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コラム

“子どもの金銭感覚”どう育てる?おねだり・こづかい・貯金…

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“子どもの金銭感覚”どう育てる?おねだり・こづかい・貯金…
どの家庭でも頭を悩ませる、子どもに対する「お金のしつけ」。
金銭感覚は身につけてほしいけれど、任せっぱなしにもできない…、かといって厳しすぎるのも反動がきそうなどなど、判断に迷うことも多いのではないでしょうか?

そこで、子どものいる主婦100人に「我が家のお金事情」について聞いてみました。

子どもからおねだりをされたとき、どう対応していますか?

どちらかというとすぐ買い与えるほうだ     6%
納得できる理由があれば買ってあげる     39%
できるだけ買わないようにしている      44%
その他                   11%


おねだりをされたとき、ほとんどの人は「納得できれば買う」「できるだけ買わない」と回答。
大多数の家庭で、“おねだり”されずとも必需品は買ってあげているはずなので、それ以外のものをおねだりされたときには、これが妥当な回答といえるのかもしれませんね。
「ねだられると面倒になって、すぐ買ってあげてしまう」という反省の声も少なからず聞かれました。

おこづかいに対するあなた(親)の基本的な考えは?

・「今のうちに“無駄づかい”をしたり、“失敗したなぁ~”という思いをたくさんして、将来収入に見合う生活のできる大人になってほしい」(男13才、女10才)

・「お金の貸し借りはトラブルの元なので、基本的にはNG。どうしても理由があって借りてしまったときは、たとえ1円でも即返すことを教えています」(女14才、女11才)

・「おこづかいといえども両親が働いて得た大切なお金であることと、自分で稼ぐようになったら自由に自分のお金を使おうね、と話しています」(男15才、女12才)

おこづかいを通して、「お金に対する態度」を教えるという家庭が多いようです。
貸し借りのトラブルは子どもが低学年の頃はよくある問題なので、家庭でしっかり言い聞かせておく必要があるよう。
お友達に何かをおごったりするのもトラブルの元になる可能性があるので、あまりたくさんお金をもたせない、というのも大事なことのようです。

高額なものを要求されたときはどう対処しますか?

・「泣こうがわめこうが、誕生日やクリスマスまでひたすら我慢させる。大人がそれでおれたら、子どももねだればOKと思ってしまうので」(女7才、男4才)

・「子どもの話を真剣に聞いたうえで、それを買うにはどれくらいのお金が必要か実際に現金を出して見せると、『家族でディスニーランドに行けるね』と考え直します」(女8才)」

・「DSの本体を盗まれてしまい、『買って』とねだられたけど、『買えない』と貫き通したら、ひたすらお手伝いでお駄賃を稼ぎ、半年後に自分で購入した」(男9才、男5才)

高額なものに関しては、ほとんどの家庭で無条件に買い与えることはないよう。
子どもといえども、「どれだけお金がかかるか」「それはどうして無理なのか」など、説明すれば納得するようですね。
自分のお駄賃でがんばって買う体験も、将来のためにはものすごくプラスになりますよね。

おこづかい帳をつけさせていますか?

はい     45%
いいえ    55%


始めのうちはつける気満々だったのが、忘れがちになって尻すぼみに…というご家庭もあれば、きちんとつけて収支が合わないと次のおこづかいがもらえない、という厳しい家庭もあるようです。
低学年のうちは金額が少ないこともあって、おこづかい帳をつけさせている家庭は約半数にとどまりました。

お金にまつわる失敗エピソードはありますか?

・「友達とゲームセンターでカードゲームをした息子。息子はやめたかったのに、友達に『もっとやれ』と言われて全額使ってしまい、帰ってくるなり大泣きしていました」(男13才、女10才)

・「お年玉は子どもの通帳に貯金していますが、その額を教えたら高額に驚き、すっかり金持ち気分に…・何かあるたび『貯金で買う』と言われて困る~」(女8才)

・「おこづかいをあげていたのに、内緒で祖父母からも毎月1000円のおこづかいをちゃっかりもらっていた子どもたち。もちろん、貯金させました」(女9才、男7才)

小さい頃からおこづかいを持たせて金銭感覚を養うことで、「我慢する心」や「自立心」も育つといいます。
また、おこづかいの値上げや欲しいものを交渉することで、プレゼン能力が身につくという考え方も。

「友達同士でお金の貸し借りはしない」「祖父母からもらったお金は親が預かる」など、大まかなルールを決めたら、ある程度子どもに判断させるのもよい勉強になるかもしれませんね。

文/吉田直子
※出典:雑誌『Como』(主婦の友社)/「気になる子どものこづかい 夫婦のこづかい」より
写真© chihana - Fotolia.com
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