みなさんこんにちは、暮らしニスタ家事コツ研究員のTです。
今年もジメジメとした憂うつな季節…そう、梅雨です!私たち主婦にとっては洗濯物も乾かず、食べ物も傷みやすくなり、家事の負担が増えるばかり!
さらに、この時期、どこからかコバエがやってきて本当に厄介。梅雨のわずらわしさが倍増する憎きコバエ…。
そこで、コバエ退治の裏技がないか調べてみると、ペットボトルで簡単に、コバエキャッチができることを発見!早速試してみました。
コバエはどこから来るの? 熟した果物の香りが大好き⁉
コバエは俗名。発生場所等によってその正体は異なります。お風呂場などに出るコバエはチョウバエ、キッチンやゴミ捨て場などで発生し群れなすコバエは主にショウジョウバエの仲間なのだそう。なんと世界に2500種、日本国内でも約250種も!
主な発生源としては、台所の生ゴミ、汁気の多い生ゴミポリバケツ、腐敗した植物質のゴミ、野積み野菜、自家製味噌、糠味噌、熟し切った果物、カブトムシやクワガタムシの飼育箱など。
言われてみると、熟したバナナのそばにはコバエが寄ってきている!?
コバエの習性を生かした「コバエキャッチ器」を作ってみた!
台所や部屋にでてくるショウジョウバエは、発酵した匂いが大好き。特に台所にある調味料、めんつゆや、お酢、黒酢などに惹かれるようです。
めんつゆなら家にもあるけど、そこは家事コツならでは! 使わずに余っていた「たれ」を使って代用し作ってみます。
【材料】
・500mlペットボトル(炭酸が入っているしっかりしたもの)…1本
・穴をあけるキリや画鋲など
・カッター
・丸いボールペン
(中に入れる液)
・あまったたれ(てんつゆと納豆のたれ、たたきのたれを使いました)
・黒酢:たれと同量 (普通のお酢でもOK)
・台所用洗剤…数滴(表面張力を失くすため)
【作り方】
1)匂い穴をあける。
ペットボトルの半分より下、下から約4~5センチぐらいのところにキリや画鋲で「匂い穴」をポチポチ、10個ほど開けます。
このとき、気を付けなくてはならないのは、コバエを寄せつけるための匂いを出す穴なので、コバエが出入りできる大きさにしては逃げてしまうのでNG。コバエよりも小さい穴をあけるように!
2)コバエの入口穴をあける。
1)で開けた匂い穴の少し上にカッターで十字に切り目を入れます。写真ではわかりやすいようにマジックで×印をつけています。この穴もペットボトルの半分より下側に開けるように注意!
コバエは下から上に上がっていく習性があるので、上のほうに穴があると逃げていってしまいます。ペットボトルが硬いので切り込みの加減が難しいです。切りすぎてしまわないように。4か所ほど、切り込みを入れます。
3)切り込みを入れたところにボールペンを刺して、丸い穴を広げる。
コバエが入ってくるための穴を開けます。丸いボールペンの先でペットボトルの内側に押し広げます。
4)たれと酢を混ぜてペットボトルに入れ、最後に洗剤を入れる。
たれと酢をペットボトルにこぼさないように気を付けて入れます。最後に台所用洗剤を少しだけ入れてフタをしめます。これは、たれの表面張力を失くすため。たれの中に落ちたコバエが溺れて、逃げられなくなります。
完成!こんなに簡単なのに効果ばつぐん!
コバエキャッチ器を台所などコバエが気になる場所に置きます。
写真では省略しますが、台所に置いて数時間後、スイカの皮に集まっていた数匹のコバエがすべてペットボトルの中にダイビングしていました。これから暑くなるにつれ、増えるだろうコバエもこれで安心です!
ちなみにお風呂場や、トイレなどの水回りで見かけるチョウバエ退治には、排水口に熱湯や、氷を置くのが効果的なのだそう。こちらも今後試してみようと思います。
まとめ
いかがでしたか? 殺虫剤を使わないので、ペットがいても安心です。余りもののたれでも効果があったので、めんつゆだとさらに効果が高まるかも?みなさんもぜひ試してみてください。
写真・文/龍タラ
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