固まるの?
柿と牛乳を混ぜただけなのに、なぜ固まるのか不思議ですよね。
その秘密は、柿に含まれる「ペクチン」にあります。JA全農岐阜のTwitterでは、「柿のペクチンと牛乳のカルシウムで固まる」と伝えていました。
これは、おなじみの「フルーチェ」と同じ現象なんです。
ちなみに、加工乳や豆乳などで作るとうまく固まらないことがあるので、気をつけてくださいね。
ちなみに今回は、ちょっとゆるめの仕上がりでした。
柿の品種や個体、牛乳の成分などで固まりやすさが変わるようです。固まりにくいときは、牛乳を減らして作ってみてください。
ドロドロで固まらなかった場合は、凍らせてシャーベットにするのがおすすめ。シャリシャリとして、こちらもおいしいですよ。
柿プリンは素朴な和スイーツ
柿プリンは、ミキサーさえあれば簡単に作れるので、普通の食べ方に飽きたかたにぴったり!ひと味違う柿のおいしさを、ぜひ味わってみてくださいね。
写真・文/小町ねず
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